東京大学医学部家庭教師研究会 東大医学部生、東大理3生が、成績の上がる勉強の方法を教えます

合格体験記04 (2017.10.2更新)

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東京大学2年生 田村先生(2017年9月21日収録)


〜目次〜
01.なんでお前が東大に。
02.普通からトップ層にのぼりつめた理由。
03.東大生を育てた家庭環境。(やりたい、したい。作りたい)
04.本当、勉強の楽しさ
05.英語の成績が上がった方法(全科目の点数が上がった方法)
06.東大に行くと決めたキッカケ
07.絶対に合格点が取れる大切なこと
08.効率の良い勉強のやり方
09.地理を勉強する事の醍醐味(深い味わい、本当の楽しさ)
10.東京大学、不合格
11.スカイプで教えてきた実績
12.うまく努力できない方へ


吉永:
今日は田村先生をお迎えしておりおります。田村先生よろしくお願いします。

田村:
よろしくお願いします。

吉永:
今日は2017年9月21日に録音してるんですけれども、今何年生ですか。

田村:
今、東京大学の2年生です。

吉永:
2年生で、M0。東大医学部医学科ということで、理IIから医進ですよね。理学部進学で、内部得点トップ。素晴らしいですね。東大を制覇したと言っても過言ではない。

田村:
いや、とんでもないです。

●01.なんでお前が東大に。●

吉永:
謙虚ですね。だんだん入試に受かるまでのプロセスを聞いていこうと思うんですけれども。小さいとき田村先生はどんな感じだったんですか? どこに住んでたんですか? 子供の頃。

田村:
新潟県の長岡市に住んでいて、米どころで有名なので、非常に地方で、田舎で、のびのびと過ごしました。

吉永:
けっこう田んぼとかで遊びました? 苗とか踏んで怒られました?

田村:
もうはまって動けない。

吉永:
じゃあ、勉強とかじゃない感じですか?

田村:
そうですね。全然勉強なんて。

吉永:
英語の早期教育とか。七田式右脳教育とか。

田村:
とんでもないです。幼少期は全然そういうことはありませんでした。

吉永:
絵本の読み聞かせとか。

田村:
あったのかもしれないですけど、よく覚えてないです。

吉永:
本を読み始めるのが早いとか、そういうのも特にない?

田村:
とんでもないです。全然、普通でした。本当に僕の友達に聞いても「なんでお前が」ってビックリするくらい。幼少期の友達に聞くとそう答えます。

吉永:
幼少期は傍からみたら普通。まさかその後そこから東大理IIでトップで医学部に東大医学部医学科に行くとは、誰も思ってなかった。

田村:
幼少期は、僕は東大医学部は宇宙人と言って、聞かされて育ちました。

吉永:
誰が聞かせたんですか。

田村:
親ですね。

吉永:
それがもしかしたら良い教育だったかもしれないですよね。イメージがインプットされて。

田村:
いや、自分の中では雲の上の存在っていうふうに幼少期はずっと考えていまいた。

吉永:
でも、東大って意外と雲の上に出てなかったでしょ。

田村:
そうなんですよね。

吉永:
実際にはけっこう高さが無いので、雲のほうが上にあるので。卒業したあととかに高層ビルとかでね、働いて雲の上に行ってる人はいますけどね。どっちかというと文系の方が多いかもしれないですね。

田村:
僕もそう思います。

吉永:
東大に行くだけでは実はまだ雲の上にはいないんですよ。むしろ、登山部のほうがいる感じなんですよね。

田村:
ただ地方の人達からすると、東大って言うだけで雲の上っていう意識はけっこう根付いてしまっている。

吉永:
けっこう過大評価だね。東大の中で高層ビル好きで、かつ上位層じゃないと、雲の上にはなかなか行かないね。

田村:
そういう固定観念を押し付けられて育った子供は一種かわいそうだと思いますね。

吉永:
でも、雲の上って言っても、無理って意味じゃなくて、凄いってことだったんじゃない。

田村:
いや、一種無理っていうふうに思ってしまう人もいると思います。

吉永:
田村先生もそうだったけど、目指したわけですか。

田村:
そうですね。高校時代になるまではとても東大に行くなんて考えたことがなくて。

吉永:
じゃあ、小学生のときもあまり受験勉強はしてない。地元の公立小学校ですか。そのときの勉強はどうでした。成績は良かったですか。

田村:
あまりよくなかったです。

●02.普通からトップ層にのぼりつめた理由。●

吉永:
よくなかった。先取りとかもしてない。中学も公立。そのまま地元の中学校。中学も勉強は普通。

田村:
普通でしたけれども、中学の時に僕、一種、ひとつの塾に通らせていただいて、そこがけっこう先取り学習をする塾だったので、中学2年生から始めたんですけれども、中3で英検の2級を取って。地元の塾で。

吉永:
地元のトップ層が行くようなところですか。

田村:
そうですね。

吉永:
そこで地元のトップ組に。中学2年生のときは普通だったわけですよね。

田村:
そうですね。それまでは普通の。成績も悪くはなかったですけれども、上の下。

吉永:
塾に行き始めて、数年で地元のトップ層に行ったってことですか。

田村:
そうですね。塾に行って、中学3年生のときに数学と英語は、英語は高校時代の文法をすべて終わらせて、数学も2年生までは終わらせようっていうふうにして、そのときの成績はまだ、中学校の校内でも10番くらいで。そんなすごく良いってほどじゃなかったんですけれども。考えてみれば、その時期に受験勉強への準備をしていたんだなって思います。

吉永:
そこは何が良かったんですかね。それまで普通。普通に見えたけれども、実はじわじわ育っていた。何か良いものが田村先生の中にあったのか。それとも本当にそこから始まった感じなのか。

田村:
ただ幼少期から僕はパズルとか好きで、他の人よりはそういうところにすごくはまっていた。

吉永:
学校の点数には出ないかもしれないけれども、頭を使ってたわけですね。勉強嫌いな人って頭使いたがらないから、わざわざ自主的にパズルとかやらないですからね。学校の勉強の本とかは特に読まなかった。パズルは好きだったけれども。小さいときにパズル的なモノで自分の頭を結果的に、後から振り返れば、よくしてきたっていうような経緯があるかもしれない。小さいときはのびのび育って、学校行って、パズルやったと。食事とかはどうだったんですか、小さいときに。新潟でもしかして、身体に良い物を食べていたかもしれないから。

田村:
お米は美味しかったですけど、それだけです。

吉永:
ラーメンとか、お菓子とかは、コンビニお菓子とか。

田村:
よく食べました。

吉永:
それでも東大に行けるということで。

田村:
食を意識し始めたのが今からくらいで、趣味でスポーツもやってるんですけれども、そういうのに活かすために食事を意識しています。

吉永:
小さいときにストロベリーショートケーキとか、砂糖入りの紅茶とか、コカコーラとか、コーヒーとかそういうのって飲んでましたか。

田村:
よく飲んでました。

吉永:
それでも大丈夫なものなんですね。そこらへんは関係ないって感じですか、食べても。

●03.東大生を育てた家庭環境。(やりたい、したい、作りたい)●

田村:
先程お伝えしてなかったんですけれども、幼少期僕は本当にいろんなことをするのが好きでした。絵も書きましたし、作文も何枚か書きましたし、お菓子作りもしたし、あとはくす玉つくったり、あと手品とかしたり。

吉永:
やりたい、したい、作りたいっていう気持ちが中から出てきて、親御さんもやらせる土俵があったってことですよね。だって家庭によっては「くす玉作りたい」って言っても、塾行けよって怒られるかもしれないよね。そんなことやって何になるんだって言って。のびのびした、自主性を尊重するというか、そういう家庭環境があったってことですよね。くす玉の材料とかも親が買ってくれるわけですよね。

田村:
そうですね。100円ショップに行って、これが買いたいって言ったら、買ってくれました。

吉永:
そういうのが良かったかもしれないですね。自分でやりたいことを具体的に、そのときの手段の中からまとめて作り出すっていうのをやっていたわけだから、それはたぶん周りの子供と違う要因かもしれないですね。

田村:
ただ僕の中で、勉強したいって意欲はなかなか湧き出てこなかったんですけれども。ただその子供時代のいろんなことやってみたいって気持ちを、一種のびのびと伸ばしてくれたことは、結果的に受験勉強につながったんじゃないかなって思います。

●04.本当、勉強の楽しさ●

吉永:
じゃあ、受験のときは受験勉強がやりたくなってやったわけですか。

田村:
後半からはそうだと思います。

吉永:
前半はみんながやるから。それはいつごろ変わったんですか。

田村:
高校に入って、成績が良く出てくると、気分が良いですし、まわりからも「勉強教えてほしい」って。

吉永:
そこになるまでは塾のことを素直にやっていた。

田村:
そうなんですよね。僕は本当に勉強の楽しさっていうのは自分でわかってこそ初めて生まれると思っているので、結局その段階に行き着くまでは、やっぱり成績が伸びるってことが必要なので、それまではまわりのサポートであるとか、まわりが何か言うってことでは無いですけれども、なんとかしてその本人のやる気を出させるように仕向けて、そこから先は自分で伸びていく。

吉永:
やる気を仕向けるっていうのをその塾がやってくれたって事なんですかね。その塾はどうやって探したんですか。

田村:
その塾は、ひとつすごく大手なみんながやっている、みんなやっているぐらいの普通の大きな塾があったんですけれども、僕はそこに親が勤めていた関係で通っていたんですけれども、そこに1人変わった先生がいらっしゃって、抜群に英語が出来るという先生から直接スカウトを受けました。

吉永:
「こっちの塾に来ないか」って言って。

田村:
で、その大手の方をやめて、そちらに行きました。

吉永:
声がかかってきたんですね。声がかかるってことは先生からみて、何か光るものがあるというか、全員に声をかけていたわけじゃないでしょ。

田村:
そうですね。5人だけスカウトされたんですけれども。

吉永:
それは何が違かったんですかね。

田村:
僕らはけっこう先生に質問しにいったり、出来る先生だったので、いろんなことを知りたいなって思って、ちょっとしゃべりに行くのが好きだったので、そういうところをもしかしたら。

吉永:
それで関係が育って、コイツはいいかもって思われてスカウトされたかもしれない。スカウトされるっていうのは良いですよね。まわりから見てね、能力があるとか、潜在能力がありそうだって思ってくれたってことですよね。その塾に行った時点ですでに目をかけてもらってるわけでしょ。スカウトしてきたから。

田村:
ただまわりには絶対に言うなって言われたんで。

●05.英語の成績が上がった方法(全科目の点数が上がった方法)●

吉永:
もういいかなって感じ。何年も経ったし。そこで成績が上がって、それはどんなやり方でやったんですか。

田村:
英語の文法テキストとかって、自分で読もうとしてもよくわからないんですよ、正直。スゴイ色んなことがバーっと羅列されてるだけで、どこが重要かとか、どこがつながってるとか全然わからないんですけれども、そこでの授業はひとつひとつを関連付けてやっていて、単語1つを覚えるにしても、「この類義語は」って10個くらいバーって覚えさせてくれて。次に行ったら、「この単語と言ったら」とか、「これの形容詞はどういう意味」とか、「どういう語形で使われる」とか、そういうことを一緒に覚えさせていたので、英語の学習でもつながりを重視する学習でした。それがすごく僕に合ってた。

吉永:
英語以外もそういう感じ。

田村:
そこでは英語だけです。

吉永:
英語の塾で、英語が出来る先生から教わっていって、英語が上がっていって、それで勉強が楽しくなってきて。

田村:
本当に英語をひとつ上げてもらっただけなのに不思議と他の科目も全部上がっていくんですよね。なぜかというと、英語で勉強ができる楽しさを教えてくれたんだと思います。

吉永:
他の科目はどうやってやっていったんですか。

田村:
そうですね。途中から東進に通い始めたんですけれども、他の科目は、数学は自分が好きで、結構あまり苦労しないで、中学からコツコツやっていたってこともあって、数学はけっこうできたんですけれども、他の科目は授業をしっかり聞いて。

吉永:
それは学校の授業、東進の授業? どっちかと言ったら。

田村:
学校の授業ですね。ただ受験期が近づくにつれて、だんだん東進の方に。

吉永:
問題集とかはやりました?

田村:
問題集はやりました。特に物理であれば、学校で配られたテキストだったんですけれども、化学は新演習、受験生の中で出回っている。

吉永:
何年生くらいですか、解いていたのは。

田村:
高校3年生になってから。

吉永:
学校の物理学習は終わってる?

田村:
いや、とんでもないです。僕の学校は12月くらいまで物理、化学の授業がありました。

吉永:
学校の進度に合わせて勉強していたんですか。

田村:
あまり合わせなかったですね。間に合わないって思って。

吉永:
学校よりも先取りは、それは東進ですか? やり方は。

田村:
そうですね。

吉永:
基礎授業を聞いて、問題集は自分で解くみたいなスタイル。そのときは東大志望だったんですか。

田村:
そうですね。

●06.東大に行くと決めたキッカケ●

吉永:
それはキッカケはなんですか。東大に行くって思ったのは。

田村:
実は高校に入ったときは、新潟大学の医学部に行けたらいいなって思ってたんですけれども、ただ先生方の推薦で「もっと上を目指してみないか」ってことで、学校の先生から。

吉永:
学校の先生から応援されるんですね。僕とえらい違いだね。「お前なんか絶対にいけない」って言われてたからね。

田村:
僕も高校3年生の担任からはそう言われました。

吉永:
じゃあ、一部の先生が応援してくれたんですね。ゼロ人じゃないって事は素敵なことです。応援してくれる人がいるっていうのはいいですよ。それは必要だと思います。それで勉強して東大を目指してますよね。他の科目とかは、勝算っていうか、こうやれば受かるかなってプランを立てたと思うんですけど、メインプランは自分で立てましたか。

田村:
自分で立てました。

吉永:
過去問とかはいつごろからやりましたか。

田村:
高校3年生の9月くらい。

吉永:
どうでしたか、そのときの手応えは。

田村:
難しかったですね。数学がなかなか歯が立たない。

吉永:
でもくじけはしない。

田村:
くじけはしなかったです。

吉永:
何か内部的な自信があったんですかね。

田村:
どうなんでしょうか。ただそういうときでも、僕は得意科目が英語だったので、英語があるってだけで全然気持ちとして違うんですよね。1つ自分がすごい得意な科目があるってだけで、受験全体の自信につながっていくものなので。僕は英語はすごい高得点をとるつもりで挑んだので。その分の自信が他の教科にまわったのかなって思います。

●07.絶対に合格点が取れる大切なこと●

吉永:
そこの難しかったものをどうやって解きほぐしていったわけですか、そこからの勉強で。

田村:
そうですね。凄く難しく見えるものでも、実は基礎事項の積み重ねであって、本当に大切なものがしっかりわかっていれば、少なくとも絶対に合格点は取れるんですよね。ということを意識してやりました。つまり、100点、満点を取る必要はなくて、基礎的なことがわかっていて、基礎的な問題が解けるってことが実はものすごく大切なこと。それができない人が落ちるんだなって僕は今思っています。

吉永:
それは当時もそうやって考えてやっていましたか。

田村:
いや、当時はよくわからなかったと思います。

吉永:
わからないけれども、やれることをやろうって感じなんですかね。センター対策はどんな感じでした。

●08.効率の良い勉強のやり方●

田村:
センター対策は、学校の授業はあまり聞かずに、東進で受けていた先生の言うことをきいて、自分なりに頭を使って考えるようにしていました。特に国語はセンターで一番の難関で、時間も足りないですし、分量もあって、そこは自分なりに解くってことをしっかり見つけた後は、それに従ってひたすら問題練習。

吉永:
その自分なりの解くっていうのは解法とかですか。それは自分で思いついた?

田村:
そうです。東進の先生から教えていただいたものを自分なりにアレンジして、自分で納得できる形にしていった。

吉永:
現代文も、古文も漢文もそういう感じですか。


田村:
はい、そうです。結局、勉強っていうのは、今でこそすごく思うんですけれども、「こうしろ」って完全に言われて、それに従ってるっていうのは、実はあまり効率が良くなくて、それを参考にしつつも、本当に自分に合った方法でやるのが実際には一番いい。ですので、そのときも言われたことを鵜呑みにするんじゃなくて、自分なりに少しアレンジしながら、自分の解き方とか、勉強の仕方とか探していました。

吉永:
センターの社会はどんな感じでした。

田村:
そうですね。実は社会はあまり良くなかったんですけれども。

吉永:
それは得点計画上、もともと点数を落としても大丈夫な計画だったわけですか。センター社会は。

●09.地理を勉強する事の醍醐味(深い味わい、本当の楽しさ)●

田村:
そうですね。ただ、なるべく高得点を狙うようにしていたんですけれど、選択が地理Bで。地理が難しったです。

吉永:
なんで地理にしたんですか。

田村:
まぁ、よく言われるのが覚えるのが少ないってことで、実際、他の世界史とか日本史に比べたら少ないと思うんですけれども、ただ地理は何が面白いのかっていうと、世の中が見えてくるっていうのが一種面白いと思います。テレビ1つ見るにつけても、地理がわかってるだけで、全然見え方が違うので。で、地理の勉強の仕方としては、地理がわかるようになったのは、地図帳を開くようにしてからでした。

吉永:
それはいつぐらいですか。

田村:
けっこう受験期の1ヶ月前とか。

吉永::
センター試験対策という切迫感から開いたんですかね。

田村:
そうですね。地図帳を開いて、ちゃんとどこに何があるっていうことをしっかり見てから、めんどくさくても毎回見る、毎回見るってやったら、地理は解けるようになった。

吉永:
それも自分の勉強法っていうか、毎回見るようにしようっていう方針を作ったわけですね。一種のルールみたいなものとして。

田村:
人から押し付けられたルールってどっかで挫折しちゃうんですね。自分で作ったルールってあまり挫折しない。

吉永:
じゃあ、誰かからもっと早くに「地名が出たら地図帳を見るんだぞ」って強制的にやられたら反発したかもしれないですね。

田村
そうですね。ただ、誰かから例えば、「地図を開いたらいいよ」って言われたときに、「もしよかったらやってみて」って言われて、もしそれが自分に合ってるって感じたら、絶対に採用したと思います。

吉永:
アレンジして取り入れるってことはもともとやってるわけですよね。その興味を持ち出したタイミングが遅いから十分に点数が伸びる前にセンターが来たって感じですかね。センターはだいたいどれぐらい取れたんですか。

田村:
91%ぐらい。地理は80点届かなかった。

吉永:
それで出願したわけですか、出願は何に出したんですか。

田村:
理科II類に出しました。あと早稲田大学の法学部にセンター利用で。

吉永:
法学部も9割超えだから狙えるかなって感じで。どうでしたか、合格して、どうしようかなって思いました。

田村:
そうですね。でも、一種期待はしていたので、あーよかったと。どちらかというと、マークミスしてなくてよかったっていう反応の方が大きかったです。

吉永:
どっちに行くかは事前に決めていたってことですか。

●10.東京大学、不合格●

田村:
僕1回東大II類に落ちてるんですよ。

吉永:
早稲田に受かって東大に落ちたのが現役のとき。早稲田には行ったんですか。

田村:
いえ、行きませんでした。東大もう1回行くぞって。くやしかったんですよね。非常に言い訳がましく聞こえるのは無理もないと思いますけれども、本番に熱を出してしまって、頭がすごく痛い中で受けてしまって、合格点に4点届かなくて。体調が良ければ行ったはずだって思って、すごく悔しくて、このまま早稲田行くのはっていうふうに思いまして、やる覚悟を決めたんですけれども。もう1年やったら成績がうなぎのぼりでして。

吉永:
4点上がるどころか、うなぎのぼっちゃいましたか。

田村:
理科III類のA判定も出て、非常に良かったです。

吉村:
それでIII類を受けなかったのは、落ちるリスクがあるから?

田村:
そうですね。理科II類からも医学部へのルートがあるって聞いていたので、僕は入学前からそれを狙っていたんですけれども。

吉永:
それはなぜですか。

田村:
理科III類に行くのもいいんですけど、ただ一種リスクが伴うこと。それとセンター試験が浪人のとき実はあまり良くなくて、9割ちょっと届かないくらいだったので、これはちょっと勝算が薄いかなって思って、理科II類から行こうかなって思いました。

吉永:
それは固い方を取ったっていうことですね。まずはそこで合格を確保して、医進すればいいやって。それで取りにいった。

田村:
僕の中で、そのとき「何がなんでも医学部」ってことは無くて、1年半くらい考えてみて、でも医学部が一応第一志望ってことで。

吉永:
そういう意味でも理IIの方が選択の余地があるっていうことで良かったですね。現役のときは4点足りなくて、一浪してうなぎのぼって、本番は点数は上がりましたか。

田村:
合格点プラス60くらい。

吉永:
でも4点不足と60余るとでは、だいぶ雰囲気が違いますよね。4の15倍以上ありますからね。理IIIも受かりましたか、点数的には。

田村:
いや、ギリギリ通らなかったです。

吉永:
もし出してたら、また数点とかで。面白いですね。そのちょうどギリギリ。何かうまく察知したんですね。

田村:
受験期は理IIで出すってセンターで決まってからは、僕は慶應の医学部に受験届けを出していたので、ずっとそちらの勉強をしていて、それが終わってから東大対策をしていたので。

吉永:
慶應はどうでしたか。

田村:
慶應は無事合格しました。

吉永:
早慶を制覇って感じですね。法学部と医学部と。東大は理IIに受かって。けっこう受験は満喫って感じですね。早慶東大合格ですもんね。慶應じゃなくて、東大を選んだのは何でなんですか。

田村:
やはり、僕はそんなに家庭が裕福じゃなくて、慶應の医学部は私立の医学部の中ではだいぶ安い方なんですけれども。

吉永:
学費の問題。もし学費が出た場合はどうでしたか。

田村:
慶應に行ったかもしれません。

吉永:
それは医学部が確定してるからですか。

田村:
そうですね。正規で合格をいただいたので、出せば受かるっていう形だったので。ただ唯一ネックだったのが学費。そして、慶應の医学部ともなれば、地方の医学部とはやっぱり、一種そこでしか出来ないことも見つかるだろうなって思っていたので。学費の面で援助が出たら、そちらに行っていたかもしれないです。

吉永:
なるほど。それはだけど特に援助してくれる人は探さなかったんですね。

田村:
奨学金はもちろんいくつも探しましたけれども。例えば年間100万円払ってくれるとは言っても、年間の授業が400万円だったら、残りの300万円どうするのかって話になってしまいますよね。それだけでも東大の6倍かかってしまうので。やっぱり、裕福じゃないってこともあったので、東大を選択しました。

吉永:
なるほど。4点足りなくて理IIIに行けなくて悔しかったわけじゃないですか。その学費の問題とかもくやしかったですか。お金が準備出来れば行けるのにとか、それはあまりない。

田村:
そうですね。特に無かったです。

●11.スカイプで教えてきた実績●

吉永:
それは状況として、うちはそうだからっていう事で東大に行くかと。東大に入って、予定どおり医進して、理IIで内部進学の点数がトップって事ですよね。家庭教師をやるってことなんですけれども、今2年生だから、入学後にも教えてたりしますか。

田村:
1年半、スカイプを使って、遠く離れた地元の高校生たちに受験勉強を教えたり。

吉永:
何人もやってたんですね。それはどうでした、教えてみて。

田村:
地元の生徒ということで東大志望の方に巡り合わなくて、中には看護学校の志望であるとか、地元の大学志望の方が多くて、必ずしも、東大の受験の知識が使えるというわけではなかったんですけれども、やはり地元で教えてきた経験とか、自分自身で学んできた経験を活かして、その本人がつまずいてるところ、わからないところっていうのは非常によくわかるので、そういうところを徹底的に、今東大勉強で培った自分の知識を使って、徹底的にわからないところをわかるようにするっていうふうにしています。

吉永:
どうでしたか、教えてみて、手応えとか評判とかは。

田村:
実は好評していただいていて、モヤモヤしていたところがわかるようになったって意見をよく言っていただいて、非常に嬉しく思っています。

吉永:
その嬉しいってところが、教えることをもっとやってみたい動機になるんですかね。どういう人を教えてみたいとかありますか。

田村:
僕は地元にいたときに、東大を目指したときに一番困ったのが、何か漠然とした不安を抱えている。東大っていうものが遠くに感じてしまっているとか、実際に受験に関わって、どういうことが起こるのかっていうものをよくわからない。ハッキリとしたビジョンが見えないというのが辛いことだったので、そういう同じような悩みを抱えてらっしゃる生徒さん。例えば、東大を目指したいけれども、何を勉強していいかわからない。あるいは、わからない所がいくつもあるけど誰に聞いたらいいかわからない。そういう悩みを持った生徒さんをぜひご指導出来たらなって思います。

吉永:
東大志望じゃない人から要望があったら、それでも要望があれば受けますか。

田村:
もちろん。今までスカイプでの指導で東大志望者は誰もいなかったので。

吉永:
性別も年齢も問わない感じですか。幼稚園生でも、うちの若い息子、娘を才能が伸びるかもしれないから見てくれでもOKですか。逆に70代、80代でまた勉強したいんだって人も、要望があれば受けますか。

田村:
もちろん。実際にスカイプでも指導をやっていたときに、40代の女性の方が看護学校に入りたいと言って、無事合格されたんですけれども、そういう方を指導したこともあります。

●12.うまく努力できない方へ●

吉永:
いいですね。最後にPRとか、私はこういう素晴らしい教え方をしますよとか、なんでも良いんですけれども、この音声を聞いてる人に伝えたい事があればぜひ。

田村:
僕は東大の理IIで主席になれるなんてことは、ずっと考えていませんでした。なぜかというと、まわりの人が「そんなのは無理だ」っていうふうに、やってみなかった人が決めつけているからだと思います。なので、もしまわりからそういうことを言われて、高い目標を持ってるのに、それに向けてうまく努力できないという人がいたら、ぜひ僕に声をかけてほしいと思います。まわりから雲の上とか、最難関って言われてることって、本当に努力してみた人からすると、実はそうでもない事が多い。というのが僕の意見です。

吉永:
わかりました。田村先生、今日はどうもありがとうございました。

田村:
ありがとうございました。

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