東京大学医学部家庭教師研究会 東大医学部生、東大理3生が、成績の上がる勉強の方法を教えます

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合格体験記01

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細田先生の理III合格体験記
目次

1.合格体験データの裏側。陰謀論‐自分専用の信頼度の高いデータを抽出する方法。
2.模擬試験と本番入試の決定的な違い‐模試で良い点数、悪い点数を取っても一喜一憂する必要がない理由
3.過去問から見る作問の現状‐模試と本番入試がまったく違う理由。
4.吉永賢一がたどり着いた先輩たちがやりこんだに違いない今では考えられない意外な教科とは。

5.受験戦争真っ只中の吉永氏が予備校に通った2つの理由‐1つ目の理由はほとんどの受験生に当てはまります。2つ目は吉永氏ならではの理由です。
6.鉄緑会が勢力を伸ばし続ける由々しき理由‐独学情報の減少が避けられない参考書問題。
7.点数計画のコスト・リターン
8.細田先生の現国・古文・漢文、勉強法。

9.細田先生の数学勉強法‐オリンピックレベル、ヨーロッパ貴族スタイル
10.理Vを受ける人は〇〇を計算問題に使え!!
11.東大同日入試でまさかの40点。そして、たどり着いた無の境地。
12.細田先生、吉永先生が共通して活用した数学参考書

13.20年問題。新数学演習と東大入試の謎。
14.整数問題たった1つの常識。
15.パターンを覚えて、計算練習をやれば100ぐらい普通だ‐問題の見た目ではなく、数学概念レベルのパターン調査能力。
16.細田先生、物理・化学勉強法
17.細田式熟成ソリューション‐時間を利用した問題解決ノウハウ。
18.吉永賢一のお風呂で勉強する具体的なステップ‐ヘロヘロになって、本はペコペコになるので、自己責任でお願いいたします。

19.細田先生の化学勉強法‐受験は〇〇観にとらわれたら負け。
20.細田吉永の共感、物理参考書
21.東大とすっ飛ばし問題
22.細田式英語リーディング100連発‐ネット、プリンター、ホッチキス、テープを用意して下さい。

23.電子辞書付録の活用‐細田先生の英単語・熟語暗記法
24.合格発表当日…

吉永:
僕は特に田舎だったから、まわりに受かってる人が、全然いないんだよね。でもデータハウスとかエール出版。まだ僕のころはデータハウスは出始めで量がなかったから、エール出版の合格体験記がもっと前からあったんだよね。理Vばっかりじゃないけど。エール出版を読んで、データハウスを読んでって感じ。

細田:
僕もまわりにそういう人がいなかったんで、そういうのを頼りにしてたんですけど。みんな鉄緑会(東京大学受験指導の名門)とかで、鉄緑会の何とか先生、何とかテキストがいいとかっていうの書いてて。

吉永:
そう。途中からそうなっちゃったんだよね。はじめはみんな色んな予備校とか参考書だったんだけど、途中からもう鉄緑会。鉄緑会、鉄緑会って。

細田:
中学から鉄緑会に行ってるっていうような。あんまその辺は参考にならなかったんですけど。中には少数派ですけど、鉄緑会行ってなくて、独学でやってたみたいな人がいたんで、そういうコメントを読んで、ちょっと実践しました。

吉永:
細田さんは基本独学で。だから合格体験記で、自分に合いそうなところを抽出して、そこを参考にしたってことだよね。「鉄緑の何とか先生が良い」って言っても、通ってないと参考にならないからね。その先生の何が良くて、こういう教え方が良かったまで書いてあれば使えるけど。

細田:
それでも体験しないと。やっぱりわからないです。

吉永:
わからないよね。その抽出は大事。

細田:
キレイ事言ってるかもしれないんで。

吉永:
情報の信頼度をチェックして、すばらしいね。でもそれすごいあり得るよね。本のスポンサーなってるかもしれないしね。っていうか、途中からたぶんなってるから。あの素晴らしい頻度は。っていう感じがしますけど僕も。

細田:
そう思いました。

吉永:
細田先生は公式メルマガで去年ちょっと登場してるので。去年物理の話とかして。

細田:
そうですね。

吉永:
みんな「あの人はどうなったんだろう。」って思ってると思ったので。

細田:
けっこういろんな人が見るんですか。

吉永:
いろんな人が見るね。受験生はほとんど見てないけど。僕のメルマガ読んでる人は大人が多いから。

細田:
ビジネスのかたとかですか。

吉永:
なんだろうね、僕の本の読者って感じで、いろんな人がいるね。公務員の人もいるし、サラリーマンの人もいるし、専業主婦の人もいるし、起業してる人もいるし、学生も、むしろここ何年かで、ちょっと若い人が増えてきたって感じなんだよね。もともと僕は大学受験の勉強法の本を出してるんだけど。もしかしたら、昔は高校生はパソコン持ってなかったのかな。理由はわからないんだけど。大学受験の勉強法の本にも関わらず、メルマガの読者は初めから大人中心。
東大入試は無事合格したってことで。おめでとうございます。どうでした本番は。

細田:
本番は、模試とくらべて。模試では時間内に終わらないとか、難しくて解けない問題は、ほとんど全く無くて、それは自信があったんですけど。

吉永:
全く無い。いいね。模試の方がどうしてもパターン問題出るからね。

細田:
ミスがかなり多くて。例えば物理とかだったら、最初の問題文の条件とかを読み飛ばして、全部崩すとか。例えば、万有引力の問題とかで、万有引力定数値を使わない問題とかってあるじゃないですか。地球の重力で考えるやつとか。そういう系の問題を、最初の前提条件を無視して、使っちゃいけない文字を使ったり、登場していないものを使って、もう最初から全部崩して。0点ってことが、多々あったんですけど。

吉永:
それは本番ならもしかしたら点もらえるかもね。模試だとバツだけど。

細田:
本番はわりと親切というか。そういう最初から吹っ飛ばすような問題とか無かったんで、だったらいけるかなって思って。そんな感じですね。

吉永:
本番と模試の違いを解いて、体感したって感じだよね。僕もけっこう体感して、たとえば駿台の東大模試って、駿台のテキストの類題が出てるから、駿台の東大コースに行ってる人は偏って、実際よりいい結果が出ちゃうよね。類題が出るからどうしてもあるよね。たぶん作問者が一緒なんじゃない。

細田:
河合とかもそうなんですか。

吉永:
河合はちょっと照合してないけど。もしスタッフが一緒だったら、よっぽど作問能力が高くないと、たぶんどうしてもそうなっちゃうんじゃないかな。同じ人が問題作ってたら似ちゃうと思うんだよね。たぶん東大の出題は、一人じゃないと思うんだよね。知らないんだけど。

細田:
教授が1年かけてやってるんですか。

吉永:
と思うよ。それかもう、1年間よりも前から溜め問題とかもあるんじゃない。きっとだけど。

細田:
「今年は出さないでおこう。」っていう。

吉永:
ストックもあるんじゃないのさすがに。推測だけどね。そんなギリギリで「今年どうしようかな。6題もあるよ。」とか言って、「何々先生お願いしますよ」とかって、たぶんやってないと思うんだよね。いっぱい教授の先生もいるしね。予備校とかとは体制が違うっていうか、テキストと模試が無いっていうのは大きいよね。本番だけでいいから。出すべき問題数が全然違うじゃん。模試なんて、なんちゃら模試、なんちゃら模試とか言って、すごいあるから大変だよね。問題作ってたらどうしても疲れちゃうよね。

細田:
採点し終わったら、また考えないといけない。1週間、2週間くらいしかない。

吉永:
じっくり1年とか。もしかしたら、担当が順繰りにくるとしたら、一人の先生が1年分の1問とか考えるのに何年かとか使えるかもしれないじゃん、東大とかはね。これ全部推測だから事実は知らないんだけど。だって明らかに過去問って練りこんである感じじゃん。ぐちゃぐちゃしてないっていうか。僕の感触ではやわらかな雰囲気だよね。解けると妙に簡単なんだけど。突っかかるとなんか手がつかない傾向が東大は多いから。良いの出すなって思って。
 センター試験も始まった時には、東大っぽいなって思って、すごい好感度高かったんだよね。センター試験はじまったときは、共通一次からセンターに切り替わった時だね。僕は切り替わったときがぴったり同じか、現役中のどちらかかそんな感じで。とにかく僕が受かったときにはすでにセンター試験が始まってたね。合格時はちょうど切り替わった時期で、出題がすごくいいって思って、「マークシートなのに、こんないい問題出せるんだ」ってけっこう感動して解いてたんだよね。最近過去問解いてると、模試みたいだなって思って。何十年もやってるうちに。どうしちゃったんだろうね。初期の人いなくなっちゃったのか、理由はわからないんだけど。僕は何十年分か解くと、センターはすごい出題の雰囲気の差を感じる。もしかしたら、私大とか途中から使うようになったから、ひょっとすると傾向を変えたのかもしれないけどね。点数分布をきちんと出すために。僕の印象では前はすごい東大ぽかった、選択肢なのに。だから、すごい工夫してるなって思って。

細田:
東大の中でも、なんか90年代とか2000年代とか、理系科目において問題が違うというふうに感じたですけど、そうなんですか。

吉永:
僕も思った。90年代の方が数学とかめんどくさいし。ちょっと経ったら、「こんなんでいいの」みたいな時期が来て、「どうしたんだろう、数学みんな平均点下がっちゃったのかな」みたいな感じで。理由はわからないんだけど。だんだん簡単になってきたなって思って。

細田:
2000年入ってから、わりとパターン化された問題が増えてきたっていうか。解きやすくなりましたね。

吉永:
そうだよね。センターもそうなって、東大もそうなって、何があったんだろうって感じ。

細田:
もうネタが尽きてしまったんですかね。

吉永:
たぶんネタが尽きたか。選び方を変えたかじゃない。

細田:
だから推薦制度が出来始めてきた。

吉永:
かもしれないよね。本当ここらへんは、ひたすら推測なんだけどね。実態は知らないんで。問題とかから推し量ってるだけなんだけど。結局東大受ける人とかって、過去問研究してるじゃん。数学20年分解いたり、数学50年分解いたり。けっこう何十年分も収集すると、昔の国語の問題とかわけ分かんないからね。物理の問題も相当変わるんだよね。すごいさかのぼっちゃうと。僕も何十年分かやってて。昔の物理は範囲が違うから、当時は角運動量とかがまだ範囲内だったんだよね。

細田:
今のは新課程って感じなんですか。

吉永:
新課程も何回か変わってるから、その頃から見てると、だいぶ変わった感じで。昔の国語の漢文とかむずくて。「このころの高校生は漢文やり込んでたに違いない」とか思って。

細田:
最近の漢文は簡単なんですか。

吉永:
すごい昔のと比べちゃうとそうだよね。すごい昔のって本当に漢文って感じだから。僕が受けてる時の90年台の漢文は今みたいな感じ。何十年分も収集して解いたときの話。解く必要ないんだけど、単にマニアックだから、5年分とか10年分で良いと思うんだけど、「入手出来るだけ解いてやる」みたいな感じでやってて。だから古すぎる国語は手がつかなかったんだよね。「これは」と思って。で国語は余って勉強した感じだよね。「なに」って思って。今の入試には関係ないんだけど。

細田:
5年分くらいしかやってないんで、ちょっと。わからないんですけど。5年分の中にも難しい問題けっこうあったんで。

吉永:
受かるためには十分だと思うよ。出題形式がわかって、「だいたいこんなの出るんですね。」って雰囲気がわかればいいのと。結局最近の傾向がちょっと変わるだけだから。もし5年やるんだったら、50年前から45年前じゃなくて、やっぱり直近5年やるほうが絶対いいと思う。マニアはやりこんで、どんどんさかのぼっちゃうから。とにかく受かって良かったです。

細田:
本当良かったです。

吉永:
去年ももともと惜しかったんだよね。

細田:
すごい惜しいってわけじゃない。1点、2点で落ちましたっていうもっと惜しいって人がたくさんいるから。

吉永:
まあ、それはいるよね。ボーダーギリギリの人。

細田:
漢字1点の人とか。

吉永:
おしいね。あれが書けてれば感じだよね。しょうがないけどね。

細田:
凡ミスがかなり重要。凡ミスするかしないかがかなり重要。

吉永:
あっちこっちで凡ミスで、けっこう積み重なったら、デカイ点になるから。


細田:
急に本番でハプニング起こるってことも、けっこうあると思います。今年の化学も記号問題があって、問題文にはこの記号に丸つけたんですけど、問題文を回答欄に写し忘れてってやつがあったんですよ。ちょっとやばかったなって思いましたね。

吉永:
あれはやばいぞって思って。けっこうあったってことは大丈夫だったのかな。

細田:
化学は他で稼いだんだと思います。

吉永:
そっか。そこは点取れてないかもしれないけど、トータルだからね。すばらしいね。

細田:
トータルが高いってわけじゃないんで。

吉永:
独学でやったってことなんですけど、その独学情報が今、本当に減ってるんですよ。僕も独学系なんだよね。一浪中に代ゼミいったんだけど、ベースはもう完全に独学って感じ。ただあまりにも受験のことを知らなかったから、ちょっとビビっただけなんだけど。「これじゃいかん」と思って、「予備校に行こう」と思って行ったんだよね。行ったら確かに役には立ったんだけど。後から考えれば、そこまでビビらなくても良かったのかなって思ったんだけど。一応ビビって授業聞きに行って。1年の前半だけけっこう聞いて、後半はもう行かなかったんだけど。ノリがわかったから。ノリがわかったと思ったんで、「受験はこういう感じでやっていくのか」みたいな感じで。基礎的な知識と思考力があれば、プラス表面的な受験テクニックで受かるかなって構想して、だから高校【1113】って勉強して、一浪で予備校でテクニックをちょっと教わろうって思ったんだけど。

細田:
【1118】って感じなんですね。

吉永:
僕は自分で過去問解いてたから、そうやって計画したんだけどね。もうちょっとそこで自分で考えるのを捨てずにやればよかったなって思うね。表面的なことを考えると頭悪くなると思って避けてて、「表面的なことは予備校で教わればいいや」って思ったんだけど、そこも考えたらなんとかなったかなって後から考えると思うんだけどね。ちょっと恐れがあって、どうでもいいテクニックとかを考え出すのに頭使うのと頭悪くなると思って予備校行ったんだよね。べースは基本的に独学なんで。僕はもう何十年も前だけど。独学の勉強法の本って減ってる。あと参考書もやさしくなっちゃったしね。

細田:
問題の難易度がですか。

吉永:
昔よりはやさしくなったね。はじめからとか、わかりやすくとか、解説のほうが長いとか、キャラが載ってるとか、萌系とか、そんな感じのになっちゃったから。難しいっていうのが無いんだよね。それで鉄緑会に人が集まってるっていうのがあると思うんだけど。鉄緑会に行くと東大レベルに対応できる膨大な問題集を提供してもらえるっていうのがあると思うんだよね。だから、独学の情報がすごい減ってるんで、けっこう役立つと思う。

細田:
それでも物理の理論【1236】ご存知ですか。

吉永:
知ってる。知ってる。

細田:
それとか。数学演習とか、【1240】系数学とか、難しいって思ったんですけど。

吉永:
そうそう。あれは難しい参考書でまだ残ってるやつって感じ。

細田:
そうなんですか。昔の遺物みたいな感じなんですか。

吉永:
昔の遺物ではないけど、難しいの減っちゃったなって感じだよね。

細田:
それは依然として難しいランクに属してる。

吉永:
それは一応東大レベルだよね。もちろん。まだ売ってるかわからないけど、Z会の難系数学問題集みたいな。それはけっこう新しいんだけど。あれも途中から、ハイレベル何とかとか。代数はまだあると思うんだけど。代数あるよね、まだ。

細田:
あります。

吉永:
独学情報すごい減ってるんで。ざざっと話してもらえると、この全国の情報に飢えてる女子高生、男子高校生が「そうやれば理V行けるのか」って参考になると思うから。そのデータハウスの独学情報探してみたいな感じで。ババっとでいいんで、「こういう感じでやると独学でもいけるんだよ。少なくとも自分は行けたよ」っていうね。それを聞けたらなって思ってます。いいですか、順番に聞いて行っても。

細田:
はい全然だいじょうぶです。

吉永:
国語の現国はどんな感じってやったの。

細田:
国語の関してかなり手を抜いたっていうか。国語ってある程度の点数以上は伸びないっていうふうに自分で感じてたんで。それに時間をかけるんだったら、英語・数学・理科の三本に時間をそそいで教科した方がいいと思って。

吉永:
なるほど。コスト・リターンの考え方だね。

細田:
そうですね。

吉永:
10日勉強時間に対して、本番の得点アップ力で、どこに勉強時間を投入するかの判断だよね。

細田:
でも、僕はサボっていたというか、あんまやってないです。

吉永:
そっか。サボってるなりに何点ぐらい取れた感じ。

細田:
半分ぐらいですね。40ぐらい。

吉永:
半分ぐらい。ほとんど勉強してないって感じ。

細田:
そうですね。

吉永:
現国も半分くらい。

細田:
はい。現国も半分で、ほかも半分。

吉永:
別に本番では捨てないけど、勉強はしないみたいな感じ。

細田:
そんな感じになってましたね。

吉永:
古文、漢文は。

細田:
古文、漢文は一応センターとかあったんで。古文単語とか、漢文の句形とかは、一通りのことはやってるつもりなんですけど。なんか深く読み込んだとか、東大の過去問何回もやったとか、そういうわけじゃないです。

吉永:
古文単語は覚えるのに何使いました。

細田:
古文単語315(桐原書店)

吉永:
語呂で覚えるやつ。

細田:
語呂っていうかイラスト付きで。例えば「こうず」だったら工事の絵が書いてあって、「こうず」って「疲れる」って意味じゃないですか。工事の絵が書いてあって、こんな汗かいて疲れます、みたいな。

吉永:
そっか。それで連想して。工事で疲れるから、こうず、疲れるみたいに覚えやすくなってるような。315って少なめだよね。語数的にはセンター対策レベルだよね。

細田:
学校でもらったやつなんですけど。

吉永:
学校の先生が。「とりあえずもらったやつだし、まあいいからこれやっちゃえ」みたいな。そっか。文法は。

細田:
何もやってないです。

吉永:
何もやってない。学校の授業くらい。

細田:
学校の中3くらいのときに、ある程度助動詞の活用とか、一通りやったんで、それで全部覚えました。

吉永:
その中学の時の遺産みたいので、ずっと中学の時おぼえた助動詞の活用とか、訳語とか意味分類でも、大学受験までそのままいっちゃったって感じ。

細田:
そうですね。あんま忘れるようなことなかったんで。そのまま別に反復しなくていいかなって思って。

吉永:
おそらく学校の試験とかが定期的にあったからかな。本当に全然無かったら、たぶん3,4年経っちゃうと、けっこう抜けちゃうかもしれないもんね。あとは単語集の中にも例文があったりするから、そこでリフレッシュされてたかもしれないしね。単語集を読んでる時に、例文の中に助動詞出てくるじゃん。漢文は句法は何を。句法も学校のやつ。

細田:
句法は、わりといろんなやつを5個くらい使ってたんですけど。

吉永:
5個も

細田:
漢文サブテキストみたいな。

吉永:
そっか。古文よりやったんだね。

細田:
いや、パラパラ見てた感じなんですけど。

吉永:
たくさん使っただけか。

細田:
そうですね。全部同じこと書いてるんですけど、いろんなものに手を出して、反復効果になった感じですね。

吉永:
パラパラ見るっていうのは、漢文をとりあえず読んで、訳語とかとチラチラ照らし合わせながら見るみたいな感じなの。

細田:
いや、実際文章読んでなくて。句法だけ。その「なんとかすべからざるなんとか」ってやつを、句法を書いてあるやつだけを見てました。

吉永:
じゃあ、句法と読み下しを覚えてたのか。

細田:
そうです。

吉永:
そこに焦点絞ったのは何で。

細田:
それで対応できるかなって思ったんですけど。

吉永:
それは過去問とかを見て。

細田:
いや、見てないですけど。

吉永:
漢文の雰囲気を見て。みんなの勉強法とか、参考書の内容とか。

細田:
ある程度句法覚えておけば、その場で考えてできるはずみたいな。

吉永:
なるほど、漢字とかはやってないの。漢文用の漢字は。

細田:
やりました。少し。高校2年生ぐらいのときに。

吉永:
それは学校のやつ。

細田:
学校のやつ。学校の漢文句法必見みたいな本があって、そこで漢字を学んで。で、漢文サブテキストと、あと漢文ヤマの山っていう参考書で、句形と意味を覚えて両立しました。

吉永:
なるほど。じゃあ漢文用の漢字を学校でやって、句法は参考書でパラパラ見たと。基本的にはセンター対策なのかな。考えとしては。

細田:
そうです。

吉永:
センターの国語って何点くらい。

細田:
180です。

吉永:
けっこう取れてるね。どこで落としたの、20点。現・古・漢のうち。

細田:
評論1問、小説1問、漢文1問落としましたね。

吉永:
古文全部取れたんだ。すごいね

細田:
たまたまだったんですけど。

吉永:
それけっこう「やったー」って感じ。国語は点数読みにくかったわけでしょ。で、9割行ったわけじゃん。センターでとりあえず。

細田:
でも採点は簡単だったので。模試とかでは上げてて、安定してはいたんですけど。

吉永:
そっか。模試で点数取れてたから、とりあえずセンターはいいかなって、足切りは嫌でしょ。だって、足切り一番むなしいじゃんね。「そこで切られちゃうと」みたいな。切られちゃうと受けれないからね。で、国語でセンター9割とって、本番の東大は合格点がパーセント低いから。理Vもけっこう低いじゃん、理Vとはいえ。9割とかいらないから。まあ国語はとりあえず、下げ止まればいいやみたいな雰囲気だよね。

細田:
そうですね。

吉永:
計画としてはトータル80で、40取ればいいかなって感じ。得点計画はどんな感じなの。じゃあ国語40取って、数学、英語、理科の点数計画は。

細田:
そうですね。僕英語のリスニングが苦手だったんで、ここで点は取れないと思って。かなりもったいないと思うんですけど。

吉永:
それはやっぱ投下時間の問題。要するにちょっと勉強しても点数上がらないだろうから、ちょっと捨てようかなみたいな。

細田:
去年の半年くらいの影響で、積み重ねがものを言うような気がしてしまって。

吉永:
無理だなと、リスニング捨てた感じで。

細田:
捨てた感じで。ただ英語の読解の方はかなり自信があって、翻訳とかも、どこのどういう論理構成で、どの要素が必要かっていうのが、わりとやっていくうちに見えたっていう感じがして。トーカの英語読解分野も安定して、記号とかもかなり取れてんで、リスニング以外で稼ごうと思って。リスニングは捨てようっていうスタンスでやったんで、英語は90点っていうのが目標でした。

吉永:
英語90。で、国語40。で130だよね。

細田:
理科と数学は100、100で。英語90で、国語40で、330っていうのを一応目標にしたんですけど。

吉永:
それは受かるね。

細田:
目標どおりいかないんで、

吉永:
それだったら、自分として現実的に勉強すれば、狙えるかなっていうラインを設定してたってことだよね。理系科目の200はデカイよね。で、英語で90乗せれば。これ国語で0点近くいかなければって感じだよね。

細田:
そうですね。20点くらいで。

吉永:
何十点か残ってくれれば何とかなるぞっていう感じだよね。

細田:
気が楽になりますね。

吉永:
やっぱ得意科目で稼げると、特に理Vとか大きいよね。まとまった100点とかデカイじゃん。数学の勉強はどんな感じでやったんですか。

細田:
数学はもともと、数学オリンピックに高1くらいから出てたんですけど、そのとき全然太刀打ちできなくて、それで数学オリンピックの過去問みたいなやつを、10年分くらいやりましたね。

吉永:
東大過去問よりいっぱいやったんだね。数学オリンピックの方がたぶん興味深かったんだよね。

細田:
そうだと思います。高校1年生のときあまり興味無かったんですけども、一応得意科目でした。学校の同級生に数学マニアのやつがいて、高校2年生のときにそいつと話してて、ある数学の難問があって、そいつに全然解けなかった問題の解法を教わっていくうちに、すごいなって思って。

吉永:
コイツすごいなって感じ。

細田:
「コイツすごい。どんな脳みそしてるんだ」みたいな感じで。ちょっと数学にハマってました。同級生なのにすごい技法的というか。思いつかないようなやり方やってて。それでそいつと一緒に数学オリンピックの予選と本選の問題あるんですけど、それを10年分くらい。

吉永:
そっか。じゃあ良いライバルみたいな存在だったんだよね。刺激されてやる気になった。

細田:
3,4人いたんですけど、そのとき。

吉永:
数学挑戦チームみたいなのができて。

細田:
数学オタクグループみたいな。僕けっこう下の方だったんですけど。毎回昼休みとか数学のサイトとか見てて。

吉永:
すごい人はすごいからね。興味が、探究心がね。

細田:
おじいちゃんとか、父親が数学者みたいな人もいたので、すごいなって思って。それで難問とかを出し合ってて、そんな感じで解きこなしてました。

吉永:
昔のヨーロッパの貴族みたいだね。難問出しあって、挑戦して。

細田:
学校の昼休みとかもずっと数学の話してたんですけど。

吉永:
でも、完全東大とか関係ないね、それはね。

細田:
まったく関係ないです。それで高校2年生くらいのときにそれやってて、数学は才能があるというか。ちょっと違うなって思って、それで受験数学に切り替えて、最初にやったのが、黒本(研文書院)ってご存知ですか。

吉永:
大学の数学への黒本。研文書院。ぼくのころからあった。あれけっこうすごい昔からある。

細田:
あれけっこう難しいですよね。

吉永:
あれけっこう難しいよ。

細田:
そのときは数学オリンピックの問題を解いてきたっていう自信があって、難しいって思ってなくて、黒本を計算問題代わりに使ってました。

吉永:
でも、数学オリンピックとかと比べたら。確かに黒本も計算問題って言ってもいいと思うけど。

細田:
でもタイプが違うと思います。

吉永:
そうタイプが違うじゃん。だからやったことないからでしょ。結局パターン問題じゃん、難しいって言ったって、黒本って言ったって。

細田:
それで高校2年生の終わりくらいから。その黒本を勝手に計算問題みたいな感じにしてやって。で、高校3年生に上げるまでに終わって。

吉永:
でも黒本を計算問題集に使うのはいいね。それやっぱセンスなのかな。パターン問題ってところから、計算問題的な雰囲気を感じたんじゃないかなと思うんだけど。数学オリンピックの問題とか。数学オタク同士の問題の出しあいとかに比べたら。結局パターンが分類してあって、こう解くこう解くっていう本だから。難し目とはいっても。

細田:
わかんなそうな問題は答えをすぐチラ見とかっていうのを何回もやってて。同じ問題3回ぐらい解いたりしてたんですけど。

吉永:
解法思いつかないときだよね。チラ見して。「あ、こうだった。こうだった」って言って。

細田:
1日2日間ぐらいわからなくて。数学オリンピックの場合は1週間、2週間経つとアイディア思いつくみたいな感じのやつがあったんですけど。

吉永:
どっかで感じてると思うんだよね。結局パターン問題だから、別に思いつくも何も。構図つかれると同じレベルだねって感じだよね。これはこう解くみたいな。黒本を計算問題にしたのは、ぼくはすごく良いと思うね。

細田:
ありがとうございます。

吉永:
鉄緑会とかでも計算問題集やるんだけど、鉄緑会の計算プリントもいわゆる計算問題じゃないからね。あれはいい概念だと思う。「理Vを受ける人は黒本を計算練習に使え」っていうのは、これはいいかもしれない。けっこう量があるし。で、全部覚えるじゃん。チラ見してればそのうち全部覚えちゃうでしょ。覚えて次は。

細田:
次はしばらく数学やってなくて。

吉永:
一通りやり終わって、黒本やり終わったから。一段落したのかな。

細田:
一段落して。大学入試の問題も解けると思ってたんですけども。それでも東進のやつで東大同日入試ってのがあるじゃないですか。それ高校2年生の終わりの2014年に、東大同日入試を受けた時に、40点くらいしか取れなくて。

吉永:
おかしいなって感じ。黒本全部覚えたのに。

細田:
で、そのときに気づいたのが。問題を難しく捉えすぎてるというか。後で答え見たら、自分が知ってるような問題だったんですよ。

吉永:
知ってるパターンの組み合わせだけじゃないかって感じで。

細田:
それで、その先入観みたいなの抜かして、あまり考えずに心を無にして解いていけばいいって気づきました。

吉永:
心を無にして解く。すごい境地。

細田:
この問題はこういうやり方。こういうふうな道筋があって、ややこしそうな道筋であっても実際に普通にやってみたら近道で解けるっていう問題がけっこうあって。だからあんまり先入観にとらわれずにそのまま解いていけばいいってことで、実践してみて高3の夏くらいまでやっていって、あとはパターン問題の中でも、自分がは一応パターン問題を全部インプットしたつもりだったんですけど、やり残しというか。より近道のやり方があって。

吉永:
それはパターンの補充は何をネタにして

細田:
それで代数の、豆電球の絵が書いてある本があるんですけど。

吉永:
それはげっかんしゃの方の代数。

細田:
代数特集も読んでて。で、そのときに応募、おまけみたいなやつでくるんですけども、代数ガイドブックってやつと、豆電球のやつ二冊で。全部は解いてないですけども、苦手分野だけ解きました。

吉永:
見て、知らないぞっていうの覚えた感じ

細田:
はい。それでやりました。

吉永:
そのパターン補充と心を無にする。問題を見てなんか感じるわけだよね。素直に解くってところは、聞いてる人は「そこがわからないんだ」って思うと思うんだけど、「素直に解くってどういうことだろう」とか言って。

細田:
そうですね。あんまり形を変えてこないっていうか、その問題を見た時に今まで自分が解いた問題とどれと同じがあって、照合していくと「これだ」みたいな感じで、一発で決まる。

吉永:
深読みしすぎないって感じかな。意外と素直に、パターン問題だからどうせっていうのがあって、記憶をちょっとサーチして、パターン照合して、こういう感じのをこれかこれかなみたいな感じ。そんな感じでいい。

細田:
2つ3つやってって。

吉永:
それぞれ試して似てるかどうかを見るみたいな感じかな。

細田:
試す時に余分な時間がかかるとかっていうのは、あると思うんですけど、それは日々の計算とかやっていって、スピードを上げていけば十分。150分の時間で時間が余るくらいの。

吉永:
スピードがあることによって、複数解をちょちょちょっとやって、いけないのは捨てて、イケるやつでググッといく、というような感じかな。

細田:
あと計算スピードが上がっていくと、いけないのを捨てる見極めができてきて、イケそうでないものでも、ゴリ押しでなんとかいけるみたいな。

吉永:
結局解けちゃう時もあるしね。ゴリゴリしてたら。

細田:
近道を見極めるというか、見つけて。それでもダメだったら本当に、そのまま計算、計算っていって。

吉永:
計算で間違わなければね。どんなにぐちゃぐちゃしても、とにかく間違えなければ、数学はイコールでつながってるんで。そういう感じで数学はやって。本番は100超えた。

細田:
95ぐらい。開示が来て、4月中旬に来るんですけど。それが95くらい。ごかんして1問はちょっとよくわからなかったというか、あまり考える時間に使ってなかった。って感じです。

吉永:
まあでも、およそ100点行ってるもんね。はじめ数学オリンピックとかで、ちょっと頭使って、パターンを覚えて、ちょっと寝かせておいて、解いて、「あれ、適応が…」って思って、素直に解くようにして、ちょっとパターン抜けてるなって思って、代数で足して、あとは計算力つけて。それぐらい。基本的に。

細田:
そうですね。あとは使った参考書は新数学演習(東京出版)っていうのを。

吉永:
ぼくもやった代数の月刊誌でしょ。僕も新数学演習を全部おぼえたよ。スタンダードと両方。

細田:
スタンダードはちょっと載ってなかったんですけど。

吉永:
スタンダードは簡単だから、スタンダードは確かあとからじゃない。難しすぎるっていう声に応えて、たぶん。

細田:
これって50何年代とか、60何年代とかありますよね。

吉永:
古いんだよね。あと解説が飛んでるから、頭使って、なんでこうなんだろうみたいな。あれは面白かった。東大受ける人けっこう解いてるよね。新数学演習。

細田:
参考書はみんな新数学演習って言ってる人が多かったんで、僕もそうしようって思って。

吉永:
ぼくもたぶんそうだったと思う。もう前から有名だったんで。あれ全部覚えて、お風呂入りながら読んで。

細田:
目標どおりいかないんで、

吉永:
それだったら、自分として現実的に勉強すれば、狙えるかなっていうラインを設定してたってことだよね。理系科目の200はデカイよね。で、英語で90乗せれば。これ国語で0点近くいかなければって感じだよね。

細田:
そうですね。20点くらいで。

吉永:
何十点か残ってくれれば何とかなるぞっていう感じだよね。

細田:
気が楽になりますね。

吉永:
やっぱ得意科目で稼げると、特に理Vとか大きいよね。まとまった100点とかデカイじゃん。数学の勉強はどんな感じでやったんですか。

細田:
数学はもともと、数学オリンピックに高1くらいから出てたんですけど、そのとき全然太刀打ちできなくて、それで数学オリンピックの過去問みたいなやつを、10年分くらいやりましたね。

吉永:
東大過去問よりいっぱいやったんだね。数学オリンピックの方がたぶん興味深かったんだよね。

細田:
そうだと思います。高校1年生のときあまり興味無かったんですけども、一応得意科目でした。学校の同級生に数学マニアのやつがいて、高校2年生のときにそいつと話してて、ある数学の難問があって、そいつに全然解けなかった問題の解法を教わっていくうちに、すごいなって思って。

吉永:
コイツすごいなって感じ。

細田:
「コイツすごい。どんな脳みそしてるんだ」みたいな感じで。ちょっと数学にハマってました。同級生なのにすごい技法的というか。思いつかないようなやり方やってて。それでそいつと一緒に数学オリンピックの予選と本選の問題あるんですけど、それを10年分くらい。

吉永:
そっか。じゃあ良いライバルみたいな存在だったんだよね。刺激されてやる気になった。

細田:
3,4人いたんですけど、そのとき。

吉永:
数学挑戦チームみたいなのができて。

細田:
数学オタクグループみたいな。僕けっこう下の方だったんですけど。毎回昼休みとか数学のサイトとか見てて。

吉永:
すごい人はすごいからね。興味が、探究心がね。

細田:
おじいちゃんとか、父親が数学者みたいな人もいたので、すごいなって思って。それで難問とかを出し合ってて、そんな感じで解きこなしてました。

吉永:
昔のヨーロッパの貴族みたいだね。難問出しあって、挑戦して。

細田:
学校の昼休みとかもずっと数学の話してたんですけど。

吉永:
でも、完全東大とか関係ないね、それはね。

細田:
まったく関係ないです。それで高校2年生くらいのときにそれやってて、数学は才能があるというか。ちょっと違うなって思って、それで受験数学に切り替えて、最初にやったのが、黒本(研文書院)ってご存知ですか。

吉永:
大学の数学への黒本。研文書院。ぼくのころからあった。あれけっこうすごい昔からある。

細田:
あれけっこう難しいですよね。

吉永:
あれけっこう難しいよ。

細田:
そのときは数学オリンピックの問題を解いてきたっていう自信があって、難しいって思ってなくて、黒本を計算問題代わりに使ってました。

吉永:
でも、数学オリンピックとかと比べたら。確かに黒本も計算問題って言ってもいいと思うけど。

細田:
でもタイプが違うと思います。

吉永:
そうタイプが違うじゃん。だからやったことないからでしょ。結局パターン問題じゃん、難しいって言ったって、黒本って言ったって。

細田:
それで高校2年生の終わりくらいから。その黒本を勝手に計算問題みたいな感じにしてやって。で、高校3年生に上げるまでに終わって。

吉永:
でも黒本を計算問題集に使うのはいいね。それやっぱセンスなのかな。パターン問題ってところから、計算問題的な雰囲気を感じたんじゃないかなと思うんだけど。数学オリンピックの問題とか。数学オタク同士の問題の出しあいとかに比べたら。結局パターンが分類してあって、こう解くこう解くっていう本だから。難し目とはいっても。

細田:
わかんなそうな問題は答えをすぐチラ見とかっていうのを何回もやってて。同じ問題3回ぐらい解いたりしてたんですけど。

吉永:
解法思いつかないときだよね。チラ見して。「あ、こうだった。こうだった」って言って。

細田:
1日2日間ぐらいわからなくて。数学オリンピックの場合は1週間、2週間経つとアイディア思いつくみたいな感じのやつがあったんですけど。

吉永:
どっかで感じてると思うんだよね。結局パターン問題だから、別に思いつくも何も。構図つかれると同じレベルだねって感じだよね。これはこう解くみたいな。黒本を計算問題にしたのは、ぼくはすごく良いと思うね。

細田:
ありがとうございます。

吉永:
鉄緑会とかでも計算問題集やるんだけど、鉄緑会の計算プリントもいわゆる計算問題じゃないからね。あれはいい概念だと思う。「理Vを受ける人は黒本を計算練習に使え」っていうのは、これはいいかもしれない。けっこう量があるし。で、全部覚えるじゃん。チラ見してればそのうち全部覚えちゃうでしょ。覚えて次は。

細田:
次はしばらく数学やってなくて。

吉永:
一通りやり終わって、黒本やり終わったから。一段落したのかな。

細田:
一段落して。大学入試の問題も解けると思ってたんですけども。それでも東進のやつで東大同日入試ってのがあるじゃないですか。それ高校2年生の終わりの2014年に、東大同日入試を受けた時に、40点くらいしか取れなくて。

吉永:
おかしいなって感じ。黒本全部覚えたのに。

細田:
で、そのときに気づいたのが。問題を難しく捉えすぎてるというか。後で答え見たら、自分が知ってるような問題だったんですよ。

吉永:
知ってるパターンの組み合わせだけじゃないかって感じで。

細田:
それで、その先入観みたいなの抜かして、あまり考えずに心を無にして解いていけばいいって気づきました。

吉永:
心を無にして解く。すごい境地。

細田:
この問題はこういうやり方。こういうふうな道筋があって、ややこしそうな道筋であっても実際に普通にやってみたら近道で解けるっていう問題がけっこうあって。だからあんまり先入観にとらわれずにそのまま解いていけばいいってことで、実践してみて高3の夏くらいまでやっていって、あとはパターン問題の中でも、自分がは一応パターン問題を全部インプットしたつもりだったんですけど、やり残しというか。より近道のやり方があって。

吉永:
それはパターンの補充は何をネタにして

細田:
それで代数の、豆電球の絵が書いてある本があるんですけど。

吉永:
それはげっかんしゃの方の代数。

細田:
代数特集も読んでて。で、そのときに応募、おまけみたいなやつでくるんですけども、代数ガイドブックってやつと、豆電球のやつ二冊で。全部は解いてないですけども、苦手分野だけ解きました。

吉永:
見て、知らないぞっていうの覚えた感じ

細田:
はい。それでやりました。

吉永:
そのパターン補充と心を無にする。問題を見てなんか感じるわけだよね。素直に解くってところは、聞いてる人は「そこがわからないんだ」って思うと思うんだけど、「素直に解くってどういうことだろう」とか言って。

細田:
そうですね。あんまり形を変えてこないっていうか、その問題を見た時に今まで自分が解いた問題とどれと同じがあって、照合していくと「これだ」みたいな感じで、一発で決まる。

吉永:
深読みしすぎないって感じかな。意外と素直に、パターン問題だからどうせっていうのがあって、記憶をちょっとサーチして、パターン照合して、こういう感じのをこれかこれかなみたいな感じ。そんな感じでいい。

細田:
2つ3つやってって。

吉永:
それぞれ試して似てるかどうかを見るみたいな感じかな。

細田:
試す時に余分な時間がかかるとかっていうのは、あると思うんですけど、それは日々の計算とかやっていって、スピードを上げていけば十分。150分の時間で時間が余るくらいの。

吉永:
スピードがあることによって、複数解をちょちょちょっとやって、いけないのは捨てて、イケるやつでググッといく、というような感じかな。

細田:
あと計算スピードが上がっていくと、いけないのを捨てる見極めができてきて、イケそうでないものでも、ゴリ押しでなんとかいけるみたいな。

吉永:
結局解けちゃう時もあるしね。ゴリゴリしてたら。

細田:
近道を見極めるというか、見つけて。それでもダメだったら本当に、そのまま計算、計算っていって。

吉永:
計算で間違わなければね。どんなにぐちゃぐちゃしても、とにかく間違えなければ、数学はイコールでつながってるんで。そういう感じで数学はやって。本番は100超えた。

細田:
95ぐらい。開示が来て、4月中旬に来るんですけど。それが95くらい。ごかんして1問はちょっとよくわからなかったというか、あまり考える時間に使ってなかった。って感じです。

吉永:
まあでも、およそ100点行ってるもんね。はじめ数学オリンピックとかで、ちょっと頭使って、パターンを覚えて、ちょっと寝かせておいて、解いて、「あれ、適応が…」って思って、素直に解くようにして、ちょっとパターン抜けてるなって思って、代数で足して、あとは計算力つけて。それぐらい。基本的に。

細田:
そうですね。あとは使った参考書は新数学演習(東京出版)っていうのを。

吉永:
ぼくもやった代数の月刊誌でしょ。僕も新数学演習を全部おぼえたよ。スタンダードと両方。

細田:
スタンダードはちょっと載ってなかったんですけど。

吉永:
スタンダードは簡単だから、スタンダードは確かあとからじゃない。難しすぎるっていう声に応えて、たぶん。

細田:
これって50何年代とか、60何年代とかありますよね。

吉永:
古いんだよね。あと解説が飛んでるから、頭使って、なんでこうなんだろうみたいな。あれは面白かった。東大受ける人けっこう解いてるよね。新数学演習。

細田:
参考書はみんな新数学演習って言ってる人が多かったんで、僕もそうしようって思って。

吉永:
ぼくもたぶんそうだったと思う。もう前から有名だったんで。あれ全部覚えて、お風呂入りながら読んで。

細田:
あれって東大入試にぜったい関係なさそうな問題とか、ぜったい本番出ないような問題もあったりしますよね。

吉永:
だけど少なくとも僕が受けた時には、新数学演習で学んだパターンが、本番で何個も使った記憶があるけど。完全にイコールではないと思うんだけど、出てきたパターンをそのまま組み合わせて、たしか僕はかなり使ったね。

細田:
91年ですか。

吉永:
僕は受験が91年。

細田:
あとで91年の問題見てみます。

吉永:
新数学演習の中身変わってないと思うから、

細田:
91年どういう問題とかっていうのは覚えてますか。

吉永:
もう覚えてないね。ただ新数学演習のパターンはけっこう使った。新数学演習の解法とかも当時から、「あれだけ書いたんだと、本番では点がもらえないんじゃないか」っていう疑惑が言われてて。厳密じゃない解法があるじゃん。計算的にあってるけど、直感的になんか、図形的に捉えたりして、議論をすすめたりするから。ぼくもけっこうそれで書いて、ぼくの時まだ点数開示がなかったと思うんだけど、受かったからたぶん大丈夫だったと思うんだけどね、謎だけど。ぼくはけっこう当たったって感じだったよ。当時から「あれは傾向が違う」って声があったからね。ぼくは違うって声もあったけど、受かってる人は何人も言ってたから。「違うって言ったって、とりあえず何かが違うくないからみんな言うんじゃない」って思ってたね。未だに言われてるんだもんね、すごいね。

細田:
そこにはもう、かなり全部載ってたんで。

吉永:
あれも全問やった。

細田:
全問やってないんですけど。

吉永:
基本読む感じ、解かないで、計算した。

細田:
いや自分の苦手分野だけやろうかなって感じ。時間のかかる体積の問題とか、積分の問題とか、微分の問題とかをやって、あとは確率とかもちょっとやってみたいな。整数のマニアックな問題とかあんまりやんなくてもいいかなって思って。出なそうな感じだったんで。

吉永:
どうせ出ないし。実をいうと、ぼくは整数はかなりマニアックにやったんで。最近出なくなったのかな。ぼくのころはまだ東大まだちょっと整数問題出てたんで、普通の参考書のパターンだと対応しきれないっていうか、僕がパターン的に追いきれなかったんだよね。普通の参考書に載ってるパターンだけでは。整数の本買ってきて、今は参考書もじゃっかんあるんだけど、僕は整数問題をけっこうしつこくやって。高校数学の中に整数の体系ってそんなないじゃん。最大公約数、最小公倍数とかあるけど。整数論みたいな話は教わらない。元ネタはけっこう有名な公式とかから、東大の整数も出てたんだよね。その整数の分野からしたら、思いつけるだろうって言われても、いや無理なんじゃないかって思って、当時は整数を勉強したんだけど。出てないと逆にだから整数論でしか使わないから、そのもっと上に行くと融合した世界観があると思うんだけど、とりあえず大学入試レベルだと解法体系が別個の集合みたいなのなっちゃうからね。だから、あんまり出てなかったら確かにやる必要ないと思うんだよね。

細田:
最近の問題の傾向とかも、そういう出さなそうな感じ。整数問題もパターン化されてきて。

吉永:
じゃあ簡単な問題しか出ないの。直線の形になるやつぐらいとか。そしたら楽だね。互除法でいけちゃうみたいな。あのパターンくらい覚えておいたほうがいいもんね。さすがに。

細田:
確かに、常識というか。

吉永:
そう、常識って感じで。でも学校の教科書にあまり良く載ってないっていう。載ってるかもしれないけど、入試に使えるような形では載ってないというか、見抜けないよねおそらく、普通に読むだけではね。

細田:
天才とかだったら見抜ける。

吉永:
天才とかだったら見れば、「同じじゃん」って思うかもしれない、「載ってるじゃん」って言って、「これ書いてないっていうの」って反論されちゃうと思うけど。普通の人はもうちょっと具体的に言ってもらわないと、つながりが思いつかないからね。数学はそれで補える。新数学演習で補ったのっていつくらい。

細田:
現役の秋くらい。

吉永:
秋くらい。浪人のときはあんまやってないの。現役までの貯めで。

細田:
そうですね。

吉永:
数学は。現役のときから点数取れてたんだっけ。

細田:
たぶん取れてたと思います。

吉永:
じゃあ維持って感じ。

細田:
維持って感じなんですけど、ただビビるというか、気持ち的に弱い所もあったんで、ビビんないっていう要素を払拭して、あと数学の計算って全然やってないと、問題を忘れるのいいんですけど、スピードが落ちるとか、計算間違いしやすくなるっていうのが、そういうのが怖かったんで。コンスタントに簡単な問題とか、微分の問題とかを音楽聴きながらやってて。

吉永:
計算練習は走りこみみたいなもんだよね。

細田:
ただ河合のテキストが解けない問題が2、3問あったんで、それを。

吉永:
河合は行ってたんだっけ。

細田:
行ってました。

吉永:
それは現役のとき、一浪のとき。

細田:
現役のときはどこにも行ってなかったので、一浪のときに浪人コースみたいなのがあって、それ行ってました。

吉永:
独学中心って言っても、一浪のときはけっこう河合行ってたの。

細田:
いや、ちょこちょこっと。コースはとったけど、サボってる授業も、センター社会とかも取ってたんですけど、独学でやったほうがいいなって思って、

吉永:
授業聞いてるとペース遅いなって感じで。じゃあ、メインは河合のテキストを入手できたのが良かったって感じ。

細田:
そうですね。自習テキストもあったんで、それで計算練習とかやりました。

吉永:
計算練習は、ずっと同じ問題やってると覚えちゃうからね。

細田:
パターンを覚えて、計算練習やればもう、最近の東大の模試だったらもう、普通に100ぐらいだったら取れるんで。

吉永:
そこまでやり込むかどうかだよね。「やりこみさえすれば、みんな出来るようになるはずだ」って、出来るようになった人は言うんだけど。僕もそれ言おうと思ったけど。やってない人からするとピンと来ないみたいだよ。でも僕もそういう実感がある。パターン問題はやれば絶対に出来るようになるはずだろみたいな。そこに天才性とかは要求されてないだろうって思うよね、あれやってる側からするとね。

細田:
パターンなんですけど、自分の見慣れないやつとかあったら、そこでちょっとその場で臨機応変に対応する力が必要だと思います

吉永:
パターンもだから、見かけそのものからのパターン認識っていうよりは、もうちょっと数学的、概念的なレベルでのパターン認識みたいなのができないとわからないときあるよね。

細田:
より安定しますよね。

吉永:
それはもちろんそうだと思います。数学オリンピックの対策勉強の経験とかが、そういう部分をさり気なく伸ばしてると思うんだよね。

細田:
そのとき計算ミスとか減ってたんで。だから、計算ミスで苦しむことは無かったです。

吉永:
すばらしいです。理科の科目は何を選択。

細田:
物理と化学です。物理はその高校2年生の終わりくらいから、理Vを目指しはじめたんですけど、学校の授業とかっていうのをそんな聞いてなくて、自分のペースに合わせた勉強が本当に好きだったんで。学校の授業とかあんまり受け入れないものがあったんで、授業中も寝てたりとか聞いてなかったりして、理科は完全によくわからない状態ではじめました。

吉永:
とっかかりが難しいよね。

細田:
それで高校2年生の終わりくらい、東進ハイスクールがあって、独学なんですけど、そこで家が近くだったんで、ビデオ講座を物理化学だけとって、2、3ヶ月ビデオ授業をやりました。

吉永:
基本みたいなやつとって、とりあえずさっさとやっちゃうみたいな感じかな。

細田:
さっさとやって高校3年生に上がるくらいまでやってたんですけど。

吉永:
学校の授業より良かった。

細田:
自分がやる気になってたんで。

吉永:
タイミングが合ったっていうのがあるのかな。やるぞってときに。

細田:
やるぞってときにもうやり始めたんで。スイスイと行くつもりだったんですけど、さすがにでも、すぐに全範囲を完璧に覚えることはできなくて、抜け落ちとかもあって、理科に関しても、物理化学に関しても、わりといろんな参考書扱って。

吉永:
高2の終わりにその基礎講義を数ヶ月で受けて、全範囲ざっと見て。「まだ習得できないぞ」って思って、物理化学の参考書も横に広げるっていうか。いろいろ買ったってことだよね。

細田:
物理に関してはセミナー物理(第一学習社)っていう基礎問題やって、それをとりあえずやって、できた気になって、

吉永:
セミナー物理はできたぞって感じで

細田:
基本的には大丈夫だって感じで。化学は急に新演習(三省堂)っていう、ちょっとレベルが高かったんですけど、データハウス見ても、データハウスの人たちは基礎的な問題集を2、3周してから、新演習に取り組んだ。って書いていたので。

吉永:
新演習は型落ちがあるからでしょ、たぶん。基礎問題の。全範囲の細かいパターンひろってるわけじゃなくて、ちょっと難しめの問題を載せてるからだと思うけどね。でも新演習から入ったんだよね。

細田:
いきなり入って、全然わからない問題が多くて。で、僕の勉強法でたぶん、僕には効果的だったんですけど、新演習のときもそうなんですけど。僕の勉強法で、ある問題集やったときに、解けない問題があったら、その問題集をほったらかしにして、1ヶ月位手をつけない、その科目も1ヶ月ぐらいやらない。で、熟成というか、1ヶ月後にお風呂入ったときとかに、チラッと見てみると、解けた。問題と解説同時に見たりすると、自分の中に蓄積された問題パターンと一致したりして、それがつながっていくと吸収しやすくなる。新演習もそんな感じで。

吉永:
寝かしてる間も何もしてないの。

細田:
何もしてないです。

吉永:
その無意識の中での熟成を待ってるんだよね。

細田:
記憶をたどって、リラックスしたときに、「あれと同じだ」みたいな感じでやっていったら、吸収できて、それで長期間にわたって新演習をやってました。

吉永:
お風呂でも読んだ。

細田:
お風呂は濡れちゃうんで。お風呂入る前とか、入る前に目を通して、お風呂の中で回想する。

吉永:
なるほど。リラックスしながら、ぼーっとして、「あれは、、、」って感じで。

細田:
お風呂入りながら読むのはちょっと。

吉永:
僕入りながらやってたよ。お風呂のくるくるって回すフタみたいのだったから、一部だけ開くじゃん。自分のからだのところだけ巻いて上げて、そのフタでテーブルみたいなのがお風呂にできるから、そこにタオルと水と本を置いてみたいな感じで。ヘロヘロになるけどね。新数学演習ヘロヘロになったけどね。湯気、蒸気でペコペコってなって。僕は入ってやってたけど。別にそれはどっちでもいいと思うんだけど。お風呂やっぱりいいよね。お風呂、トイレはけっこういいです。

細田:
トイレもいいですよね。

吉永:
トイレもいいね。ぼーっと考えてると、ただ早く出ろって言われるかもしれないけど。

細田:用を足してるときとかは臭いとか

吉永:
お風呂で考えたりして、それで新演習で考えてわかるようになってきて、次は化学は、終わり。それで終わり。

細田:
終わりです。現役のときは終わりです。物理に関しては現役のときは、普通にもう同様で、重要問題集をやるんじゃなくて、急に背伸びして難問題の系統‐難系(ニュートンプレス)をやりました。。

吉永:
でも、セミナー物理やったんだよね。セミナーをやってたらいいんじゃない、重要問題集やらなくても。同じくらいだと思うけど。セミナーやって難系入って、難系は例題を読んだの。

細田:
例題やってました。

吉永:
というか読んだ。はじめは。

細田:
読み解きみたいな感じです。

吉永:
読みつつ解きつつ、わからなかったらちょっと見たりして、計算してこういうことかみたいな感じかな。あれは章末問題みたいなのもやった。あれはみょうにたくさんあがってるじゃん。例題だけで100何問ぐらいだよね。

細田:
120問くらい。

吉永:
とりあえず、例題は全部解けるようにした感じ。

細田:
つもりです。自分で習得したなって思って

吉永:
しつこく繰り返してないから、つもりみたいな感じ。一通りはやった

細田:
やり方だけを覚えて、概念は覚えてないって感じ。やることは一通りやった。

吉永:
で、難系終わらせて。

細田:
で、現役のときはそれで終わりで、浪人のときにやったのが、化学も河合だったんですけど、河合の化学の授業が退屈っていうか、眠くなるような感じだったので。化学はサボっちゃおうかなって思って、化学も独学でやろうと思って、新演習を解いてたんですけども。

吉永:
新演習解き直し。

細田:
解き直しです。理解するというよりはもう、暇つぶしに解くくらいな感じ。知ってる問題もけっこうあったんで。

吉永:
惰性でやってみたいな感じ。とりあえずやっておかなくちゃ。

細田:
惰性で、とりあえずやっておかなくちゃ、勉強しなきゃみたいな感じでやりました。

吉永:
で、一通り解いて、それぐらいやったのは。あとは過去問模試みたいな感じ。

細田:
それで夏まで。夏前までわりと化学は苦手意識とか解けなかった問題、この間お会いした去年の4月のときも、わかんないっていうのはあったんですけど。秋ぐらいに過去問やって、これも数学と同じで、勝手にこっちがビビッてて、先入観にとらわれていたというか、普通に解いてみたら過去問も、25ヶ年で75問なんですけども、70問くらいは普通に解けて、時間的にも余裕が。

吉永:
基本的に数学以上に素直だよね。理科の方が。

細田:
で、化学も全然解けない問題無くなっていって。

吉永:
これまで蓄積したパターンと過去問解くっていうのが融合したんだろうね。そこでもちょっとあいてるもんね。新演習2回目と本番までの間と醸成(じょうせい)期間が混ざってた。熟成期間があって。

細田:
たぶん去年の9月か10月に、図書館で勉強した時にはじめて突き破ったというか、

吉永:
これわかるはずじゃないって感覚がきっと出たんだろうね。過去問見てる時に、なるほど。

細田:
化学は確実に取れる。60点中50はもう、たぶん本番で、今年はまだ超えてないんですけど、60ぶんの50から55くらいは

吉永:
いけるはずだなって感触を得て。

細田:
計算ミスとか、明らかに時間かかる問題とかあるんで、60ぶんの60はたぶん無理だと思ったんですけど、これぐらい取れるって自信になって。化学はそのまま本番に。物理に関しては、さっき申し上げた難系がまだ完全に習得してなかったっていうのもあって、不十分だったんですけども。河合の講師が物理に関してかなり良くて授業出て。重心問題とかっていうのが感動したり。

吉永:
3物体とか、2物体。

細田:
2物体の重心問題とかで、円運動とか、重心から見て円運動するやつ。

吉永:
東大の過去問にもあるよね。公転かなんかの話で。太陽を中心にまわるんじゃなくて、太陽と地球の重心中心だよみたいな問題があったような気がする。うろ覚えなんだけど。東大の過去問で見たことあると思う。「なるほど、そうするのか」みたいな感じで、感動があったわけだよね。

細田:
で、そのときのやったのが道標‐道しるべ(河合出版)ってやつ。あれも河合出版なんで。

吉永:
あれ絶版なんじゃなかったっけ。難しい本また無くなっちゃったと思って。あれ面白いよね。高校範囲外の話も載ってるから。「え、そうなの」みたいな。「どっちが本当なんだろう」って思って。あれも重心の話載ってるよね。バネの2物体のやつとか。バネの単身移動も重心からやるよとか。バネ系のでちょっとめんどくさい問題、僕もあれ全問解いたんだけど、僕が入試のときは無かったかもしれない。たぶん家庭教師のときに全問解いたかもしれない。生徒といっしょに2周くらいして。いいなって記憶があるから。たぶん僕のときなかったんだよね、難系はあったけど。いいよね。なんか、手触りもいいし。上質紙の感じが好きだったけどね。僕が受験のときには使ってないんだけど。じゃあ授業受けて、物理の道しるべの上下を全部やった。

細田:
現象【4454】はやってないですけど、それ以外の。第6章もやってないかな。1から5までやって。

吉永:
まあだいたいやって、パターンはもう入ったなって感じだよね。難系やって、道標‐道しるべやって、

細田:
それは浪人の一学期でもうやってたんで、浪人の一学期の時点で物理は完全に入ったなっていう感じ。

吉永:
高校範囲のパターンの頻出パターンは入れたぞって感じで。過去問はいつやったの。

細田:
過去問はちょこちょこ。

吉永:
様子見って感じかな。ちょこちょこやって。どんな感じかなって言って。それで物理大丈夫って感じ。

細田:
もう大丈夫だったはずなんですけど、問題的にはもう解けたんですけど。さっきも言ったんですけどミスとかで、ふっとんだんで、模試とかで全然安定してなくて。

吉永:
固めてふっとばしたんだ。ボンって。

細田:
答えまで2ぶんの1にしたりとか。それで最初が全部狂って。最初の問題は【4642】多いじゃないですか。それで最後に

吉永:
連動して間違えるやつ。

細田:
最初からアウトでも、全部最後まで解けるんですけどね。

吉永:
本番は注意深くやったってこと。

細田:
本番はふっ飛ばすような問題は、模試とタイプが違ってたのかもしれない。本試験の問題は解いてて、ふっ飛ばしはしないなって思ってたんで。

吉永:
たしかに模試のほうが(1)を使うのが数学でも理科でも多い気がする。連動ふっ飛ばしがあると、正確に評価できないと思ってる。東大って、後ろの方のカッコでも独立してるのあるでしょ。まったく使わないやつ。「なんで(6)なの」みたいなやつ。いきなりこっから解けるじゃんみたいなの。東大は「上が解けなくて諦めたら、すごい損だぞ」みたいなの出したりするよね。じゃあ、本番の物理はパターンも違うし、すっ飛ばしもないし。じゃあ対策としてはなんかやったっていうよりは、問題の性質の違いっていうのと、時期が過ぎて熟成とかが進んで本番はいけたって感じかもしれないよね。数学の計算練習も響くしね、計算進めれば。物理も計算間違いなくあるもんね。

細田:
計算ミスはそんなになくて、最初の問題文読み飛ばしてる勘違いとかがありました。

吉永:
設定間違いとか。

細田:
あとは勝手にわけわからないやり方にしたりとかっていうのが無ければ、ミスとかたぶんしないと思うんで。

吉永:
はじめに自分が思っちゃうと、そのままでそこからずっとザーッと続けて、解いちゃうみたいなことやってたってことか。はじめの問題文は注意深く。

細田:
そこだけ、精神集中して。

吉永:
勘違いしないようにして。

細田:
そこからは勢いに乗ってザーっとやっていく感じです。

吉永:
で、物理はいけるかなと。英語はリスニングは捨てたじゃん。英語は現役のときから他はできたの。

細田:
英語はさぼってたところがあって、翻訳とかも苦手意識とかあったんですけど、英語もたまに、一週間くらい読んでないと、試験のとき頭に文章が入ってこないってことがあって、それで浪人のときは、ある程度コンスタントには、英文読もうっていうふうにしました。

吉永:
それ何を読んでたの英文。

細田:
いろんなもの読んでました。過去問やったりとか。河合のテキストやったりとか、長文テキストやったりとか。

吉永:
いわゆる英語に触れようみたいなやつ。入試レベルのやつに触れ合ってたってことだよね。

細田:
で、直前期はネットで、英語に出そうなテーマ環境問題とか、思考実験とか、精神論とか、論文とかそういうテーマを調べて、ウィキペディアでもなんでもいいんですけど、印刷していかにも東大のエッセイみたいなやつで、出そうな問題を印刷して、100束くらい持って、それを1日5束くらい読んでって感じですね。それは本番の2ヶ月前の1月くらいにはじめました。

吉永:
それネット上に自分で収集したってこと。英語に触れ合うためにテーマで検索して。すごいねそれ。100束。とにかく読もうって感じで。英語は楽に読めれば、入試に合わせて、調整したって感じだよね。ちょっとたくさん読んで。

細田:
洋書読むって人はたくさんいるんですけど、洋書はちょっと違うなって思って。硬い文章っていうか、いかにも入試みたいな文章をそれを集中的に読まなきゃいけないと思って。

吉永:
入試っぽいやつでかつテーマも入試っぽいやつ。文体とか語彙も入試っぽいし、テーマも入試っぽいのをネット上からひっぱってきて、英語の記事とか引っ張ってきたってことかな。それで印刷して取っておいて。

細田:
ホッチキスで留めて、テープで貼って。

吉永:
ネタを溜めておいて、リサーチする自分と読む自分がいて。リサーチする自分が用意して。

細田:
そこらへんは手伝ってもらったりして。

吉永:
教材つくって、溜めて。あとはとにかく読んで、慣れて。それで本番スムーズな感じ。

細田:
そうですね。時間が足りないとか無かったので。

吉永:
リスニングは捨ててるし。単語熟語文法とかはどうしたの、学校とか。

吉永:
単語熟語文法とかはどうしたの、もともと。学校とか。

細田:
学校とかじゃなくて高校2年生くらいのときに、電子辞書の付録でついてるTOEICのボキャブラリーってけっこう深く載ってるじゃないですか。それをノートにリストアップして、何がしたかったのかよくわからないですけど。TOEICの初級編、中級編、上級編っていう単語を全部写して、それでだいたい頭に入って。

吉永:
なんかモードが来たんだね。ピンとなんか覚えたいって思ったってことでしょ。これやりたい。

細田:
高2のときの数学オリンピックと時期が同じで並行してたんですけど。

吉永:
なんか電子辞書いじってて、「こんなのついてる。写してみようかな」って全部写して。なんとなくやっていくうちに覚えたって感じ。それ英単語を写したの、スペリングを写したの。

細田:
英単語と日本語の意味をセットに。

吉永:
それ写して、見ながら覚えたの。僕もそれでやったよ。TOEICのじゃないけど。英単語と日本語をバーって書いて、5000個くらい覚えた。けっこういいんじゃない。TOEICの付録でって人はあんまりいないかもしれないけど。写して覚えたって人はいるかもしれない。やり方的に超シンプルじゃん。

細田:
ただ手を動かす。手の運動みたいになってるときもあったんですけど、ちょっと無駄だなと思って。

吉永:
ただ写してるだけになっちゃってるぞみたいな。

細田:
やっぱベストなのは、写しながら覚えて、それをもう一回見た時に、確認作業みたいなのが一番効率がいいと思う。

吉永:
写すときは深く入れるチャンスだよね。手も動かしてるから。

細田:
でも、そのときは手だけ動かして、何も考えてないときがあったんで、あれはちょっと無駄だったなって思います。

吉永:
せっかく書いたのに書いてないのを読むのと同じくらいの効果しかないと、書く手間ぶん損だよねってことだよね。単語はそれでやるじゃん。熟語と文法は。

細田:
熟語と文法も電子辞書にあったんですよね。

吉永:
電子辞書の付録で。TOEIC用の。

細田:
単語だけやるのも気持ち悪かったので、熟語もついてたんで。

吉永:
熟語もそれを抜いて、訳語書いて覚えたって感じ。文法は。

細田:
文法は特に。

吉永:
文法はどっかで覚えたのかな。

細田:
学校とかで。

吉永:
学校で読解とかで文法の説明してくれてたのかな。

細田:
そうですね。中学1年生からちゃんと英語の授業聞こうと思っていたので、理科とか数学とか、国語は全然学校ではできてなかったんですけど。英語だけはちゃんと聞いておこうと思って。

吉永:
じゃあそこの説明とかで文法的な基礎があって、ただ暗記項目は授業中に進行だから、普通はしないんだけど。しないから意識的努力で高校2年生のときになぜかやりたくなって、単語と熟語覚えちゃったら、だいたい基礎知識ついちゃったって感じだよね。

細田:
鉄壁(角川学芸出版)とかも使って。それが一番【5355】知ってる単語とかもけっこうあったんで、パラパラっと。

吉永:
鉄壁英単語。あれは字が小さいし、多いしね。パラパラ見て気になったところ読んでみたいな感じ。

細田:
後ろの難単語ってあって、そこだけ知らないことがあったのでそこを集中的に。

吉永:
その弱点が載ってるところを抽出してやるってパターンはけっこう各教科にあるね。

細田:
弱点つぶしみたいな。

吉永:
仕上げていくって感じだね。

細田:
苦手な問題とかあると嫌なので、そこだけは。

吉永:
そこをやって苦手感を無くす。むしろやりこんで。そうやって仕上げていって。

細田:
国語とリスニング以外の苦手科目を仕上げるって感じで。

吉永:
そこはもう捨ててるからね。

細田:
穴を無くす感じで。

吉永:
だいたいうまくいったかなって感じで。

細田:
そうですね、感触的に。

吉永:
無事、合格。素晴らしい。

細田:
1年遠回りしてしまったんですけど。

吉永:
たぶん今日のこの音声を聞いて、すごい勉強になった人いると思うんだよね。本当に少ないから独学用の情報が。家庭教師やる予定は無いということなんですけど。「話があれば考えたいと思います」ってさっき聞いたら言ってたんで、もし細川先生に教わりたいという人がいれば、東京大学医学部家庭教師研究会までお問い合わせいただければ、打診するので。断られるかもしれないけど。「教わりたいです」って人がいたら、ぜひ連絡ください。あと細田先生にさらにこういうのが聞いてみたい、受かりたてホヤホヤの情報を聞きたいとか、家庭教師じゃなくても、「一日だけでも合格の話を聞かせてください、お金払います。」って人がいれば、そういう人も東京大学医学部家庭教師研究会にお問い合わせいただければ。「お金は払わないんだけど、聞きたいことがあります。」って人は、とりあえずメールください。応えるかわからないけど。っていう感じで。あと感想もお待ちしています。っていうことで今日は合格ほやほや、合格発表から何日くらい

細田:
3週間くらい。3月10日なので

吉永:
まだホヤホヤ言ってもいいよね、一応。ホヤホヤはもう冷めちゃった。

細田:
冷めたっていうか、あっさりした感じ。

吉永:
もうけっこう合格したぞって、じゃあアフターですね。

細田:
この3年間でも掲示板とかでも、ネットでほわほわっと見れるんで、習慣的に東京大学に来て、バーっと。

吉永:
合格発表ネットで見た。スマホで。「あ、ある」って感じで。

細田:
はい。池袋にいたので。

吉永:
そろそろ時間だぞって感じで。チラチラっと見て、俺の番号があるあるって感じで。番号覚えてた。

細田:
60303でした。実感わかないっていうか。

吉永:
やっぱ受かりそうだったのってけっこうあると思うんだよね。ものすごい勝負とかだとあれだけど、まあわからないけど、だいたい受かるかなくらいの感触がやっぱそこまでやりこんでるとあったと思うので。僕もたぶんそれに近いものがあったと思う。僕がやったときはまだ見に行ったんだけどね。ネットで無かったから。

細田:
喜びとか大きかったですか。

吉永:
見たときはよくわからなかった。僕はけっこう遅れて行ったんだけど、いろいろ遅れがちなんだけど。合格発表もワイワイしてるの期待したら、誰もいなくて。当日なのに、みんないなくなるの早んだね。ピューって風が吹いてて。落ち葉があるところに一人で見てたよ。でも、あったのは嬉しかったと思うけど。その場ではよくわからなかったね。合格の手続きにいったときに嬉しさが出てるなって思った。紙袋もらって。まだもらう紙袋。

細田:
29日が手続きがそのときもらえるかもしれないけど。最近、東大から書類が来てるから、健康診断のやつとか。それでぼくも実感が湧きはじめました。

吉永:
ちょっと似たような感じだよね。ぼくもやっぱ受かった瞬間というか、いろいろ手続きとか、肉体とか使うからかな。手続きしたり、ドバっと書類もらったりとか。なんかそうやってるうちにジワーっと、受かったのかなみたいな。そういう言語的に受かったのかなとか思わないんだけど、そういうの感じて、合格したときうわーってあるじゃない、うわーっとなるテレビとか絵とかあるけど。ぼく全然あんなふうにならなかった。

細田:
ぼくも一緒です。

吉永:
やったーとかなるのかなって思ってぼくもそう思ってたんだけど、全然ならなくて、あるって感じ。あとからじわじわっと来て、たぶん自尊心の向上とか今に至るまで、僕は退学したけど、つながってると思うんだよね。ひとつの達成の記憶としてね。細田先生にはぜひ卒業していただいて。

細田:
実感に関してなんですけど、開示が4月中にくるんで。あれが来てからはじめて東大入試完結するんじゃないかなって自分で思ってて。その点数とか見て、どのくらいの点数で合格してるかわからないので。

吉永:
いいよね。検証できるから。点数見ればね。きっとあれがこうだ、あれがこうだとか言って。

細田:
あれが意外に低いとか、意外と高いとか。

吉永:
あれちょっと思ったのと違うぞとかの修正もかけられるし、ぴったりだったらよしって感じで。

細田:
それもあまりおもしろくないですけど。

吉永:
面白くないのか。ちょっと差を求めてるんだね。やっぱ向上したいんだね。すばらしい。良かったです。お会いできて。また機会があればぜひ、いろいろお話できたらと思います。ということで今日は細田先生をお迎えして対談音声をお送りいたしました。どうもありがとうございました。

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