東京大学医学部家庭教師研究会 東大医学部生、東大理3生が、成績の上がる勉強の方法を教えます

合格体験記05 (2017.11.8更新)

前川先生(東京大学理科III類合格、家庭教師の生徒さんを募集中)

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吉永:
今日は2017年6月29日なんですけれども、前川先生をお迎えしています。
前川先生、よろしくお願いします。

前川:
よろしくお願いします。

吉永:
前川先生は今、東京大学理科III類の1年生ということで。前川先生は一浪。山梨県出身。現役のときと、一浪のときで勉強のやり方って変わりましたか。

前川:
そうですね。学校の勉強の中心に、自分で数学と理科を勉強していたんですけど。

吉永:
学校をサボらず、出席していたタイプですか。

前川:
出席はしていました。小学校も中学校も。

吉永:
幼稚園は行ってましたか。

前川:
行ってました。

吉永:
小さいころは何をやってたんですか。才能開発教育とか。

前川:
そういうのはやってないです。普通に学校では外で友達と遊んだりしていたし、中学では部活も生徒会も取り組んでいたので。

吉永:
生徒会も。小学校、中学校は普通の公立ですか。

前川:
公立ですね。活発に外で遊んでました。

吉永:
成績は良かったですか。

前川:
成績は基本的に1番でした。

吉永:
ずっと1番だと、まわりから「すごいね」とか言われますよね。何をやってたからだと思いますか。

前川:
基本的には学校の授業が中心だったので、先生の言うことをちゃんと聞いて、そこから自分で派生して考えられることは色々考えることで、応用を効かせて行くことで、いろんな問題に対応できるようになりました。

吉永:
なるほど。他の人もそこは一緒ですよね。何が要因として違くて、1番をキープできたと思いますか。

前川:
そうですね。差がつくところとしては、たぶん他の人は覚えると言っても、覚え方があいまいな所があったと思うんですけど、自分は覚えられるところはキッチリ覚えるようにして、そこから派生していったので、みんなと基盤が違ったところ。それと、自分はできるだけいろいろ、問題を解くときも別解とかいつも考えるようにしていたので、そういうので応用の幅が広がったと思います。

吉永:
そういう態度はどこで身についたんですか。ただ学校に行ってただけなんですよね。

前川:
そうですね。ただ学校に行っていただけなので。

吉永:
小学校1年生のときから勉強はできたんですか。

前川:
小学校だと公立で、あまり出来る出来ないは無いと思うんですけど。そうですね、最初からわりと出来る方だったと思いますね。

吉永:
最初は「わりと」で、だんだん上がってきて1番に定着って感じ?

前川:
そうですね。中学くらいから毎回。

吉永:
センスですかね。勉強していく上で、別解を考えたりとか、自分なりの疑問を大事にするっていうのは、生まれ持っていたものって感じですか。誰かに教わったというよりは。

前川:
誰かに教わったっていうのは無いですね。自分で、自然とやる中で身についていったものだと思います。

吉永:
で、工夫していってって事ですかね。考えたり、調べたりとか。

前川:
そうですね。図書室とか、市の図書館に行って。

吉永:
小学校のときからそうなんですか。

前川:
そうですね。小学校の高学年くらいから図書室に行って、自分で調べたり。

吉永:
それは疑問が出てくるからですか。授業中には解消しきれない疑問が出てきて、図書室で調べるって事ですか?

前川:
そうですね。

吉永:
周りの人はそういう姿を見て、何か言ってましたか。ノーコメントって感じでした?

前川:
小学校だと勉強とかは、普通に「すごいね」とかは言われるんですけど、特別な目で見られるとかは無かったですね。

吉永:
気持ち悪がられることもない。普通って感じで、みんな気にしてない感じ。放課後一緒に遊んだりとか。中学は部活でしたっけ。

前川:
はい、陸上部に所属していて、3年生は部長でした。

吉永:
距離や種目は何を。

前川:
走り高跳びをやっていました。

吉永:
高飛びは面白かったですか。

前川:
面白いです。

吉永:
今でもやってますか。

前川:
はい、今、大学でも陸上部に所属していて、時々練習に行って、飛んだりしています。

吉永:
中学のときの勉強はどんな感じでしたか。

前川:
中学の時も、基本的には学校の勉強が中心になっていました

吉永:
英語はいつごろから始めたんですか。

前川:
英語は、学校が中学から始まって。それも学校の間に英検を少し取りまして、準2級まで取って。

吉永:
それは学校が勧めていたんですか。

前川:
そうですね。高校受験で少し有利になるって聞いたので、最初は5級から初めて、準2級まで中学3年生までで取りました。

吉永:
高校は受験したんですか。

前川:
高校は公立の甲府南高校という学校に受験しました。

吉永:
そこは山梨県の学校ですか? 山梨県の中ではどんな?

前川:
山梨県の学校で、甲府南高校の理数科というところがあって、私はそこを受験したんですけど、そこは一応山梨の公立高校では1番。

吉永:
山梨の人に言えば、わかる?

前川:
わかるはずです。

吉永:
「あ、そうか。ナンバーワン」って感じですか。

前川:
そうですね。

吉永:
高校に入ったら、中学までと授業変わりましたか。

前川:
そうですね。特別変わったということは無いですね。

吉永:
小学校、中学校のときも広いところから優秀な生徒が集まってるイメージですか。高校は。

前川:
そうですね。山梨の中から良い人が来てるんですけど、授業が特別良いというよりは、友達同士でときどき教え合ったりすることがあって、それが刺激になって。

吉永:
生徒層はどうでしたか。学力レベルが急に上がったなって感じはあったんですか。

前川:
基本的に自分は上位層にいたので。

吉永:
理III入ったあとはどうですか。

前川:
理IIIに入った後は、自分よりできる子もいますし、あまり勉強に熱心じゃない、別のことに取り組んでる子もいるので、いろんな人がいるなって思います。

吉永:
小学校、中学校、高校の連続感があると思うんですけど、高校から理IIIに来ると、ちょっと人のレベルが変わったとか、そういう雰囲気はありますか。

前川:
そうですね。人の学ぶ姿勢とかも、すごく真剣な人は見習うところがあると思います。

吉永:
それは理IIIに入った意味がありますよね。高校のときには授業を聞いていて、本当に授業をやっていた感じですか。小学校のときは図書館で調べたりとかしてましたよね。

前川:
そうですね。高校のときは授業を受けて、あとは自分で勉強ですね。図書館に行くときもありましたけど、どちらかと言うと、友達といろいろ話し合ったりする事の方が増えたような気がします。

吉永:
それは勉強の内容ですか。

前川:
勉強の内容です。それ以外のこともいろいろ話したりすることもするんですけど、いろいろ相談しあったり、いろいろ高め合うというか、難しい問題を出し合ったりすることもあったので、良い友だちと巡り会えました。

吉永:
陸上は続けてましたか。

前川:
はい、高校でも3年間続けてました。

吉永:
どのくらいの時間、部活をやっていたんでしょうか。

前川:
週4から5ですね。

吉永:
けっこうやってますね。放課後は勉強っていうよりも部活?

前川:
部活メインですね。

吉永:
部活帰ってきたあとの勉強はしてましたか。

前川:
勉強してましたね。大会があった日とかはさすがに厳しかったですけど。

吉永:
部活は何時ころに帰ってくるんですか。

前川:
部活は7時30分くらいに家に着いて、ご飯を食べて、その後、ちょっと勉強。

吉永:
8時30分くらいから、2時間くらいですか。もっとやりますか。

前川:
2時間いかないくらいだと思います。

吉永:
1時間から2時間弱くらいですね。その時間で済んじゃうのは何でなんですかね。朝はやってましたか。

前川:
朝はそんなに早く起きれないので。

吉永:
学校の授業プラス、部活から帰ってきて1時間程度。それは何をやっていたんですか。その1時間は。

前川:
1時間は、学校の宿題がメインで。あとは地元の塾があって、そこの宿題をやるくらいですね。

吉永:
塾も行ってたんですね。

前川:
はい、地元の塾で、一応自分のやってることの補完的な意味合いでやっていました。

吉永:
塾は週に何回くらいですか。

前川:
塾は週1回の土曜にあって、そのあと宿題が出たりして。

吉永:
科目は?

前川:
科目は英語、数学ですね。

吉永:
よかったですか。

前川:
そうですね。復習にはなりました。

吉永:
高校生の段階から理III志望だったんでしょうか。

前川:
はい、そうですね。理IIIは高校1年生の秋くらいから少しずつ意識しました。

吉永:
それはなぜですか。理IIIに行こうと思ったのは。

前川:
高校1年生の夏に、甲府南高校の理数科で、東大のオープンキャンパスにみんなで行こうって企画があって、そこで東大のいろんな所を見てみて、東大に興味を持ち始めて、また別に自分はもともと医師になりたいっていうのがあったので。

吉永:
それはいつくらいからですか。

前川:
それは自分の父が医師で、母が看護師ということで医療的な環境に小さいころからあったので。

吉永:
相当小さいときからそういう環境にいたってことですか。

前川:
そうですね。

吉永:
物心ついたら、「いた」って感じですかね。

前川:
父が医師なので。将来は医師になるんだろうなって自然に思って。

吉永:
子供の時から、その気持が継続していて。自然に思うって気持ちと、「ぜひやりたい」って気持ちも芽生えてきましたか。

前川:
そうですね。「ぜひやりたい」って気持ちも、だんだん大きくなるにつれて、自分で医師ってどういうものなんだろうって調べていく中で、特に研究医とかでは、医学に関する基礎的な研究をしていく中で、人体というものについて、自分で深く学ぶ事が出来ながら、医療として様々な人に貢献が出来るということで、とても良い職業だなって思って、今は研究系の内容に興味を持っています。

吉永:
それは昔からそうなんですか。

前川:
最初の方は、臨床に興味があったんですけど、調べていく中で研究。

吉永:
最初っていうのは、いつくらいですか。

前川:
高校に入ったばかりのころ。その学校で「進路について考えてみよう」って授業があるので、その中で。

吉永:
臨床で、何科に行こうかなって感じですかね。

前川:
父が外科だったこともあったので、最初は外科とかを調べていて、すごい人のためになる仕事だなっていうふうに。

吉永:
ますます「これでいいぞ」っていうふうに、調べたら気持ちがもっとしっかりしたってことですかね。で、調べていったら基礎的なことに関心が出てきたと。

前川:
辿り着いていって、今は基礎的な研究に関心を持っています。

吉永:
現役のときも理III志望だったと思うんですけども、特に理III対策っていうのはやったんですか。それとも最初から一浪計画でやってたんですか。

前川:
最初は出来れば受かったらいいなってことで、高校3年生の秋頃から過去問に取り組み始めて、遅い方だとは思うんですけど、学校の授業とか特別早いわけでもないので、秋ごろから。

吉永:
物理化学の範囲が終わったのはいつごろですか。

前川:
夏休み前。

吉永:
3年の夏休み前まで範囲が終わるのがかかった。で、授業ペースより早くやろうとは、そこは特に思わなかった。

前川:
そうですね。特別早くというのは無かったです。

吉永:
数IIIが終わったのは、いつごろですか。

前川:
数学は自分で先にやっていたって事もあったので、高校2年生くらいには。

吉永:
数学は好きだったからって感じですか。学校は高校2年生ではまだ終わらない。

前川:
学校は、物理化学よりは早いですけど、高校3年生の夏ぐらいまではやってたと思います。

吉永:
数学は興味があったので前倒し出来たってことですね。で、範囲が終わったから、秋くらいから徐々に、一気に?

前川:
一気にではないですね。過去問をいくつか。

吉永:
過去問はどうやってやったんですか。赤本とかの解説を見ながらやったんですか。時間を測ってやるとか、時間がかかってもいいから考えるとか、いろんなやり方があると思うんですけど。

前川:
最初は時間を測らずに、できるだけ考えて解ける問題を解きました。

吉永:
調べながら解いたりもしましたか。

前川:
最初は何も見ないで、できるだけ頑張ろうという気持ちでやって。

吉永:
時間制限はつけずに、何も見ないで現状の実力で、解けるだけ解こうと。チャレンジ。

前川:
チャンレジということでやって、自分が出来るところまでやったら、解説を見て、わからないところは自分で調べたりして、学んでいく。っていうのが中心でした。

吉永:
過去問に稽古をつけてもらうみたいな。それは解消しない疑問とかはありましたか。現役のとき、調べたけど結局「なんでそうなるんだろう」ってわからなかったところ。

前川:
「わからない」ということは無かったです。調べるのになかなか時間がかかったり、先生に聞かなきゃいけなかったりとかあったんですけど、基本的に悩みは解消しましたね。

吉永:
調べるのが大変とか、先生に聞いたりとか出来ない人もたくさんいると思うんですよね。それは途中でやめちゃったら結局、解消しないわけで。ある意味、だから、解消するまで調べ続けたり、聞き続けたとも言えるわけですか。

前川:
そうですね。わからないと、そのわからないところが結局、いずれ出た問題で弱点になってしまうので、わからないところはわかるようになるまで調べるっていうのはありました。小さいころから色々調べたりするのが癖になっていたので、調べることは特に苦にならなかった。

吉永:
その調べるのが癖になってるっていうのは、父親とか母親の姿勢を見て覚えたってことなんですか。そういうシーンも特に覚えてない? 親が調べ物をしてるシーンとか。

前川:
そこは見てないですけど、自分で、自然に身についていきました。いつの間にかそうなっていました。

吉永:
で、過去問を解くじゃないですか。センター対策は現役のときはどんな感じでした?

前川:
センター対策は理数系は特にする必要がなかったので、特にしてないです。

吉永:
過去問はやりましたか。

前川:
過去問は学校で配られていたものがあるので。

吉永:
点数見て、大丈夫かなって。

前川:
そうですね。だから国語と社会がメインで、直前に一気に過去問をやりこんで、傾向に慣れていって、点数を上げていくって感じでした。

吉永:
現役のとき、点数はけっこう取れましたか。

前川:
現役は、国語は自分が現役のときは簡単だったので良い点数を取れたんですけど、社会はあまり高くはなかったです。8割程度でした。

吉永:
それは納得はしたんですか、あれしかやってないからしょうがないなって。

前川:
そうですね。社会の方は特別高くは無いんですけど、低くもないので、まずまずかなと。

吉永:
バッとやったわりには、これぐらいならいいかな。と。

前川:
妥当な点数かなと。

吉永:
2次受けてどうでしたか。

前川:
2次は現役のとき、最終的に力が、秋の東大実践模試の点数とか、直前までやったんですけど、点数が厳しいということで。

吉永:
秋の東大実践で、点数はどれぐらいだったんですか。

前川:
250ぐらい。

吉永:
そこから何点くらい上げようって感じですか。

前川:
300点には達っさないとマズイだろうって、もう一方の方がすごく低かったので、現役のときは医科歯科を受けたんですよ。

吉永:
理IIIを受けてないんですね。それはもう早く受かりたいからってことですね。理IIIにこだわるよりは。

前川:
そうですね。かなり点数が厳しかったので。

吉永:
医科歯科を受けてみてどうでしたか。

前川:
それまでが東大の過去問に力を入れていたので、ちょっと対策不足だったのかなっていうのがありましたね。

吉永:
ほとんど何もしないで行った感じ? 過去問ちょっと解いたくらいですか。

前川:
そうですね。直前に一気に過去問を解いてやったくらいなので。英語が医科歯科は独特な形式なんですが、大きな長文が一問あって、それに関して答える問題なので。形式にまだ慣れないところがあったのかなって思いますね。

吉永:
数学はいけました?

前川:
いけたと思います。

吉永:
結果的にダメだったわけですね。

前川:
落ちました。

吉永:
それも納得はいくんですか、「対策してないしな」って感じですか。「受かったはず」って思いましたか。

前川:
受かると思ってたので、ちょっと悔しかったです。対策不足な自分が悪いんですけど。

吉永:
でも手応えもあったわけですよね。全然ダメだとかじゃないんですよね。

前川:
そうですね。たぶん行けるだろうぐらいには思ってたので。

吉永:
行けると思ってたのにダメで、どうでした? それは気持ちとしては。

前川:
すごい落ち込みましたね。でも、後期で山梨大学の医学部に申し込んでいたので、そこは切り替えないといけない。

吉永:
落ち込んだままでは、後期もやばいぞってことで。それは意志の力で切り替えるわけですか。

前川:
そうですね。医科歯科の発表も遅かったので、本当に切り替えないと後期も何もできなくなってしまう。そこは意志で。

吉永:
後期はどうでしたか。

前川:
受かりました。

吉永:
そのあとどうしたんですか。

前川:
切りました。

吉永:
それはなぜ? やりたいことが十分にできないかもしれないから?

前川:
それもありましたし。前記で医科歯科に逃げたのがすごく心残りだったので。しかも医科歯科結局落ちて、それがすごく心残りで、母親と話し合って、もう1年頑張らせてくれるって話になったので。挑戦してみようってことで。

吉永:
「もう1年頑張らせてください」って頼んだわけですか。

前川:
頼みました。

吉永:
すぐにOKでしたか。少し話し合いましたか。

前川:
少し話し合いましたね。

吉永:
受かってたからですよね。落ちてたらあれですけどね。

前川:
国公立の医学部に受かってるので、母親も「行けるんだったら、そこで十分じゃないかな」と言っていました。

吉永:
再チャンレジして、両方落ちる可能性もありますもんね。それは考えましたか。

前川:
もちろん、考えました。

吉永:
でも、自分の可能性にかけるってことですかね。チャレンジしたいってことで。まきなおしみたいな感じじゃないですか、今度は理IIIやるぞってことですよね。蹴ってるわけですよね、地元の合格を蹴って、チャレンジするわけですけど、それは何か勝算はあったんですか。

前川:
絶対に行けるって勝算は無かったんですけど、山梨大学って、何人か東京から落ちた子が流れてくるので、その中で受かったっていうのが自信になったので、それで現役のときに足りなかったところを補えば行けるはずだというのがありました。

吉永:
補えるって感覚があったわけですね。やりようが無いんじゃなくて、まだやれると。

前川:
対策も、他の頑張ってる子に比べたら、現役のときは遅かったのかなとかあったので。この1年間、ずっと東大に向けて頑張り続ければ、点数的に届くはずというのが。

吉永:
自分の位置がそこには来てるだろうって事ですよね。1年頑張ってどうにでもなれじゃなくて、頑張れば行けるかなと。それはどうやってやっていこうと、プランというか、1年間で追いついて、追い越す対策は。

前川:
特に大きなものは無いですけど、基本的なところを再確認して、難しめの参考書に取り組んで行って、応用問題に対する力をつけていって、過去問。

吉永:
それを全教科に対してやるってことですか。

前川:
そうですね。全教科やりましたね。

吉永:
基礎的なやつの確認というのはどうやったんですか。

前川:
知識的な確認ですから、教科書を読んだり、参考書の知識事項を読んだりくらいですね。特別基礎的な事項が本当にダメっていうわけじゃないので、確認程度。

吉永:
そこで抜けとかは見つかったんですか?

前川:
そうですね。化学はまだ覚えられてない細かいところとかあったり、英語も細かい熟語の言い回しとかが、まだ足りなかったていうのがありました。

吉永:
その基礎の確認と暗記が終わったのはいつくらいですか? 一浪の。

前川:
けっこう早かったと思います。1ヶ月位で。

吉永:
それだけでも基礎が固まったって感じですよね。それまで覚えてなかったところを覚えたわけなので。覚えて、次は基礎問題ですか?

前川:
基礎問題は特にやらずに、難しめの参考書に取り組みました。

吉永:
それは普通に解けた感じですか。

前川:
そんなにスラスラ解けたわけじゃなくて。

吉永:
どんなやつを使いましたか。

前川:
数学だと、「大学への数学」の『スタンダード演習』と『新演習』を順番にやっていって、『新演習』は難しめの問題が多かったので、苦労しながらですけど。時間をすこしかけてでも考えて解いていくようにしてました。

吉永:
数学は普遍性があるんですね。僕もその2冊をやりましたからね。他の教科は本が変わってると思うんだけど。物理と化学は何をやりましたか。

前川:
物理は『難系』。

吉永:
物理もあまり変わらないね。難系は例題だけ? 演習もやりましたか?

前川:
演習も、全部やりました。

吉永:
演習は量があっていいよね。

前川:
力がつきますね。あれは。

吉永:
化学は?

前川:
化学は、『化学の新演習』。

吉永:
僕のときは新演習が無かったか、ギリギリ出たくらいなので。本はあったかもしれないけど、問題集があったかどうか。僕は解いてないんですよね。僕の頃はまだ、駿台文庫の『理系の100選』とか。

前川:
それは今もあります。

吉永:
100選やりましたか。

前川:
100選はやってないです。

吉永:
だいたいみんな新演習なんだね。あれやって、もう過去問いけるなって感じでした?

前川:
そうですね。それぞれ過去問の25カ年に入っていって。

吉永:
25カ年は入試は何を使ったんですか。過去問の。

前川:
赤本だけですね。あとは現役時代に少し、東大実践模試とかあるじゃないですか、そういうのの過去問を数年分、先生がくれたので、それを取っておいたのあったので、それをやったりとか。

吉永:
助かりますね。東大型の演習が出来ますからね。

前川:
慣れるのが大事なので。

吉永:
確かに。国語とか英語はどうしたんですか。英語はさっき熟語を覚えたって聞きましたけど。

前川:
英語は、『長文問題精講』っていうのがあるじゃないですか。

吉永:
旺文社のやつ。あれは僕もやりましたよ。僕の時点であれはすでに歴史のある本だったと思うんだけど。

前川:
ベストセラーって帯に書いてあったような気がしますね。

吉永:
変わらないんだね。

前川:
英語は、東大は問題が多めなので、早く読む練習とか必要なので、問題数をとにかくこなして、読むのに慣れていって、問題演習をしていきました。

吉永:
国語はどうですか。

前川:
国語は、とりあえず赤本をやったんですけど、解答が納得いかない所もあったので、そこはいろいろ考えて、参考にできるところは参考にして、おかしいなって所は自分で考えたりして、基本的に過去問の問題形式が同じところまでは解くようにしてました。

吉永:
国語は2次で、満点近く狙えるところまで仕上げようとは思ってなかった方向の人?

前川:
そうですね。

吉永:
両方のやり方がありますからね、理IIIを受ける時。国語は足を引っ張らなければいいくらい? 大破しなければいいかなくらい?

前川:
古文、漢文で安定して取れる所は取って、現代文はある程度取れたらいいなくらいでしたね。

吉永:
本番勝負もある感じで。自分を信じてって感じですかね。英語はどれぐらいを狙っていたんですか。

前川:
英語は、自分は特別得意というわけでもなかったので、80点くらいを常に安定して取れるように。

吉永:
英語は80点安定させて、国語はどれぐらいですか狙っていた点数は。

前川:
国語は40点切らないように。

吉永:
40は切らない。英語と合わせて100確保。数学は何点狙いですか。

前川:
数学は100点は。

吉永:
得意だから。これで200。あとは理科で100。それで300。理科は50超え、50超えで100になりますからね。数学はひたすら合ってればいけると。それは本番でだいたい計画通りにいったんですか。

前川:
そうですね。英語はちょっと、作文が2つある中で、ページを一気にめくってしまって、2つ目のところを一つ目のところに書いちゃうというミスがあって、それを修正するのに、すごく時間がかかったので。

吉永:
けっこう動揺しましたか。それとも気づいたら淡々と修正ですか。

前川:
やっちゃったときは本当に動揺しましたね。「ヤベぇー」みたいな感じで。今年の問題は特に理数系が簡単だったので、英語で差つけられたら落ちるんじゃないかと思って、そのときは本当に死ぬ気で急いで直して。

吉永:
もともと理数系で稼ごうと思ってたけど、カンタンだとまわりも取っちゃって、差がつかない可能性があると思ったわけですね。

前川:
そうです。だから英語で落としたらどうしようもないって感じだったので、そこは急いで、死ぬ気で直しました。

吉永:
時間がなくならないように。それは消して書き直したってことですか。

前川:
作文は取れるところだったので、消して、下の方に直して、急いで、一つ目の作文を書いて。

吉永:
その動揺は点数に影響はあったんですか。

前川:
結果的にすごくありましたね。

吉永:
どれくらいになったんですか。

前川:
64点。計画は80点だったので、20ぐらい落ちましたね。

吉永:
それはどこでカバーできたんですか。

前川:
数学ですかね。数学は今年は簡単だったので、118点取れたので。

吉永:
ほぼ完答じゃないですか。それは格好いいですね。

前川:
で、理科も、化学は48だったんですけど、物理が56で。結果的に100を少し超えたので。

吉永:
予定通り、理数系でカバーできた。素晴らしい。キレイに補えてよかったです。

前川:
国語は予定通りに取れたので、結果的に受かったって感じですね。

吉永:
良かったですね。願いどおりになっていったって感じですよね。ちょうど現役で落ちたあとに抱いていたイメージが実現した感じですよね。

前川:
そうですね。キレイに予定通りに、全体の点数としては届いたのでよかったなって思います。

吉永:
お母さんも喜んでましたか。

前川:
すごい喜んでました。「本当に良かったね」って。ここ1年間ずっと支えてくれたので。お弁当とか作ってくれて、そこは本当に2人で喜びあいました。

吉永:
いいですね。東京出てくるときはどうでしたか。

前川:
今、三鷹寮に住んでるんですけど。三鷹寮はすごく安いので、親にあまり迷惑をかけないように。

吉永:
寮はすごく安いですよね。あれは学生さんを応援するための、日本の将来のためにっていうことですからね。

前川:
月1万円代で家賃が済むので、東京の中では破格の値段ですね。

吉永:
じゃあ、お金も比較的稼げるってことで、家庭教師をやろうかなと。三鷹寮に住んで、家賃も節約して、さらに学費ですかね。教科書代とかですか。

前川:
学費は授業料免除を申請してるので、おそらく通ると思います。なので、どちらかというと教科書とか、様々な備品にかかると思うので、そちらのほうに充てたいと考えています。

吉永:
理III生の人で、経済的に潤沢な人もそこそこいるじゃないですか。全然ゆとりな。そういう人たちを見て、なんかずるいなって思ったりしませんか。

前川:
ちょっと羨ましいとは思うことはありますけど、ずるいとかは無いですね。

吉永:
ずるくはない。私は私の道として今の状況からやるぞって感じですね。

前川:
はい、自分のやることが将来を作っていくので。他の人と必要以上に比べる必要はないかなって思っています。

吉永:
将来、研究したい分野っていうのは今のところあるんですか。

前川:
そうですね。今、東大の授業で、東大の医学部の研究室を回る授業があるんですけど、そこで脳神経の研究をしてるところがあって、そこが少し面白いなって思っています。

吉永:
ここで家庭教師で教えるにあたって、こういうふうに教えたいとか何かありますか。

前川:
そうですね。自分は特に理数科目に自信があるので、理数科目で困ってる生徒さんとか、逆に理数科目をどんどん伸ばしたいって生徒さん、どちらでも対応できるようになってるので、細かいところからわかりやすく説明することも出来るし、自分で高校生の時から教科書に無いこともたくさん勉強してきたので、興味がある分野について、内容をほった質問とか解説できるので、理数系を学びたい生徒さんをすごい歓迎したいと思います。

吉永:
年齢層はどれぐらいを考えていますか。

前川:
年齢層は特に考えていませんね。

吉永:
極端な話、理数系に関心があれば幼稚園生でも良い? ものすごく図鑑とかが好きな子とかで、「興味がある」って言って、親が「伸ばしたい」って人がいれば。

前川:
そうですね。幼稚園生だとたぶん、最初は漠然とした話から、簡単なところからはじまると思うんですけど、興味がある生徒さんでしたら、できるだけ力になりたいと思っています。

吉永:
理数系っていうのは、数学と物理、化学ってことですか。

前川:
そうですね。自分は物理、化学を選択したので。

吉永:
生物と地学はまだ教えにくい?

前川:
そうですね。生物は大学で勉強してるんですけど、たぶん受験レベルになると、たぶん教えるのが厳しいと思います。

吉永:
範囲が違いますからね。受験生物と、医学部でやる生物は。理数系、物理、化学、数学ですね。そこの科目を教わりたい人が特に良いと。でも一緒に英語とか国語も教わりたいとか、地理も教わりたいって人はどうですか。

前川:
そうですね。英語は自分は特別得意というわけではないんですけども、得意じゃないからこそ基礎からコツコツ勉強してきた方ではあるので、受験レベルでしたらおそらく。

吉永:
東大で80点で。センターだとどれくらいですか。

前川:
センターは198点。ほぼ満点取れたので。幅広い生徒に対応できると思います。

吉永:
国語と社会は。

前川:
そうですね。国語の方はセンターでは170点は切らないように取れるようにしていたので、センターだったら教えられると思うんですけど、文系の生徒さんの国語に関しては、そこまで自分は深く知らないので。

吉永:
理系の人があまり時間をかけずにセンター国語で大破しないためにはって感じで、方針は言える感じ?

前川:
そうですね。効率的に読むようなやり方も自分の中にはあるので、それは少し生徒さんに合う形で教えられたらいいなと思います。

吉永:
社会はどうですか。

前川:
社会は自分は得意では無いので、教えることは難しいと思います。

吉永:
実際にこれくらいのことをやったら、これくらいの点数が取れましたよって紹介するくらいですかね。

前川:
反面教師になるかもしれませんが。

吉永:
全体的な勉強に対する心構えとか、姿勢とかそういったことで伝えたい事はありますか。

前川:
そうですね。勉強に関しては、まずは基礎がすごい大事です。基礎に関してはある程度覚えたりして、自分の中に染み付くように身につけないと、そこからいろいろな応用的なことにつながっていくので、基礎がわからないと本当にどの科目も全然わからないって事になっちゃう可能性があるので、基礎の習得がまず大事で、自分はそこをすごく大事にしています。

吉永:
前川先生は、勉強とか、学問とか、医学とかに対しては、希望は持ってますか。

前川:
医学に関しては、今、自分は研究に関して興味を持っていて、その人体について医学では研究をすることが出来て、人について知るっていうのは、自分の知的好奇心をくすぐってくれるし、その研究の成果が様々な人の医療に対して、貢献できるというのはすごく良い職業だなって思っていて、自分も将来そういった仕事について、自分の欲を満たしながらも、様々な人の役に立つという仕事ができたらいいなと思っています。

吉永:
最後に何か伝えたい事があれば、お願いします。

前川:
そうですね。勉強はときにすごい難しい問題ばっかりぶち当たって、やる気をなくしそうになったりすることもあるんですけど、学ぶ中で自分が成長できる事もたくさんあるし、そうする中で楽しいとか、成績が伸びて嬉しいとか、プラス感情もたくさんあるので、続けていくことですごく得られることがたくさんあるので、頑張って勉強してほしいと思います。

吉永:
前川先生、ありがとうございました。

前川:
ありがとうございました。

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