東京大学医学部家庭教師研究会 東大医学部生、東大理3生が、成績の上がる勉強の方法を教えます

合格体験記10 (2018.9.26収録)

武田先生(東京大学理科III類合格、家庭教師の生徒さんを募集中)

東京大学理科3類現役合格
慶応大学医学部医学科特待生現役合格(一般入試上位10数名)
東大夏実戦模試数学全国1位

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※文字起こし(まだ、きちんと校正していないので、誤字等間違いが残っているかもしれません)

吉永:
今日は武田先生をお迎えしております。武田先生、よろしくお願いします。

武田:
よろしくお願いします。

吉永:
今日は、2018年9月16日の午後12時41分、日本時間なわけですけれども。その時点における武田先生の最新情報をシェアしていただければと思うんですけど。
武田先生、最近はアメリカに行ってたっていうことは本当ですか?

武田:
あ、そうなんです。

吉永:
それは、白人好きでとかですか?

武田:
あ、いえいえ

吉永:
そういうわけじゃなくて?

武田:
はい。あの、もちろん旅行とか観光っていうことも、ちょっとしたかった、ということもあったんですけれども

吉永:
大学休学してですか?夏休みとかで?

武田:
夏休みを使って

吉永:
夏休みって、いつからいつまでなんですか?最近と昔と一緒かちょっとわかんないんですけど。

武田:
そうですね。えっと、7月の最終週からはじまって、一応8月の末まで。

吉永:
じゃあ、8月はまるまるあって、7月最終週もおまけについちゃうよ、くらいの。

武田:
あ、そうです。

吉永:
1ヶ月ちょっとっていう感じですか?

武田:
はい。

吉永:
あ、武田先生って出身どこですか?

武田:
出身、えっと、徳島で。

吉永:
徳島?

武田:
はい

吉永:
徳島のイントネーション?ちょっとね、イントネーションが。英語はじゃあ結構できるんですか?

武田:
英語は、えっと、あまり自信はないんですけれども、1年前にもハンガリーに大学のプログラムで2週間行った・・

吉永:
それは東大のプログラム?

武田:
そうなんです

吉永:
えー、そんなのあるの?

武田:
そうなんです、最近は。

吉永:
いいですね、お得ですね。大学からプログラムってことは、割安みたいな感じで行けるんですか?お金は払うけど?

武田:
あ、そうですね。なんか。お金は、はい、ある程度実費んなんですけれど。

吉永:
ある程度で。いいですね。

武田:
はい、ちょっと奨学金頂いたりとか。

吉永:
何人くらい行けるんですか?ハンガリー。

武田:
えっと20人くらいでした

吉永:
結構いけますね。あ、教養学部で?

武田:
あ、教養学部全体で。

吉永:
理3とか医学部とかじゃなくて、教養学部全体って東大の企画なんだ

武田:
そうなんです

吉永:
じゃ、希望者は倍率高いところなんですか?

武田:
倍率自体は公表されていないんでわからないんですけれども、説明会にいらしてた生徒さん見るとたぶん200人くらいはいたかなっていう

吉永:
あれ、じゃあ、結構狭き門じゃないですか。東大生の希望者の中の1/20

武田:
はい

吉永:
よく受かりましたね

武田:
なんかすごく、あの行きたかったので、すごく行きたい気持ちを文章に

吉永:
面接審査?書類審査ですか?

武田:
あー、書類でした。

吉永:
で、行きたい気持ちを書いて。あ、じゃあ一次審査、二次審査みたいな感じ?

武田:
たぶん、そうだったと思います

吉永:
書類通って、面接通って、「行きたいです!」って言って。で、ハンガリーなんで行きたかったんですか?理由は。

武田:
あの、ヨーロッパにまだ行ったことがなくて。

吉永:
なるほど

武田:
すごく、あの最初は、シンプルな気持ちであの、見たいなっていう感覚

吉永:
ヨーロッパを見たいですって言って

武田:
はい。だったんですけれども、行ってみると向こうの人達のフレンドリーさとか

吉永:
行ってみると?じゃあ、行く前のその「ぼくはパッションがあるんです」っていうのは、「ヨーロッパを見てみたいんです」っていうので押し通したわけですか?その、書類審査と面接は。

武田:
えーと、あと、もうひとつすごく推していたのは、ヨーロッパの価値観と文化って日本と違う部分も多くあると思うんですけれども、なんかそこで、アイデアだというものを現地の人からもらいたいなというものがあって

吉永:
それを語って通ったということですか?

武田:
はい

吉永:
それもまた面白いですね。普通だったら、「こんな医学のなになにが学びたい」とか、いいそうなところをより、ピュアな感じっていうんですかね。ほんとの話をしているんだろうなっていうそれが良かったんですかね。


武田:
なんか、あの高校の時に、すみません。また話が戻っちゃうんですけれども。あの、サマーキャンプで叡智ラボっていうのに参加した経験があって。

吉永:
エイチラボ?エッチなラボですか?

武田:
ではないです。笑

吉永:
そういうのじゃないんだ。エイチっていうのは何?

武田:
高校生が参加する、ハーバードのエイチです。

吉永:
あ、なんだ、ぜんぜん違うじゃないですか。笑 ハーバードラボですね。ハーバードに行くんですか?

武田:
あ、逆なんです。やっぱ高校生の人たち、しかも徳島で開催されたっていう

吉永:
ハーバードの人たちが徳島に来るの?

武田:
大学生が徳島に来てくれる・・

吉永:
ハーバード大学の大学生が、徳島に来るのを、エイチラボと徳島では言うんですか?

武田:
エイチラボという団体があって

吉永:
ハーバードの?

武田:
えっと、日本です

吉永:
あむ、日本なの?全然よくわかってないや

武田:
そうなんです。複雑なんですけれども

吉永:
日本にハーバードラボって団体があって、その団体が徳島県にハーバードの大学生を呼んだってこと?

武田:
はい。来てくれたり、全国で3箇所行われてて、徳島でも行われてて。

吉永:
毎年と違うんですか?

武田:
あ、徳島と、だんだん増えていってる感じ。

吉永:
じゃ、エイチラボの団体が徳島にもあるの?その支部みたいな

武田:
小さいですけど、あのあります

吉永:
おもしろいね、じゃあ、ハーバード大学と徳島県は縁があるということになるんですね

武田:
とくに県の教育委員会と提携しているんで一番繋がりが深いかなって

吉永:
エイチラボ?すごいですね。大学生なにしに来るんですか?

武田:
あ、えっとまぁぅ、高校生に、こういう考え方もあるんだよとか教えてくれて

吉永:
英語で?

武田:
ええと、でも通訳が出来る方がいらっしゃって。

吉永:
あ、なるほど。エイチラボ関係の人か、エイチラボが雇った人か。

武田:
はい、そうですね。学生団体なんで、でも、無料でやってくださるんですけど

吉永:
それを徳島県の高校生が聞いて、じゃあ教育委員会もなんか後押ししているっていうか。教育委員会も推奨しているこれは高校生には聞かせたくないっていうんなじゃなくて、聞かせたい。ぜひ聞いてくれっていうことで。そんな先進的なことやってるんだ。

武田:
東京にいても聞けないような。なんか、そうですね。結構、ぼくもその時までは全然知らなかったんですけれど。

吉永:
それは、すごくいい感じだったんですか?

武田:
すごくそこで、人に関わることの大切さとか、考え方は多分色々あると思うんですけれど

吉永:
高校3年生?

武田:
あ、2年生で行きました。

吉永:
それでハーバードに行こうじゃなくて、東大になったのはなんでなんですか?

武田:
いや、やっぱりあの、これはすごく能力の部分なんですけれど、英語をしゃべるということだとか、英語で学習するってことがやっぱり。

吉永:
じゃあステップを踏んで。東大まずは踏み台にして、そこでちょっと能力を伸ばしてからハーバードに行くほうが、流れがいいんじゃないかなっていう風に。直感みたいなものですかね。なにか調べて感じたっていうよりは。

武田:
そうですね。まずは東大で、日本の医師免許をまずとってから、アメリカの医師免許を持ちたいなっていう

吉永:
両方取るぞ、つぶしもきくぞっていう感じで。

武田:
そうです。笑

吉永:
そのほうがいいですもんね。じゃあそこでハーバードに、もともとその段階で東大に行ってからハーバード関連に進みたいなって気持ちが高2のときに生まれたわけですか?それも医学部で?

武田:
そうですね。医学部

吉永:
理3に行って、ハーバードはその頃はいつ頃に行く予定だったんですか?

武田:
高2のころは両親にも相談したんですけれど、やっぱ日本で医師免許をとってから海外に行くっていう

吉永:
お父さん、お母さんはお医者さんとかですか?

武田:
父親が医者で

吉永:
なるほど、じゃあ、余計に相談しやすいですね

武田:
はい。そうですね。父親も留学経験があるんで。

吉永:
すごく頼りになっていいですよね。先輩ですからね。親子だからね、いろいろ建前ではない話も聞けますし。日本でまずとっておいたほうがいいんじゃないっていう流れになったわけですね。

武田:
はい。そうですね。はい。

吉永:
じゃあ、そっかって言って、東大行くぞって感じですかね。東大はどうやって行ったんですか?独学中心?なんか塾とか?

武田:
えっと地元の塾には通ってました

吉永:
そこは東大受験とかで有名なところ?

武田:
えっと、そういうもの東京だとそういうところがあると思うんですけど、あの、徳島、まず、そういう塾っていうのが、なんていうんですか、学校の授業の復習だというところからはじまって、あの難関大ってところまでしかなくて。

吉永:
あ、東大コースとか無いんですね。京大コースとかは。

武田:
全然なくって

吉永:
学校の予習復習コースと、難関大学受験コースみたいな感じで、だいたい混ざってるっていうか、範囲は一緒ですものね、別に。何大学を受けると言っても。

武田:
そうですね。範囲は。

吉永:
じゃあ、それくらいなんですね。東大対策としては。なんか東大は行けそうな感じはあったんですか?その高2の頃から。

武田:
そうですね、高2で一応一年前に、あの、高2の2月に受験問題を予備校の・・

吉永:
あ、もう受験の一年前ってことね

武田:
そうなんです。受験の一年前に、あの本試の問題を解いたんですけど、その時点で、その当時解いた2年生の

吉永:
あ、じゃあ1年前に本番の、その時の本番を解いたってこと?なるほど

武田:
そうなんです。そのときの本番を解いて、一応最低点は越えてたんで

吉永:
あー、じゃあ今年受けたら、通ってたじゃんみたいな感じ?

武田:
そうなんです

吉永:
なんで日本飛び級無いんだよ、ダッセーって感じ?


武田:
そこまではあんま思わないんですけど。笑 もう1年早く生まれてたらみたいな。

吉永:
あ、そういうふうに、それはきっと性格がいいんだろうと。素晴らしいですね。

武田:
いやいや。笑 ちょっと相性が良かったなとは思ったんですけれど

吉永:
その年の?

武田:
問題と、はい。

吉永:
ま、でも、今年というか実際に受けたときのも、受かってるわけですから。相性が良かったんですか?
武田:
相性は凄く悪くて。高2ですごく相性が良くて合格だったんで、やっぱ高3は、相性が悪くても、合格っていうのを目指して

吉永:
相性が悪くても付き合えるように、自分のレベルを高めるっていうのをやったら、予定通り相性が悪いのが出てきて、予定通り合格したわけですか?

武田:
そうですね。あ、ところが、結構そこにも、もう一個話があって。

吉永:
はい。

武田:
模試の結果とかをみると一教科失敗だと合格する手はずだったんですけど、あの、本番って結構、自分自身中学受験しか受けたことがなくって、あの、本番のテストっていうのに慣れてなくて

吉永:
6年ぶり。

武田:
はい。そうなんです。それで結構テンパってしまって、得意な数学すごくコケてしまって、

吉永:
解いてる最中にわかるやつですかか?なんかうまくいってないなって言って

武田:
時間の流れが自分だけおかしいてっていう、すごく早いんです

吉永:
120分ですか?100分だっけ?150?忘れちゃった

武田:
150だと

吉永:
あ、そっかそっか20分でやると120で終わって30分余るみたいなやつなんでしたっけ。よくある計画で。だから120って印象がぼくもあった

武田:
あ、なるほど。それは結構解くのが早い方の。

吉永:
それが、なんかすぐ「あれ、もうこんな時間だ、やば」って感じになっちゃったわけですか?
ちょっと入り込んで。

武田:
そうなんです、入り込みすぎて。で、次は英語で2教科目で・・

吉永:
何点くらいの予定だったんですか?数学は。予定では。得意だから。

武田:
100は越えたいなっていう

吉永:
お、結構取りますね。それは。

武田:
そうなんですけど、模試とかでも、結構100は越えてたんで

吉永:
120点満点ですよね?

武田:
はい。120点。

吉永:
で100越えで。本な晩は本番中の感触では100割っちゃったかなっていう感じ?100は無理だなって感じ?

武田:
あ、もう全然あの100も無理で、なんならあの、半分も怖いなっていう

吉永:
半分?それはだいぶ落ちてますね

武田:
そうなんです。でも、あの、結局70ちょいはあったんですけど、かなり

吉永:
でも、だいぶ30点違うから、他で稼いでおかないと、予定が崩れて落ちるって感じですね

武田:
そうなんです。で、結局、英語も手応え的に結構悪くて。英語も100店くらいを目標にしてたんですけど。

吉永:
それだけで稜堡で200点越えじゃないですかね。らくらく受かりそうな。

武田:
だったはずなんですけど、なかなか

吉永:
厳しい戦い

武田:
はい。英語も、あのなんか、自分が要約が得意だったのに、凄く苦手だったりとか

吉永:
あー、今年の問題の要約はよくわかんないなみたいな

武田:
自分にちょっと相性が悪いなとか。だったんですけど

吉永:
答え書いたんだけど、自信ないみたいなやつですか?

武田:
はい。だったんですけど、実際リスクを想定していたので、パニックになるってことはなくて、なんかその部分は自分の中で成長できたかなって

吉永:
2教科コケても、なんとか。実際なんとかなったわけですからね。そんな感じで受験に至る、この流れを聞いていきたいんですけれど。

武田:
はい

吉永:
武田先生はいつくらいから記憶があるんですか?小さいときって。

武田:
あ、受験勉強を

吉永:
たとえば、子宮を出たときから覚えてますって人もたまにいるんですけど、最初の記憶の頃っていつくらいですか?

武田:
勉強面ですか?

吉永:
いやいや、人生の

武田:
あ、人生の。

吉永:
あ、言えないことは言わなくていい。そのお母さんの飛び抜けるところとか、事細かに描写しなくていいんですけれども、覚えている範囲内で

武田:
えー、たぶん普通の人と同じくらいなんですけれども。あの、両親が多分、ぼくが興味を持つものにのめり込ませてくれるような教育をさせてくれて、すごく難しい漢字だとか漢字辞典を読んで・・

吉永:
何歳くらい?

武田:
4歳くらい。

吉永:
4歳ってことはもう年少とかですかね。

武田:
あ、ぼく幼稚園、年少は行ってないんですけれども、そうですね。

吉永:
時代はってか年齢か。年齢が4歳くらいのときに、もう漢字辞典読んでた?

武田:
はい、読んでて

吉永:
じゃあ本を読むってことは早熟系みたいな感じですかね。周りの子供たちは画数が多い感じどころじゃない年齢の頃ですよね。じゃ、そっか。そういう系統の理3ので。「小さいときから出来る人ですね」という扱いを受けがちなタイプですね、じゃあ。ぼくなんかも、そういう系統だったんですけれども。親がいいからいいですよ。ぼくなんて気味悪がられましたからね。

武田:
ああ、ええー。

吉永:
のびのびと育てられるのと、気味悪がられるってのはだいぶ幼年期の性格形成っていうのに違いが出ると思うんで

武田:
周りの人と同じっていうより、変わっているというか、ですよね

吉永:
プラス方面で見てもらえるっていうのもね、やっぱいいですよね

武田:
変わってたとは思います、やっぱり

吉永:
それは漢字のっていうのは本を読んでいたんですか?画数が多い、漢検の本とか?

武田:
いえ、もっとあのマニアックな。漢字林っていうんですかね。

吉永:
漢字源?

武田:
ああ、漢字源ですかね

吉永:
漢字源って藤堂先生のやつかな。藤堂 明保先生の辞典じゃないかな。ぼくもちょっとうる覚えなんですけれど、字源が載ってるやつでしょ?たぶん。東大の先生の辞典だと思いますけれども。

武田:
あの白い表紙で。そうです、色々載ってて

吉永:
あれを通読していたわけですか?

武田:
そうですね、通読までは行かないんですけれど、あの表紙を見て、索引とかを見て、すごく興味がある漢字とバーっと探していって

吉永:
引けたの?4歳で。すごいね。

武田:
いやでも、数字もすごく好きだったんで、数字を引くこととかもすごく

吉永:
あ、索引で、ページを、ま、桁数も多いから。分厚い辞典ですからね。

武田:
1500ページくらいですかね。

吉永:
そうすると桁も多いから、それをめくる喜びみたいなものもあったんですかね。

武田:
そうですね、紙多いなっていうのは楽しかったかもしれないですね。

吉永:
読んでたわけですか?その後。漢字の成り立ちとか

武田:
ちょっと親に手伝ってもらったりですけれども、読んだりとか。あとあの漢字とかって、人の形とか、物の形から、こうなりましたって絵とかあるじゃないですか。ああいうのとかすごく好きだったりとかして、

吉永:
おお。じゃあ4際の頃は、結構漢字好きで。

武田:
漢字と数字好きで

吉永:
数字はどんなふうに好きだったんですか?

武田:
それは、あの、特段優れているわけじゃなくて、あの、単純に見るもの見るもの数字に対して、これがなんぼだって、これがいくらって。

吉永:
数えるって感じ?使えるのが気持ちいいっていうか、楽しいっていうか。

武田:
それは、もうちょっと先なんですけど

吉永:
あー。じゃあ、その超初期はどんな感じだったんですか?

武田:
初期はなんか、数字を見てこれがある数だっていったら、親が褒めてくれて嬉しかったとかって

吉永:
3とかいったら、どういうふうに褒めてくれたの?

武田:
二桁とかを言えると、なんか褒めてくれる

吉永:
どんな感じに褒めてくれたんですか?

武田:
なんかナンバープレートがこういう数だみたいなのを言ったりだとか。

吉永:
車乗ってるときとか?どういうふうに褒めてくれます?

武田:
はい。ほんとに凄く恥ずかしいんですけど、言えたら「すごいね」とか。

吉永:
「すごいね」って結構大げさに褒めてくれる感じ?

武田:
そうですね。結構褒めてくれる感じだったと思います

吉永:
それは素晴らしいね。やっぱそれが向きが違うと、こんなのも読めないのかといって怒る親とかもいますもんね。

武田:
あー、なるほど。

吉永:
できて褒めるっていうのと、できないでバカにするっていうのは、だいぶ子ども的に違うんで。

武田:
そうですよね

吉永:
素晴らしいですね。褒めてくれて。最初は数字が読めて、だんだん足し算とかに関心を示すんですかね。

武田:
そうですね。そろばんをはじめて。

吉永:
それは何歳くらい?

武田:
小1になるんですけど、その前に地元の公文式みたいな、英才教育とまではいかないんですけれども、

吉永:
公文式じゃない?

武田:
公文式じゃないんです

吉永:
地元の?じゃあ、何方式か良くわかんないけど地元の英才教育みたいなやつ?それは何歳くらいから行ってたんですか?英才教育は。

武田:
えっと、それは5歳から。

吉永:
じゃあ、さっきの漢字の本の、次の年くらいです?

武田:
そうですね

吉永:
それでなにやるんですか?そこの英才教育では。

武田:
えっと、それもやっぱ漢字もあったんですけど、表紙見てたらうさぎのマークがついてて、ひっくり返したら、「兎」の漢字がついてたりとか。

吉永:
また、難しそうな漢字を書かせますね。

武田:
そうなんです。結構難しい漢字。あ、書いたりは無かったかもしれない。あ、でもぼく、漢字見たら、けっこう書けたんで。

吉永:
読んでましたからね

武田:
結構ハードルは。

吉永:
じゃあ、5歳児の中では出来る方でした?きっと、地元の塾でも。兎とか言って、豹とか言って。狸とか言って。

武田:
たぶん。そうですね。かるたとかで。

吉永:
漢字かるた?

武田:
とか、なんでも。かるたとかでも、見つけるのも集中力もこういう感じで。とりすぎて。

吉永:
音でいうからこういう感じって。コマネチみたいになってるんですけど。通じるかな?今の人に。でも、そういうポーズをしているんですけど。

武田:
まぁ、そうなんですよ。一点集中みたいな感じで。

吉永:
鋭角に

武田:
はい、鋭角に。笑 コマネチじゃないですけど。

吉永:
集中してく。フォーカスする感じですね。

武田:
はい、やりすぎて。先生に「じゃあ、ゆうたくんは一回お休みね」って

吉永:
やさしいね。なんか徳島の人、やさしいんですかね?ぼくはなんか「そんなにお前は自分が頭がいいって自慢したいのか」とか、そういう怒られ方、ぼくしましたからね。

武田:
えー、それは気の毒ですね、それは。

吉永:
だいぶ雰囲気が違いますね

武田:
でも、やっぱ頭いい方って、出る杭は打たれる。

吉永:
そうそうそう。出る杭は打たれるって文化とね、出る杭は出してあげようみたいなところがあるじゃないですか。徳島の生まれのほうが良かったなー

武田:
いやー、ほんとそれは周りの。先生みたいな方は本当に

吉永:
ねじ曲がっちゃったぼくとかほんとに。でも、素直に伸びる人がいるっていうのはね。実に素晴らしいことですよね。それで他の人がちょっとできなくなっちゃうから休んでいてねってう、殿堂入り扱いみたいな。

武田:
一応まぁ、とりすぎたて。ひとりとっても面白くないから、ちょっとまってねみたいな感じ。

吉永:
言い方が優しい。それは5歳?

武田:
そうです。あと足し算とか、掛け算とかちょっと簡単なものとか

吉永:
5歳で掛け算入っちゃいます?九九とかやるの?

武田:
入ってましたね。九九とか確かそうだったと思います。二桁の掛け算はまだやってなくて。

吉永:
99。99じゃないか。9×9で81まで。普通の九九ですかね。九九は音でやるの?ににんがしとかって。それもやりました?

武田:
はい、音でやりました。幼稚園で。

吉永:
足し算はどうやってやりました?

武田:
足し算は、小学校の時のそろばんと混ざっちゃっててちょっと怪しい。

吉永:
そっか、すごく小さいときにどうやってやってたか、よく覚えてないところもあるよね。

武田:
だ、おはじきとか、ものを使って教えてくれたイメージは結構有りました。

吉永:
あ、じゃあ、2個と3個で5個とかやってたんじゃないかなーってことですかね。

武田:
はい、たぶん

吉永:
じゃあ、主に英才教育っていうのはたぶんその、数と漢字をやってたんですか?英語とかは無し?

武田:
英語はしてないです。

吉永:
もう漢字?文章とかでもなく、漢字と数。足し算引き算。掛け算。割り算とかは?

武田:
割り算はやってないです。

吉永:
それは面白いね。そろばんとかじゃなくて、数字で足し算、引き算?掛け算。遊びながらやるって感じ?

武田:
そうですね、遊びながら。凄く楽しんで、はい。

吉永:
楽しいですよね。で、年中でそれをやって。年長の小学校前くらいも、それの継続ですか?その頃もう本読めますよね。漢字やってるから。

武田:
あー。そうですね。読みはしてたんですけれど、その頃は漫画が好きで。

吉永:
何読んでたんですか?

武田:
伝記もの読んでたんです。

吉永:
エジソンとか?野口英世とかですか?

武田:
はい。たぶん、有名所、結構読んでて。

吉永:
どこの漫画?出版社は。

武田:
小学館だと思います

吉永:
小学館の偉人漫画みたいなやつ?「とりあえず手入るものはだいたい読んだぞ」みたいな。

武田:
そうですね。出版社はほとんど関係なくって、なんか有名な人がいて、たまに別の出版社でちょっとマイナーな方がいて

吉永:
あ、じゃあ小学館じゃなくていいんだ。シリーズじゃなくて、偉人の伝記の漫画が好きだったってことですかね。

武田:
はい、そうです

吉永:
あ、なるほど。漫画はふりがなもふってあるし、ストーリーも絵でわかるから、言葉の学習にもいいですよね。子どもが読むときにね。それを本屋で見つけて、お父さんお母さんに買ってーって言うわけですか?

武田:
あ、えっと、なんかうちは、母親が本を読み聞かせるのが結構好きでやってくれてて。

吉永:
やさしいね、ほんとに

武田:
そこ、すごくありがたかったんですけど、漫画を。歴史漫画だったらいいよって。普通の漫画だったら、そっち方面に漫画を読みすぎちゃうとあれだなって意味で歴史漫画の方に。

吉永:
ちびしかくちゃんは駄目だよって感じ?

武田:
あ、はい。笑

吉永:
そういうのじゃなくて、もっと勉強風の。教育的意図があるってことですかね。ま、歴史とか伝記とか。そういうものならいい。ま、学習まんがと言われるジャンルですかね。それはお母さんが選んできてくれるの?

武田:
まず選んできてくれて、すごく興味を持ってずーっと読んでるんで、なんか、お母さんがまた追加で買ってきてくれる。

吉永:
このこはなんかこれが好きなんじゃないか。じゃあ、これはどうだ。これはどうだって感じで、見繕って持ってきてくれたんだね。それをもう一通り読んじゃうみたいな感じ?

武田:
あ、そうです。一通り読んで、あの、一個だけいつも親から言われる話があるんですけど、もう読みすぎてなんか1冊凄くある程度分厚いやつでその、一人の偉人について2ページとか4ページぐらいまとまっている。

吉永:
何人も載ってるやつ?分厚くて。

武田:
百人くらい載ってる

吉永:
辞典っぽいやつですか?

武田:
そうなんです。で、それの誰々っていったら、産まれた年と死んだ年が全部わかって。

吉永:
何度も読んでるから、もう覚えちゃって

武田:ー
覚えちゃったぐらいなんか、何回も読んでたみたいで

吉永:
たぶん名前の隣に書いてあったんでしょうね。その何年から何年みたいな

武田:
そうなんです。下に書いてあって

吉永:
あ、下か。それを見て、覚えて。じゃあ年号とかも誰々さんが産まれた年だとか、誰々さんが死んだ年だみたいなやつ?

武田:
でも、確かわかってて、なんか親が「ほんまに?」みたいな

吉永:
日本史受験って言ってたから。それがずっと生きてるかもしれないな。偉人は世界の偉人?

武田:
そのときは世界の偉人で。

吉永:
じゃあ日本史覚えるときにも、このとき、キュリー夫人がって感じですかね。

武田:
でもなんか、そういう話を、日本史でできたらあ、そうなんだっとわかるんですけど、高校とかにはいると、忘れがち

吉永:
ちょっとジャンル違いみたいな。復習しないからですよね。子供の頃は繰り返し繰り返し読んでたんですよね

武田:
永遠にやりましたね。子どもは

吉永:
ぼくも植物辞典を読んでたんで、たしかに全部言えたんですよ

武田:
すごい。そうなんですね。

吉永:
すごいって言っても、同じですけどね。ぼくは伝記の年代じゃなくて、最初だから植物の覚えて、あとからページに挑戦みたいな。

武田:
ページですか。

吉永:
結局だから、場所覚えてるから。同じですよね。だって年号より楽ですよね。連番だから。だって年号廃人が変わったらちょっと数がずれるじゃないですか。何年から何年っていって。ページって全部連番だから、あれの次の次の次とかでどっか忘れても、ちょっとズルなんですけど、忘れても出せるんですよ。もともとの位置関係をちょっと知っていればね。でねも、偉人の年代は。ひとりひとり覚えなきゃいけないから。そっちのが頭使うんじゃないですかね。

武田:
いや、でも、いまおっしゃった、忘れても思い出せるって考え方って、ぼくの好きな数学とも似てて。
公式を「証明さえ覚えていれば全て導き出せる」っていうところに凄くリンクを感じて、やっぱり頭いいなって思いました。

吉永:
なんかかっこいいですね。でも、だいたいやっぱり、そういう感じでやってると思うんでよね。あの結構偏差値でいったらどれくらいだろ。80越えくらいの人?超覚えまくってる人のほうが減ってる気がする。パターン数が細かくなりすぎちゃうから、ほんとに覚えてやる場合。それは効率が下がってくると思うんですよね。あの、一定のレベルを超えとちゃうとね。すごい下の方のはとりあえず覚えて。とればいいけど。難しくなってくると自分で「あ、これはこうだから、こうこうだな」みたいに導くと知識は少ないけど、パターン数が増えるじゃないですか。そういうのが増えてる気がする。ま、とくに、理3とか。理2の人は暗記系の人もちょっといるんで。生物系だとちょっと説明しきれないことが多いっていうか。

武田:
そうですね。周り見てて、たしかに。わかります。

吉永:
高校生物ってなんでも入りっていうんですかね。もう医学より入っているからね。動物も植物も、もうなんでも入っているからね。

武田:
そうですよね。笑 あれ難しいと思います。

吉永:
あれは難しい。あれはもう図表を、図表百回回しとかそういうイメージですね。ぼくがやった生物とか。図表あるじゃないですか。あの教科書の副読本みたいなやつ?

武田:
あ、はい。

吉永:
なんかどうすればいいんだろとか思って、とりあえず、これ覚えるしか無いなみたいな感じで。図表を覚えました。ぼくは2次、生物。ちょっとうる覚えなんですけど、ぼく2次、生物で受けたんですよ。

武田:
あ、そうなんですね


吉永:
うん、変わってるのが好きだから。でも地学はちょっと本がなくて、地学は受けたかったんだけど、今より無かったんですよね。そこまではちょっとリスクが高いぞって、ちょっとやらなかったんですけど、生物は、これを覚えればいけるんじゃないみたいなのがあって。ま、ぼくのときですけどね。相当前のを思い出したって感じで。

武田:
なるほど

吉永:
でも、ひとつのパターンなんですよ。だいたいそのパターンの人って積み木とかパズルとかもやるんですけど、それは出てこないなと思って。あんまやらなかったですか?立体造形みたいなやつ

武田:
そういうのは、やってないかもしれないです

吉永:
あー、じゃあ珍しいパターンだね。数字のおはじきがそれに相当してるのかな、もしかしたら。

武田:
あとちょっと、英才教育とは離れちゃうんですけど、大量の積み木で、一角に畳の2畳か3畳つかって、壮大なお城をつくったりして。遊びはめちゃくちゃやってるんで

吉永:
あー、積み木っぽいのもやっぱやってるんですね。なんかね、多いんですよ。ま、その逆はわかんないです。実は全部に近い日本の子どもがやってるから、理3の人が多くやってるのか、ちょっとぼくそこまで調べてないんですけど、でもなんかね、話聞いてると、たぶん多い気がする。なんかね、作ってるんですよ。なんかね、いろいろ。設計図通りに作るんじゃなくて、自分で適当に作ってる人が多い。その積み木とか、なんか、さすやつパズルの。決まったのじゃなくて。

武田:
なるほど

吉永:
んー。そのつくるんですよ。お城もなになに城、何分の1模型とかそういうのじゃないですよ。
自分で、自分の中のお城っていうか、つくっていって、で、広い居間があるから壊さなくていいわけでしょ?

武田:
そうですね。一応そこは使わせてもらって

吉永:
なんかね。パターンなんですよ、それが。作ったものを大事においてるんですよ

武田:
わかります。めっちゃ大事においてました。

吉永:
しかも、それもめっちゃ自分勝手に。やってるやつなのに、そういう傾向があって。
だから、ぼくもだから、親が否定する親だったんですけど、たぶんね親的にそのぼくはブロックみたいなやつだったんですけど、あまり関心がなかったんですよ。親が。だから、つくったものを置いておけたんですよ。

武田:
あ、なるほど!

吉永:
専用コーナーむがあるっていうよりは、こんなものつくりやがってとかじゃなくて、そこはスルーされていたから置いておけたんですけど、ぼくの場合は。それが例えば全部バラバラにして、そういう場所においておきなさいとかだと、ま、置いておけないですよね。

武田:
たしかに

吉永:
ぼくはそうじゃなかったんで、たぶんそれがぼくの発達には良かったなと。なんかいろいろ試すからね。これはこうやったらどうなるのかとか。

武田:
そうですよね

吉永:
ルービックキューブとかよりも、あっちのほうがぼくはいいと思ってるんだよね。ルービックキューブとかだともう決まっちゃってる。行列みたいな。あれだけだもんねあれね。

武田:
たしかに、動きがもう。行列、実は範囲外なんですけど

吉永:
あー、あれ範囲外になっちゃったんだっけ?

武田:
一応、大学では、やってるはずなんですけど。笑

吉永:
線形代数で

武田:
はい、線形代数で

吉永:
そっか、もう範囲外になっちゃったのか。複素数は?

武田:
あ、まだ範囲内で

吉永:
複素数だけになったの?

武田:
だけになりました

吉永:
なるほどね。あのあたりはね。何の都合なんですかね。ま、たまに変わるけどね

武田:
ですよね。やってること実質おんなじなんですけど

吉永:
ま、そうですよね。結局は、そういう風に捉えることができますからね。実部虚部がくっついている。数学得意だからそこら辺の話は好きだと思うんですけど。でも、実数虚数は幼稚園の時から本を読んでいるって。

武田:
それは、もう全然。笑

吉永:
あ、そうなんだ。図鑑とかは読まなかったんですか?図鑑。

武田:
虫は好きでした。

吉永:
虫の図鑑。

武田:
はい。

吉永:
ぼくはそのね。図鑑は、まとまりのを親が買ってくれたんですよ。何巻セットみたいな。12巻セットとか。20巻セットとか。そうするといろいろはいってるんですよね。算数とか理科。歴史とか。その中に数学のもあって、そこに実数虚数とかも載ってたんですよ。

武田:
えー。そうなんですね

吉永:
後ろの方に。2回かけたらマイナスになる数とかいって。意味分かんないなーとか。一応「i」って書いてあって。子供心に意味がわかんないし、親に聞いても親も知らないし、「掛けたらマイナス1になるんだよ」って書いてあることをリピートするだけなんですよ、親に聞いてもね。意味分かんないんだけど、ま、でも書いてあったんで、そういう感じで触れ合っていたのかなと思って。そういうのはないんですね。

武田:
そうですね、そういう感じで触れ合っていたんだなって、すごく本質を突かれたんですね。その時点で。

吉永:
あ、ぼくですか?いや、本質はね、わかってなかった。そのときには。なんかそういう決め事があるのかなくらいですかね。特になんか書いてなかったし、その本にも。それがどういうことなのかとか。だけど、そういうところから次元についての。次元、二次元、三次元について、子供心に関心があって、多次元立方体とかに関心が向いたきっかけがそれ。

武田:
そうなんですか、そこからがその。

吉永:
頂点の数とか、面の関係とか、そういうのが子どもが面白いでしょみたいな感じで、数列の処理みたいな書いてあったんですよね。そうやって増やしていけるみたいな。

武田:
あ。なるほど。

吉永:
その頃のぼくが気にしてた話っていうのが、小学校の算数の本があって、すごいそれがね、評判が良くないんですけど

武田:
あ、そうなんですか。笑

吉永:
実際にぼく出そうとしたときに、担当の編集者さんにほぼ全部書き換えられちゃったんですよね。

武田:


吉永:
やっぱり、その、普通のじゃないから、ぼくが、書いたのが。で、なんか、怒って喧嘩して。で、結局戻してくれたんですよ。たがら感謝してるんですけど。もうこれ話流れるかなって思って、ぼくも、怒っちゃったから。ぼくがね、もっと器のデカイ男だったらね、怒らず相手を立てながら、うまいこと持っていって、結局、自分のね思い通りになんとなく持っていくんですよ。器が大きかったら。普通に喧嘩して・・

武田:
いや、でも、こだわりが。持ってらっしゃるからですよね。

吉永:
それがその後、あとがきに書いてあるんだけど、それはぼくが小さいときの、自分の興味関心がすごい。なんか割ったときの小数点以下の数字の並びとか、循環するじゃないですか。

武田:
好きですそれ。

吉永:
でね、この桁数とかがどうして決まるんだろう?とか、やっぱ聞いてもみんな答えてくれない。まぁ、ちょっと年とってきて、図書館の本とか調べると、やっぱ昔の人が調べてるから、連分数の話とかと組み合わせて、こう、興味から勝手に読んでたんだけど、小学校のカリキュラムには全くといっていいくらい出てこないけど

武田:
出てこないですよね。

吉永:
ぼくは関心がそっちに向いていたんで。そうするとまた学校の先生が、わけわけないことやって。繰り返しとか、伸びるとか、循環とかにぼくはたぶん。ぼくはね、関心を示していたんですよ。

武田:
なるほど。

吉永:
無限とかね。

武田:
あ、無限。

吉永:
図鑑に載ってました。無限の密度とかが。無限の濃度とかのってた。

武田:
アルフ・ゼロみたいなやつでしたっけ。

吉永:
結局無限。同じ無限だけど、無限を2回掛けたら、もっと濃い無限だねみたいな話が載ってて。まぁ話だけなんですけどね。子供用のだから、なんなんだそれみたいな。

武田:
そうですよね。

吉永:
そういうのが、やっぱぼくは図鑑できっかけになった思い出があるんです。

武田:
あ、なるほど。

吉永:
あんま、そういうのじゃないですよね。数でやってて・・

武田:
小学校までは、ふつうにたぶん育てられたと思います。

吉永:
普通にっていっても、あんま普通じゃないと思いますけどね。だって年少で漢和辞典読まないですからね。通常、漢字源とか。

武田:
なんか、ぼくが興味をもったら、させてくれるんですけど。なんか、親から、これをしたほうがいいよっていのは殆どない。

吉永:
どんどん先いけみたいな圧力は受けなかったってことですよね。

武田:
それは全然なくて。

吉永:
多分、それもすごくいいんだよね。ぼくもたぶんそうだったんですよ、ぼくはたぶん親がわかんなかいから逆に。

武田:
えー

吉永:
いやいやほんとに。その、大学とか行ってない親なんで。ほんとにわかんないんですよ。だから気持ち悪がられたりとか、あと、提案がだからない。ま、提案があるんですけど、なんか外を走れとか。その、勉強系じゃなくて。体が資本だぞとか、そういうのはあったんですけど。勉強でもっとこの範囲がどうのこうのとかっていうのは、わかんないですよ。やっぱね。だから逆に図鑑とか買ってくれたのかもしれない。

武田:
あ、なるほど

吉永:
これ読め、みたいな。

武田:
そうなんだ

吉永:
ぼくが漢和辞典読んだのが遅くて。ぼくはたぶんね。辞典読んだのって小学校入ってからですね。漢和は。

武田:
なるほど

吉永:
あの、読み始めたのは1年生か2年生くらい。

武田:
それでも早いですけど。たぶん。

吉永:
最初に読んだのは藤堂先生のじゃなくて諸橋先生の方だったと思うんだよね。たしかあの、漢字の四隅のパターンから、漢字を引く辞典が当時あって。中国ではこうしているんだと書いてあって、それがぼくも面白いなと思って。引き方が。

武田:
全然知らなかったですね。

吉永:
それを買ったんですよ。で、読んでてって感じ。で、後で国語辞典を読み始めるんですけど。

武田:
あ、なるほど。

吉永:
うん。ぼくのほうがね、漢字辞典を読むのがだいぶ遅い。小1か2ですね。

武田:
そうなんですね。

吉永:
仏教の本を読み始めたら漢字が読めなくて

武田:
あー!なるほど!

吉永:
もう、全然読めない。

武田:
今でもぼく多分読めないと思いますよ。

吉永:
どうすんのこれって感じで。画数もだから、画数が多いから画数で引くのも大変なんですよね。

武田:
間違えたりやっぱしますもんね。

吉永:ー
数えられないんですよね。だから、形で引くやつが見つけられたんで。それで引けるようになったんですよ。今はもうiPhoneとかでピピッと出んのかもしれない、あんま良くぼく知らないんですけど。

武田:
ぼくもちょっと良くわかんないですけど。

吉永:
でも、はじめに漢和。ね、漢字源、読むってのは相当すごいですね。

武田:
ありがとうございます。ほんとに恐縮です。

吉永:
家においてあったってことですか?辞典が。置いてあって関心を示したってこと?

武田:
そうですね、あの。小1から小6のすごい薄いやつがまず置いてあって、それをめっちゃ読んでたんで。

吉永:
それはなに、その薄いやつって。小1の漢字?

武田:
小1から小6までの漢字で熟語もすごく有名なものだけとか。そういう。

吉永:
学年一個が薄い本になってるような本?

武田:
1年から6年まではまとまってたんですけど。

吉永:
あーじゃあ小学校の当用漢字、教育用漢字かな。

武田:
教育用漢字みたいな。はい、もともとあって。それをちっちゃい頃になんか読んでてて。

吉永:
漢字源の前に?

武田:
はい。興味ありそうやなって親が思ったときに。なんか、分厚いの買ってきたよって。
なんか底にかすっとおいてあって。

吉永:
押し付ける漢字じゃないけど、見てて、よりすごいやつっていうか。

武田:
そうなんですよね。

吉永:
伝記漫画もそうですよね。繰り返し読んでるのを見て、その辞典のとかはあとから来たわけですか?その何百人みたいな。分厚いやつを。それは最初なのかな。

武田:
それは祖母の家にあったやつをぜんぶ持ってきて。

吉永:
それはあったんだ。最初から。興味を示しているやつの環境を広げようみたいな方針だったんですね。

武田:
そうですね、はい。

吉永:
最初からドーンっていう感じじゃないですもんね。興味を示してたらそこをやっていこうっていって、追加投資みたいですね。成果が出てたら、黒字のところを追加投資をするみたいな。

武田:
もしかしたらそうですね。そのとおりだと思います。

吉永:
いやいや、やらせるんじゃなくて、やってるやつを増やすっていう感じですね。それはやっぱいい感じがするなやっぱり。算数の方は数字に興味を示してて、その、数学とかは特にこれはどうみたいに、提案はなかったんですか?

武田:
算数はあのそろばんにいったらどうと言われて、小1からそろばんに行って。

吉永:
それはそろばんになるんですね。

武田:
でもなんかぼく手先が不器用なんで、そろばんの方は結局、準一級をとって。

吉永:
玉を弾くのが大変っていうこと?

武田:
苦手だったんですけど、たまに計算するのが得意で、暗算とかで一段とかは。

吉永:
そろばん使わないで暗算して怒られるタイプ?塾で。怒られないですか。やっぱぼくの中高怒られるのかな。ぼく怒られましたけど暗算でやったら。そろばんでやんないと悪い癖がつくからっていって。

武田:
あー、そうですね。いや、でも。その塾ではそうですね。暗算でしたら怒られましたね、たしかに。あんたなんで弾いてないって

吉永:
明らかに弾いてない。

武田:
頭でやってますって言ったら、怒号が飛んできて。

吉永:
怒号。笑

武田:
なんか遠いんですよ、先生が。「そろばん弾きなさい」って言って、でなんかその怒号によって頭の計算がぜんぶ吹っ飛ぶんで

吉永:
ま、吹っ飛びますよね

武田:
吹っ飛ぶんだったら、ぜんぶ真似しようかってみたいな感じなんですけれど。

吉永:
良く嫌にならなかったですね。それで怒号が飛んできて。

武田:
親にはよく相談したんですけれど、怒号が飛んでくるって。「でもまぁ、今苦しい思いしていれば、あとあと楽だから」って言われて

吉永:
怒号になれておこうよみたいな感じ?

武田:
はい。なんか、まぁ、ふつう、なんていうんですかね。普通の道を歩めばそそういったことは、だんだん減ってくるからといったこともあったと思いますし。

吉永:
だんだん怒号は聞かなくなってきますよね。

武田:
大人になるにつれて。はい。

吉永:
人によってはね、怒鳴る上司の会社とかにね、入ったら。ずっと、たまに事件になりますからね。殴ったり蹴ったりみたいに。かわいそう。

武田:
ねー。なんか。

吉永:
東大とかハーバードとかではないと思いますけどね。おそらく。

武田:
そうだと祈ってます。最近はそういう職場環境とかも整ってきたりとか女性の方で産休とっても大丈夫みたいな会社もだんだん増えているはずなんですけど。

吉永:
そういうところで働けること自体がね。ひとつの喜びっていうか金銭的報酬だけが報酬じゃないですからね。

武田:
そうなんです。

吉永:
で、そろばんに行って、小学校のときには、じゃあ算数が、数字が好きで、そろばんになっていって。あとはただ学校でやっているだけですか?

武田:
はい、あのとくに塾とかも。

吉永:
じゃあ自分で数学が好きだから数学オリンピックとかも本買って読むとか、そういうのも特にない?数学系読み物とか。

武田:
なんか小学校は学問から逆に遠ざかっていて、外で遊ぶみたいな、運動がその。

吉永:
漢字源も読まなくなりました?

武田:
あ、でも、学校の宿題関連のことは、やっぱり結構、それも遊びなんで結局。遊びはめっちゃやってたんですけど、宿題みたいに作業はめっちゃ早く終わらせて、じゃあ外で遊んできますとか。

吉永:
やらない子じゃなくて、さっとやって遊びに行く子だったんですか?

武田:
先やって、全部終わらせてから遊びに行く

吉永:
やるべきことはやるみたいな。考え?

武田:
そうですね。やらないと、あとあと、どっちみち、たぶん親か先生に怒られるなと思って。じゃあやっとこ。

吉永:
じゃあ、自分のためになるってよりは怒られないかなって感じだったわけですか?

武田:
あとやっぱできるだけ早くやったら、長い時間遊べるってのがあったんで。

吉永:
あーじゃあ、その。報酬を早く解くことで報酬をゲットするという

武田:
報酬にしていましたね。

吉永:
そのとき遊びたいっていう、体を動かしたいっていう欲求があったんですか?

武田:
もう、めちゃくちゃあって。

吉永:
どんな遊びをしていたんですか?
武田:
すごくかわいいんですけど、ドッジボールとか。ハンドベースとか、サッカーとか。

吉永:
体を動かす系ですよね。友達ももうそこにいるって感じ?地元の人が遊んでいるわけですか。

武田:
そうですね。地元の子っていうか私立、わたくしりつの小学校だったんで、その小学校の、友達と集まって遊んだりとか。

吉永:
それはその私立の学校の校庭とか?

武田:
はい、あの、校庭とか、友達のうちの前の敷地とか

吉永:
それはどうやって集まるんですか?それはまだ、LINEとかないですよね。

武田:
親同士が仲良くて、子供同士も旅行とかいってたりしたくらい仲良くて、でなんか、友達のおうちに行かせてもらって、近くの空き地が野球とか

吉永:
じゃあ、今度行こうよみたいな。ちょっと事前の合意があって、宿題終わったら蘇育みたいな。

武田:
そうなんです。

吉永:
じゃあ、徐々に集まってくるみたいですか。みんな。宿題とか終わったら。

武田:
そうですね。はい。

吉永:
おそいと、あいつなかなか終わんなかったんだなって感じで

武田:
笑。そうですね。残されてるんかなみたいなことも。

吉永:
で、来たら、「お、来たな」みたいな感じで仲良く遊んで。暗くなるまで遊ぶ感じ?
武田:
もうそうです。

吉永:
じゃあ疲れるまで遊んで、バタンキューって感じですか。

武田:
子供って不思議なもんで、今よりも全然疲れないんですよね。なんか。

吉永:
それだけ運動したのに?

武田:
家帰っても、室内で遊んだり、ま、暗くなるって言っても、ボールが見えなくなって、夕方になってみんな親が迎えに来たりするんですけど、みんな親がその家の壁打ちとか、壁にこうボール投げて、自分ひとりでキャッチボールするとか、するんで。

吉永:
みんな帰っちゃったけど?

武田:
はい。自分の家のまえでやったりとか、ほんとに勉強してなくて。

吉永:
ふつうに勉強しなくてもぼくもいいと思いますけどね。

武田:
小学校のうちは結構のびのびと。

吉永:
小学校範囲なんてね、ぜんぶでも、ま、対して量ないからね。どっちにしても。

武田:
でもあの一応進学塾も、週1か週2だったんですけど。

吉永:
それ何年生くらいからですか?

武田:
週1で四年生の終わりくらいから。で、5、6年生はそこにつれていかれて。

吉永:
え、週1?
武田:
えっと5、6年生、週2だった記憶があるんですけど

吉永:
あ、じゃあ。週1で始まって、学年変わったらちょっと増えたかなみたいな

武田:
で、6年生ほとんど遊ばせてもらえなくて。周りみんな勉強するから。

吉永:
それは、周り中学受験でですか?

武田:
はい。

吉永:
徐々にそういうふうに変わっていった。

武田:
そうですね。したくもないのに勉強させられるみたいな感じで。

吉永:
あー、ずっとしたくない感じ?

武田:
塾に押し付けられてた感じで。

吉永:
遊びたいのにって感じですか?そういうわけでもないの?

武田:
遊びたいのにって感じですね。

吉永:
じゃあもう、いけっていうし

武田:
算数とかは感覚でできてたんで

吉永:
それは中学受験対策で行ってたんですか?中学校の受験の塾は。受験っていうか塾かな。

武田:
なんか、よくわからないんですけど、親に行けって言われたのがでかかったんですけど。

吉永:
あ、じゃあ、志望校があったとかじゃなかったんですね。

武田:
志望校は、一応、そうですね。その当時は、一応、あったのか、なかったのかなっていう感じでした。

吉永:
あんまり良く覚えていない。ま、明確に意識して、どこそこに行くために頑張るぞではなく。

武田:
はい、ではなく。

吉永:
で、塾で出てきた課題をやる感じ?内容自体は面白かったんですか?いろんな内容が出てきて

武田:
そうですね。四谷大塚なんで、難易度は結構高くて、Sクラス。一番上のクラスとかにもいってたで、問題自身の難易度とかはすごく楽しかったんですけど、やっぱり、なんていうんですかね。興味があったかって聞かれると、なかなかその時はまだ足りなかったんだなっておもって。

吉永:
学校でやることとかとはだいぶ違いますよね、四谷大塚って。

武田:
そうですね、進みすぎてて。

吉永:
それは、自分でどう処理してました?内部的には。ま、学校はもう、学校っていうか、別扱いで。


武田:
結構別って考えてたりもしましたね。その授業を、へんな話、聞かなくてもわかるくらい四谷大塚で先やってたんで。

吉永:
ま、テスト取れしみたいな感じですか?

武田:
そうですね。はい。

吉永:
それは授業中何やってたんですか?そしたら。もう知ってることをゆっくり話されていてもつまんないですよね。

武田:
そうですね。これはどうなんですか。音声的に。笑。よくわかんないですけど。言っていいことなのか。

吉永:
内容によりますね。

武田:
ノートとかにこうなんか会話したりとか、遊んでたりとか、

吉永:
それは全然いいんじゃないの?笑

武田:
すごく不真面目な。小学生でした、ほんとに。

吉永:
それは、不真面目って言ってもかわいいもので、あのホントに人に言わないほうがいいよねっていう話もあるんですけど、そういうのではない。

武田:
あ、そうなんですか?笑

吉永:
ぼくの基準だったら、それくらいだったら。

武田:
可愛い小学生生活だったなっていう。

吉永:
可愛い感じてすよよね。やばいな友達と、会話。文字書いて会話しちゃった。ヤバい悪いことした。とか、それ自体が可愛いですよね。

武田:
小学生なんでね、なんか、こう、まぁ、となりも女の子なんですけど

吉永:
あ、女の子とやりとりしたのね。そこにちょっと罪悪感みたいなのが出るんですかね。

武田:
あの、なんか好きやなっと思っていたこともあったんで。

吉永:
好きな子だったんですか?それはちょっかい出しちゃうね。

武田:
いやいやいや。笑 そうですよね。小学生だったんでまぁ。なんかヒマだなみたいな感じで書いて、私もヒマみたいに。

吉永:
良かったね、隣の子もヒマでね。隣の子がなんかいっぱいいっぱいで授業、一生懸命聞いてるのに。俺はできからとか言って文字とかでこう遊んでたら、隣の子がどんどんできなくなっていっちゃいますよ。笑

武田:
絵しりとりとか、なんか可愛い子としましたね。誰々のとか。なんかそういう、小学校生活でしたね。

吉永:
それは学校の意味がありますね。通常学校はつまんないんですけど、授業聞かず女の子とやりとりして

武田:
男子だけだと、例えばカードゲームとかしてって話だったんですけど、決込みうミュージックとか音楽とか好きだったんで、音楽の話とか聞かせてくれて、なんかそういう意味では

吉永:
そちら側で遊んで、四谷大塚とかで勉強って

武田:
それは、ある程度、させられてただけなんですけど、して。

吉永:
中学受験はしたんですか?

武田:
一応受験はしたんですけど、地元のまぁ、それも、私立の中学校で

吉永:
受験っていうような受験じゃないっていう感じ?

武田:
まぁ、あの四谷大塚でやってるのに比べるとっていう感じですね

吉永:
じゃあスムーズに受かったって感じですか?合格チャレンジっていうよりは。

武田:
それは、まぁ、はい。普通に受かりました多分。

吉永:
それはクラスメイトって結構変わっちゃいました?小学校と中学校で。

武田:
あ、ほぼ持ち上がり。

吉永:
じゃあ、みんな普通に受かってきた。別の学校なんですか?

武田:
それも系列は一緒なんで。

吉永:
系列は一緒。だいたい同じ人達が、

武田:
内部の子たちはほとんど受かっちゃってるんで。ただもう親は、それで受かって入った後に苦労しないかすごく心配だったみたいで。

吉永:
あ、そっか。勉強しなくてもいけちゃうからっていって。ほんとにやらない組みたいもいるんですね。どうせ受かるからって。それを避けたかったんですかね。

武田:
それは親はちょっとやっぱり入った後苦労するからという感じで。やっぱ目覚め始めたのは中学校はいってたからで

吉永:
何に目覚めたんですか?

武田:
勉強したいみたいな感じで

吉永:
ついに目覚めるのかと思ったんですけれど

武田:
恋はぜんぜん目覚めなかったんですけど、あの、勉強で実は小学校で学年で一位だったんですね。学校で先生から言われて、それでなんか卒業式で代表してねって言われて。すごく嬉しかったんですけど、中学校に入ってから、外部から入ってきたこのほうが勉強してて、あの、しかも、内容も小学校じゃないんで、四谷大塚でやってた内容とも違くて。順位が負けてしまってその2、3人に。

吉永:
こないだまでは一位だったのに。

武田:
なんもしなくて一位だったのに、っていうのがあって

吉永:
なんもしなかったら、一位じゃなくなっちゃったわけですね。「外部生め」って感じで

武田:
そうなんです。なんかさっき言ってたみたいに、でなんか、ぼくとしてもケアレスミスがあって、彼はケアレスミス市内タイプで点数が高くて

吉永:
受験対策をしてきたからでしょうね

武田:
なんか強いなって思ったんですけれど

吉永:
強いのきたなみたいな

武田:
それで、ぼくは負けたくないなと思って、それで校内順位で一位を取る

吉永:
負けず嫌いなところがあるんですね。小学校でも一番だったし。一番から落ちたということによって負けず嫌いエネルギーに火がついたんですね

武田:
スポーツでも勉強でも負けたくないなっていうのがあって

吉永:
3位はちょっと許せないっとていう感じ

武田:
3位は嫌だ

吉永:
銅メダルと金メダルは違うって感じですかね。

武田:
絶対一位とりたいなっていうので

吉永:
あと二人?そんなに強いのが来たんですか?3位になるってことは。

武田:
そうですね。一人が一緒に理三受かった子で、もうひとりが阪大医学部受かった

吉永:
だいぶ強いですね。その時から強いんだね

武田:
だいぶありましたね。

吉永:
ずーっと上いって、理三いって、阪大いってっていう感じで、じゃあその3人で競っていたって感じ?その後ももう。

武田:
まぁ、でも、一応だったんですけど、中3で終わっちゃってたんで勉強が。模試とかでも

吉永:
終わったっていうのは高校範囲が終わったっていうことでよね?

武田:
はい、高校範囲で。高1の段階で、もうあの数学や英語は完成してって感じだったんで。高1の模試とか数3使ってぜんぶ解けちゃうんで。

吉永:
あー、まぁ、そうですよね。数学なんてね。

武田:
もう常に満点なんでよね。

吉永:
あー、常に満点だから一番って感じ?

武田:
別にその全国順位も二桁とか一桁でも、それは理3に受かるきっぷじゃないんだよっていうのをすごく聞かせてて。

吉永:
それは、自分で自分に?数学だけだからってこと?

武田:
はい、先に範囲をやってるから、今は貯金があるけど、だんだんみんな頑張ってくるから、油断したら自分は落ちるよっていう。

吉永:ー
それはみんな同じになりますよね。範囲が終わってきたら。

武田:
そうなんです。だからその時の順位とかは、ぼくはもう殆ど覚えてなくて。

吉永:
でも100点でったらなんだろうが一位ですからね。

武田:
まぁねそうですね。一応、そのときはまぁ結構楽だったんですけど、高2ももう、基本的に満点

吉永:
その二人を抜くのは中学の間に抜けたわけですか?

武田:
中1の終わりくらいに

吉永:
どんどんすすめるぞ方式で抜いたわけですか?ケアレスミスを減らして、まずは抜いていったの?

武田:
減らして、あとはちゃんと勉強しました。

吉永:
ちゃんと勉強しないと勝てないぞみたいな感じ?

武田:
あー、そうですね。どれだけ差があるかちょっとわからなかったんで。とりあえず自分ができる全力でやったら

吉永:
あー、じゃあ。点数とかは発表されてないんですか?順番だけわかるってことですか?

武田:
点数もあるんですが、テストってそのときどきで違かったりするんで、上の子ももしかしたらケアレスミスでその点数だけど、もしケアレスミスしなかったら、もっと上がってる

吉永:
ケアレスミスしなかったら、向こうももっととってくるかもしけないから。あー、じゃあ、上にいるのがきっかけにはなっているけれども、それを倒すってよりは、自分の点を上げるっていうアプローチでいったわけですね。

武田:
はい

吉永:
まぁ、テストですもんね。ボクシングとかじゃないもんね。

武田:
そうなんですよ、相手を倒すことって、受験っていうか勉強ではできないんで。自分が強くなってもう圧倒的に勝つってことしか一応もう

吉永:
圧倒的に勝つってことを考えてほしいね。その微差じゃなくて。圧倒的に勝ってやるっていって。

武田:
はい

吉永:
それはどうやって点数上げていったんですか?そこからきちんとやるって

武田:
えーっと、あの、ノートを取り始めました。

吉永:
授業のノートを?授業から出るってことですか?テストに。

武田:
あー、授業と、すみません。言葉がちょっと足りなかったんですけれど、あの自分で問題を解いていったものの、間違えたものの、まとめノートをつくっていって、

吉永:
おー、だいぶ真面目っぽくなってきましたね。
武田:
そうなんです。ちゃんと勉強し始めて、そこをリンクさせたりとか。あの、その、自分が解けなかった問題。

吉永:
リンクっていうのは参照を書くってこと?

武田:
あ、えーと。ルーズリーフにしてたんで。その授業ノートの大事な部分を例えばコピーして貼り付けるとか、そういうアナログ的な

吉永:
切り取って貼り付けること言う形でリンクをつくっていったわけですね。

武田:
1冊にまとめようっていうのが、やっぱりウチの父親が

吉永:
一箇所原則で、それを見ていれば、これやってればいいんだみたいなのをつくるって方法。これをお父様が伝授してくださったというわけですね。

武田:
はい。父親も受験関係だったみたいで。父親はホントは京大医学部に行きたかったみたいなんですけど、ちょっと家庭の事情で徳島に残って欲しいって要望があって、いけなかったんで、その、やっぱり、頑張ってほしいっていう気持ちもあったみたいで。

吉永:
じゃあ、応援が来たわけですね。

武田:
いろんなアドバイスを貰って、両親ともアドバイスもらって

吉永:
素晴らしい

武田:
なんか父親は結構勉強面でアドバイス、お母さんはどっちかっていうと、精神面で支えてもらったって

吉永:
いいですね。両方から。すくすくと育って。そのまとめノートが結構大きかった感じですか?
間違えと授業ノートとリンクさせて、じゃあ1箇所で必要な知識というか、自分が向上するポイントっていうことですよね?知っているところっていうよりは。これから、ここを身につけたら上がるポイントっていうのを集約してまとめていって、それをどうやって学んだんですか?繰り返し読んだりするんですか?

武田:
えっと、なんかぼくは書くと覚えるタイプだったんですけど、あとはもう、綺麗にまとめたい人で。これは結構こう、東大の人にいうと、きれいにまとめることに意味ないじゃんっていう人結構いらっしゃるし

吉永:
両方いますよね

武田:
頭いいんですけど、ぼくはキレイにまとめるのが好きだったので、すごくこうキレイな字で、きれいなビジュアルで書いて、それ見て、キレイだなって思って、なんかその、結構それで自分が好きなことなんで、それつくること自体が。だからそれで結構覚えてました。なんか、これから、てか、今までに指導させてもらった生徒さんたちも、まず好きなことなにか?ってまず聞くんですよね。ちょっと仲良くなってからなんですけど。で、その好きなことに、できるだけ勉強をリンクさせるというか、関連付けさせて、こういう書き方したらどう?とか、きれい好きな人には、今の方法だったりだとか、そういうのを言っているんですけど

吉永:
たしかにタイプが違うとできないですからね

武田:
そうなんです。なんか、あんまりいっぱい解くのが好きな子に、1問をすごく大切にした方がいいよって言っても結構ストレスかもしれないじゃないですか。

吉永:
そりゃそうですね。逆に武田先生にキレイに書いても意味ないからって言って、ぐちゃぐちゃ書けとか指導されたらね、反発しますよね。時間が無駄だろとか、キレイに書くなとか言って、ミミズが走ったみたいな字で書けとか指導されてね。嫌ですよね。小さいときから感じの形状とかに興味を示しているわけだから、その、漢字の成り立ちのもっと前の線とかにも関心が、あったわけだから、形状に対する意識が高いですね。

武田:
あー!そうおっしゃっていただいて、やっと自己分析じゃないですけど、一個、新しいつながりが見えました。

吉永:
それでなんか、立体造形は好きだったりしないんですか?像とか。

武田:
今は結構好きで、高校の時とか立体機械とかあるじゃないですか。実は立体機械とか一番好きで、一番難しい類ですけど

吉永:
東大に出るしね

武田:
東大にも出ますよね。なんかあの、ぼくの高校の、数学の恩師なんですけど、東大の問題で立体図形で、でも、中学内容だけで解ける問題を選んできてくれて

吉永:
あ、いい先生ですね。楽しめる問題だけを選んできてくれたんだね

武田:
そうなんです。それを1日2日かけて、1週間くらいかけたりとか、頭の中でクルクル動かして、なんかあの、中学幾何だけで解いたりとか。

吉永:
あ、いいですね。それはあの、先生側が興味深いコンテンツを提供しようっていう意図がありますもんね、いいですよね。

武田:
そうなんです。ぼくも結構そういうのが好きで、中学生の生徒さんってまだ持ったことがないんですけど、実は中学生の生徒さんも面白そうだなってところが結構そこはありますね。

吉永:
そういうのが伝わるといいよね。それはもう生徒さんのレベルによって、勉強キライな子と、興味深いって言って盛り上がる子とぜんぜん違うから。

武田:
たしかに。もし興味ないって言ったら、自分がどう興味持ったかみたいなところからスタートして、楽しいと思ってもらうのが一番だなっていう。小学校のときに「やりなさい」って言われた記憶がトラウマ

吉永:
四谷大塚?笑

武田:
はい。笑 

吉永:
中学の先生のほうが上手だったんですね

武田:
めちゃめちゃ上手でしたね。

吉永:
東大の問題でって言って。

武田:
やってもいいし、やらんでもいいぞって

吉永:
なるほどねー。押し付けがましくないですね。

武田:
答えもつけといてやるからって感じで。

吉永:
自由じゃないですか。見ないでやってもいいし、見てもいいぞってことだよね。そうすると、負けず嫌いだと、見ないで考えてやるってなる感じ?

武田:
その先生に勝つっていうのが最後に目標になっていました。

吉永:
あ、いいね。先生は結構歳上なわけでしょ?中学生の段階で抜くぞって言って、俺の方が若いんだぞっていう感じですか?

武田:
笑。いや、あの、なんていうんですかね、同学年の友達とかだとこう、ちょっとあれですけど、変な話抜けないと、受験は勝てないわけじゃないですか

吉永:
もともとだって、学年一位とか二位だから、同学年とは競えないですもんね。そもそもね。

武田:
そうですね。先やっていたっていうのもあって、そういう部分もあって、身近な子はそういう意味で戦うってことはしてなくて、かといって、灘の友達とかもあまり知らないんで、というと学校の先生でってなって

吉永:
小学校の先生と印象がちがかったんですね。小学校のときは学年が一位で、学校の先生を抜こうとかあんまり思わなかったわけじゃないですか。

武田:
そうですね

吉永:
で中学の先生はその先生を抜くっていう対象になるんだから、より憧れられる要素が多分あったってことですよね

武田:
そうですね。あの、ステップが友達とかで、ちょっと負けてる友達とかだと、ワンステップでたぶん勝てるんだっていう感触だったんですけど、あの、その先生とかって、多分中1とかで見たんで、20ステップくらい上にいらっしゃって、

吉永:
そこに勝てば自分がぐんと伸びるぞっていう感じだったんですね。

武田:
どこでも受かるぞっていう

吉永:
今のケアレスミスを減らしたり、授業のノートをバッチリやれば抜けるかもしれないけど、先生を抜くってなれば結構自分が進化するぞっていう感じで、ワクワクするっていうか、ターゲット設定みたいなやつですかね。あれに向かって登っていくっていうか。絶対負けんっていって、照準セットしましたね。その先生はどれくらいまで見てくれたんですか?中学校の間だけ?

武田:
その先生ではなくて、別の学校の担任の先生だったんですけど、質問にずっと行ってて、あの高3までずっとお世話になっていて

吉永:
だいぶお世話になっていますね。それは素晴らしい先生でラッキーですね。

武田:
そうなんです。高3でいってもやっぱり頭上がらないみたいな

吉永:
すごいね、それね。

武田:
やっぱり、一回数学で夏の実践模試で全国1位をとったときが

吉永:
実践って、駿台の東大

武田:
東大の実践で、なんか、それで結構な自信になったんですけど、

吉永:
同学年で一位だぞって言って。全国でね。学年じゃなくてね。

武田:
それでちょっとこう自信になったんですけど、そのあとに先生に、やっぱ難しい問題またいっぱいあるじゃないですか。それで質問に行ったら、やっぱり、その先生の視点とかがやっぱり素晴らしくて

吉永:
できない先生だと、問題が解けないからね。ほんとに数学が

武田:
あります、それはあります

吉永:
持っていったら悪いなって、聞きに行くとちょっと、むこうに恥をかかせるっていうか。

武田:
たしかに

吉永:
変になんか勘ぐられかねない。こっちがなんか先生を試してるとかね。説いてくれる先生はいいよね、あ、おもしろいねっていうから

武田:
そうなんです。その先生は解いてくれる方で、

吉永:
それはもうラッキーですよ

武田:
そうなんです。手元に解答がないのに解いてくれはって。

吉永:
そうじゃないとね。解説見ないと解説できない先生は実際には解けないからね。

武田:
そうですね。笑。ぶっちゃけいうと。だから自分もその先生見習って、数学とかもたまに一日1問くらいですけど、解くんですけど

吉永:
たまにって言っても、一日1問だったら、結構解いてると思いますよ。受験終わって。

武田:
あ、そうですかね。頭の中で解いたり、難しいと紙に書いたりとか。たまに前に家庭教師担当させていただいた生徒さんからLINEで質問もらったりとか。で、きっかけ色々もらって、あと弟がいるんですけど、

吉永:
弟はこれから受験?

武田:
そうなんです。高3で

吉永:
じゃあ、教えられるじゃないですか。ねぇ。

武田:
そうなんです。も、教えてます。なんかさすがに弟からお金をもらうのもあれなんで、みたいな。

吉永:
やっぱまだ、稼いでないんでしょ?弟さんは。

武田:
親からもらうのも。それはもう、ボランティアとかで、みたいな感じで。

吉永:
それは家族なんですから、いいんじゃないでしょうか。

武田:
そうなんです。

吉永:
家庭をもり立てるのもね、素晴らしいことです。

武田:
うかったらまた阪大に行くと思うんで、遊びに行けたら、一緒に旅行に行けるだけでもそれが財産なんでほんとに。

吉永:
ファミリーが発展するのは、素晴らしいですよ。数学はそうやってやっていったわけじゃないですか、他の教科はどんな感じだったんですか?

武田:
他の教科は、えっと、英語は、中3の時点でいうと構文を取るところまで

吉永:
英語は中学校スタートですか?

武田:
えっと、なんか、どこからがスタートかって言うと厳密には難しいんですけど、小学校の頃に英会話に軽く行かせていただいてて、あとは授業っていっても、あの発音とかの授業がちょっとあって

吉永:
それは学校で?

武田:
はい、小学校で。私立なんで。一応ちょっとあって。

吉永:
あ、ちょっとって感じ?

武田:
はい。で、えっと中学校に入って、一応本格的に英語がスタートしたって感じなんで、文法はほぼゼロ。
みたいな感じで。

吉永:
中学に入った時点で

武田:
はい。でも、発音は、ある程度、綺麗にできるって感じでした。

吉永:
そこからはじめて、中学校で大学受験の英文法は終わったって感じ。それは何を使って終わらせたんですか?

武田:
えーと、そうですね、文法は、えーと、デュアルスコープっていうチャート式の、分厚い文法書を、えーとすみません。2段階目でやって、1段階目は中学校の文法だったんですけど、それは、ちょっと名前は忘れたんですけれど

吉永:
じゃあ、文法書を通読するみたいなやり方?

武田:
そうです。はい。あとは問題集を1冊ずつ買ってやりました。

吉永:
それはセットのやつ?また関係ない?中学範囲と高校範囲をそれぞれ買った?

武田:
はい、別についてるとかでも、準拠でもなく別のものを買ってました。

吉永:
なるほど。それはやり方は、文法書を読んでから解くやり方ですか?

武田:
はいそうです。文法書読んでもなかなか覚えられないじゃないですか。なので、あのぼくは好きだったのは、音読をするっていう

吉永:
それは文法書を?日本語も英語も?英語だけ?

武田:
英語だけ。はい。で、あの、もし文法も難しい範囲が結構あるじゃないですか。その時は日本語も音読しました。なので、こう、なんかhaveがあって、過去分詞があるみたいなのだったら、「You have been・・」って言った後に、「ここがhaveだったら、ここが過去分詞だよね」ってことをちょっと自分に言い聞かせる感じで、

吉永:
それは、口に出して?

武田:
はい

吉永:
解説してるわけですね。なるほど。

武田:
自分で自分を先生にしてる感じで。

吉永:
それを自分に覚えさせてるわけですよね。そうやって文法書を読んでいった。わざわざ解説しなくても英語読むだけでわかるところは英語読んでいって。なんかそれだけでは足りない感じみたいなやつですよね。

武田:
ちょっとむずかしいよなとか。

吉永:
そういうときは、日本語で解説を入れると、入ってくる感じですか?で、問題集解いて、わかんなかったら、文法書見て、一通り終わらせて、それが中学で。マイペースって感じ?それは。自分でやっていったって感じ。

武田:
はい、マイペースで。

吉永:
それは先の範囲をやるのがいいぞって思ったってことですか?

武田:
なんかよく覚えてないんですけど、なんか、中高一環なのもあって、6年間でぜんぶだと思っていたんですよ。

吉永:
じゃあ、それをなるべく早めにやろうって。宿題を早めに終わらせて遊びに行ったころの習性が6年分になって帰ってきたんですね。なるべく早めに終わらせれば、楽だぞ、みたいな感じですかね。

武田:
そうですね。

吉永:
じゃあ、数学も先に終わっちゃった感じですか?

武田:
数学のほうが完成度高くて

吉永:
数学はどうやって終わらせたんですか?

武田:
それはチャートを

吉永:
何色チャート?

武田:
えーと、フォーカスゴールドの、あの黒の啓林館ですかね。をやって。

吉永:
やり方はどんな感じですか?
武田:
例題を見て、えーと、解くんですけど。正直最初にそういう問題を見ても、すごく難しいじゃないですか。だから、すごくぼくとしては解くのが楽しくて。

吉永:
初めての範囲はどうやって理解しましてた?もう用語も概念もわかんないですよね。

武田:
えー、そうですね。今おっしゃったとおりで、もし概念的な定義がわかってない場合は、問題見て解説読むんですよ、そのまま。

吉永:
なるほど。そこから理解しようとしたって感じ。で、まぁ、順番にやっていって、何周くらいしたんですか?その仕上げるっていうのは。一回丁寧にやったら終わり?

武田:
えーと、、そうですね。最初の一層目はそうですね。一周やったら終わりで、フォーカスゴールド自体が結構問題集としても使えたので、最後のまとめ問題とかは、実は高1や高2とかで結構解いた記憶があるんですけども

吉永:
そこもやったんですか?最初にやるときも。

武田:
そこはやってないんです。例題だけ。

吉永:
じゃあ、そこは飛ばして、最初に範囲を終わらせるってことを優先したんですかね。あとで演習もやっていったと。演習は東大受験前にはなにかやりました?


武田:
えーっと、そうですね。これがたぶん自分のユニークな方法だと思うものが一個あるんですけれど、公式の証明を最初からやり直しました。

吉永:
それは使った教材は何ですか?

武田:
は、フォーカスだったと思います。自分の持っているチャート系がそれしかないので、それを用いて、のってる公式をぜんぶ自分で

吉永:
公式はなんか目立つ感じで載っているんですか?これ公式だよみたいな。

武田:
載ってます

吉永:
じゃあそれを自分で導けるかどうかを確認していったみたいなのが、最後の仕上げの頃?

武田:
はい。

吉永:
いつくらいですかね、やったのは。高3?

武田:
すいません、はい、それが高3の4月とかで

吉永:
あ、じゃあ、高3でやり直すぞとかでやったんですかね?その時点でもうその年の東大の数学は解いた後なんですかね?

武田:
はい、解いた後です。

吉永:
もっと強化するためには?これかなっていって、公式を導き直すっていうのを高3でやったわけですよ、。

武田:
はい。

吉永:
なるほど。理科とか社会とかはどうやってやっていたんですか?

武田:
えっと理科は、物理は、物理化学とも高2で終わらせて、授業が高2・・

吉永:
スタートはいつ?物理化学は?

武田:
中3です。物理基礎、化学基礎からはじめて中3。

吉永:
じゃあ中3までは学校だけ。基本的に理科は。

武田:
あ、すみません。その後も学校だけなんですけど。

吉永:
あー、じゃあもう理科は学校ベースだったんですね。

武田:
あ、すみません。1年早かった、はいそうなんです。

吉永:
そもそも、学校が1年早く終わらせてくれる。

武田:
そうです、はい

吉永:
あ、なるほど

武田:
それよりも英数とか絶対に固めなさいと先生がおっしゃっていたので。

吉永:
それはなんの先生?

武田:
あ、さっき言った数学の先生が

吉永:
あ、じゃ、その先生は信頼しているから、英数をやるという指針があったから。英数は後回しにして、まず英数をきちんとやるという戦略で。あ、そっかじゃ、6年分のカリキュラムを通常科目並行で進んでいくんだけど、英数を前倒しして、再編成するという形だったんですね。英数の上に理科のっけるというか。数学の上に理科乗っかりますもんね。

武田:
はい、そうなんです。物理とかでもう発展的な内容というより、微積を使うものでも、こうすんなり理解できるようにとかさせてくれたりとか、

吉永:
学校だと導入の時点で微積は学校の数学ではやっていないわけですか?物理の例えば最初にニュートン力学みたいなのを習うときに、学校のカリキュラムでは微積まだ入ってない、数学は。

武田:
数学には入ってるんですけど、同時並行くらいですね。なのでちょっと厳しい。

吉永:
その中で、自主的に微積を使ってやっていったわけですか。それはどういうふうにやってその知識を得たんですか?学校ではそういうふうにやってくれてないわけですよね?

武田:
そうですね、えっと。学校の先生は、物理の先生もすごく頭のいい先生だったんで、その先生に伺ったり、あとはちょっとそこは予備校の力を借りたりしてました。

吉永:
それは伺うっていうのは先生の部屋みたいなところに行って聞く?

武田:
そうですね。職員室にずらーっと先生が並んでいるんで、その先生のところに行って、

吉永:
これはどういう感じですか?みたいな感じで

武田:
こう使って、こう微積で解いたんですけど、その後の微分方程式が解けませんみたいな。

吉永:
自分でちょこっとやって、そうすると、教えてくれるんですね。意地汚い先生だと、俺が教えた方法以外でやるんじゃないとか言って。怒られるんですよ。駄目な先生は。ぼくに言わせると駄目な先生ね。

武田:
そういう先生もたしかに一部いらっしゃるとは思うんですけど

吉永:
何回かいって駄目だと思ったら、行かなくなりますもんね。ぼくなんかは全員そうだったから打ち止めみたいな感じだったんで。一人で本屋に行くみたいな

武田:
すごいですね。それで合格されるっていうのがまた

吉永:
ねじまがっりましたけどね。自分としては意味があると思ってやっていても、結局ぜんぶ否定されると、やっぱ。ま、ぼくはですけどね、拗ねちゃったっていうか。

武田:
でも、それはたぶん。

吉永:
ひとりでもね、こう、「あ、そうだよ」って人がいたら、だいぶまた人格形成上は違うんじゃないか。

武田:
すごいねって言ってくれる人がいたら、結構傷つきますよね。

吉永:
子供だから「すごいね」っていってくれたら。逆にだから、やっぱそんなのやるんじゃないとか、そんなのやったって受験では点が取れないんだぞとか。後よくわかんないのが、勉強は大学に行ってからやれとか意味がわかんない。い分けましたからね。じゃ、これは何なんだみたいな。

武田:
興味掘り下げてあげるとこまで、掘り下げてあげたら

吉永:
面白いと思うものをやるほうがいいです。だってやるなって言ったって自分が興味あることは人間逆にやりますからね。

武田:
そうなんです。その先生方の素晴らしいところは、そこは逆にぼくが見習いたいなと思うんですけれども、あの、ぼくが聞いたときに、わからなかったら、わからないって言うんですよ。変に見栄をはらずに。でも、次に伺ったときとか、授業に来たときに、「ちょっと武田来い」って言って

吉永:
調べてるの?すごいね

武田:
調べて、教科書とかコピーして、すごい分厚いコピーしてくれて、自分で書いたプリントとか見せてくれて「お前の言ってたんはこうなるんやけどな、理解できるか?」っていって、頑張って理解しようとしたりして、なんかすごく優しい先生でしたね。

吉永:
学校の校風がそういう優しい先生が比較的いるような学校だったということですかね?確率が高いですよね、だってね。何人もいますものね、良い先生が。

武田:
そうですね、確率結構高いですよね。全教科一人いらっしゃるんで。一人以上いる。
吉永:
1人いるのと、0人の差は結構大きいんで。すごいね。じゃあ物理とかは学校のペースに合わせて。じゃあ微積とかも使えるんだなっていうのはどこから?把握してるわけですよね。

武田:
そうですね、予備校でもちょっと追加で。

吉永:
それ、どこの予備校に行っていたんですか?

武田:
東大特進の東進で、あの、無料で受けられるんですよね。あの、模試の結果がいいと。その奨学金制度みたいなのを使って受けさせてもらっていました。

吉永:
受けさせて貰う代わりに、合格実績の人数が増える

武田:
ま、そうですよね。親に受けさせてもらっていたって感じなんですれけども、お金結構掛かるじゃないですか。ふだん予備校とかに通わせてもらうと。交通費も徳島とかも結構掛かるじゃないですか。で、ちょっとこう、なんていうんですかね、受講費くらいは、奨学金より安くできないかなって。

吉永:
ある意味自分で稼ぐようなものだもんね。軽くね。交通費とかは、たまに出してもらったとしても、少しでもね。

武田:
ホテル代とかも結構かかったと思うんですけれども。

吉永:
それはもう役立ちました?

武田:
そうですね、あの授業自体もすごく良かったんですけれど、やっぱり周りの生徒のレベルの高さですよね。

吉永:
あ、結構集まってくるんですか?じゃあ。

武田:
しかも、結構ワイワイガヤガヤとしてて、みんなこう余裕そうで。

吉永:
余裕そう。笑

武田:
その時結構なーバスだったんで、自分としては一番つらい経験だったのですけど、大阪まで行って受講するっていうのが。

吉永:
それでも、あえて行ったんですよね。

武田:
はい。

吉永:
でも、やっぱり自分のためになると思ったから?

武田:
そうですね、心臓がこう分厚くなった感じですね。笑。一回いってバーンって打ちのめされて。

吉永:
それはみんなできるぞってぶちのめされた?

武田:
そうなんです。でも、後で友だちに聞いたら「俺も半分以下やったわ」ってみたいなことみんないってて。実はみんなできてなかったらしいんですけど

吉永:
難しいのを受けさせられてたって感じ。

武田:
点数が悪くて、で、コメントも、もっとやらないと駄目ですよっていうみたいなコメントで。

吉永:
エステとかと一緒ですからね。変な写真撮って、20年後にこんなシミだらけになるんだから、これとりなさいよっていう営業スタイル。やってること一緒ですからね、そんな営業スタイル。いろんなのがそうで、さっきもだから、SEOとかいって、Googleの順位のとこのサイトでもツールで入れると、こんなのじゃ駄目だ。こんなんじゃアクセスは来ないって、よくありますよ。で、うちのどうぞみたいな。多分そういう系統ですよね。「駄目だぞ、駄目だぞ」みたいな、講座を取れみたいな。

武田:
笑。結局そうですよね、多分。

吉永:
そういう系統のちょっと営業な感じだと思いますけど、まぁでも、ためになったわけですからね。そこでより心臓も強くなって、そこで物理と化学もとったんですか?

武田:
化学は大阪でなくて、あと、現代文。有名人を見に行きました。

吉永:
現代文って有名人がやってるの?

武田:
有名人がやっています。笑

吉永:
ああ、そうなんだ。それでじゃあ見に行ってどうでした?

武田:
見に行って、雑談が面白かったなっていう感じでした。

吉永:
有名人雑談が面白いなっていって。で、現代文で「おー」っていうこともあんまなかったんですか?

武田:
それも、もうありましたよ。やっぱりただ、あの、ネットでも見えるんで。それでもういいかなっていうのもちょっと。

吉永:
現代文は受験の時は取れたんですか?

武田:
もともとぼく、古文漢文のほうが得意だって、その、現代文と合わせてなんですけど、80点中51点もあったんで、意外にって感じでした。

吉永:
なるほど。現代文はどういうふうにやっていたんですか?あんまりやっていなかったんですか?現代文って。

武田:
いや、苦手だったんですけど、いわゆるザ・正攻法でいろんな文章。あの、センターっていろんな過去問、やっぱり東大の過去問、京大の過去問たまに解いてたんですけれど、

吉永:
センターも結構取れる感じ?国語現国

武田:
あー、そうですね。、平均すると、まぁ85点くらいですかね。

吉永:
でも、そんなにやりこんだんでもなくて

武田:
そこまでやっぱり。

吉永:
ちょっと点数がきっちり読めるところまで、やり込んでいるわけではないわけですよね。

武田:
そうですね、あの

吉永:
あまり関心がじゃあ強くは、数学なんかよりね。

武田:
なかったんですよね。

吉永:
じゃあ足を点数が引っ張り過ぎなければいいやみたいな感じ?

武田:
現代文よりも、古文漢文のほうが伸びやすかった

吉永:
古文漢文は面白かったんですか?

武田:
日本史が好きだったんで、読んでると、平安時代とかタイムスリップした感じになるんですよ。

吉永:
資料とかでも出てきますもんね。古文が読めると日本史の資料がだいぶやりやすいですよね

武田:
そうです。なんで結構その原文のまま読んでいたりしました。日本史のその、資料集とかにちょっとあるじゃないですか。その和訳と価格して、平安時代の文章とか結構読んだりとかしていました。

吉永:
品詞分解とかして訳したりするわけですか?

武田:
あー、そうですね。最初はそうだったんですが、だんだんその古文になれてくると、古文も音読しはじめて、そうすると英語と一緒で喋れるようになってきて

吉永:
基本日本語ですからね。なんだこうだいって。古文とはいえ。

武田:
なんで、こそあれーとか言って、あのなんとかこそあれとか、なんか外が寒かったら「あなさむー」とか

吉永:
響きがいいなって感じで

武田:
そうなんです。ちょっと平安時代にタイムスリップして

吉永:
平安時代の気分ですかね?笑

武田:
使ってると、今もほとんど古文使っていないのに、喋ってたフレーズって覚えているんで、普段遣いするとき気味悪がられたりするんで、あまりおすすめしないんですけど

吉永:
でもやっぱ風流だなって思って、素敵って人もいるんじゃないですかね。それは

武田:
なんか、家でやるぶんには、かなりおすすめで

吉永:
そうですよね

武田:
点数もすごく伸びるんですよね。なんですけど、高校入って、古文が好きになってくると、センターで和歌が出てくるじゃないですか。和歌ってその選択肢を見たら結構分かるものが多いんですけど、選択肢選ぶのは嫌だって思って。

吉永:
邪道な感じ?
武田:
なんか、あのもし選択肢がもっといやらしい選択肢にされたら、本番で困るなとか。もし東大で、いままで出さられていないんですけど理系では。理系でもし先生の気まぐれで出されたら困るなって。

吉永:
出されても不思議はないですからね、当然ね。範囲内ですからね。

武田:
難易度が明らかに変わっちゃうんで。練習の意味を兼ねて、百人一首の自分の好きなやつとか、ぱっと読んで意味がわからないやつとかは、自分で訳してみたりしか。してました

吉永:
そのとっかかりはどういうふうにしてやったんですか?

武田:
それもあの塾の先生の、個人塾だったんですけど

吉永:
地元の個人塾。

武田:
地元の個人塾。

吉永:
それはそこで古文やろうとしていったってことですか?

武田:
古文があまりにも点数が伸びないなって

吉永:
最初は自分でやったら伸びなかったって感じ?最初はどういうふうにやってたんですか?

武田:
参考書を使ってやってたんですけど、伸びてもやっぱり、センターでそれも40、45止まりだったんで、満点はとれなくて、で、古文漢文は満点。現代文が85から90くらいで

吉永:
現国落とすのもしょうがないかなみたいな、これを満点にするのは大変そうだな

武田:
そうです。時間も足りないって感じで。

吉永:
古文漢文だったら、知識を押さえれば、狙えるんじゃないかな、でもなぜか狙えないなみたいな、できてないなって感じ?

武田:
そうなんです。はい、最後の何点かが取れなくて

吉永:
それはその塾に行ったら解決しました?古文の残りは。

武田:
はい。ほぼ

吉永:
何が違かったんですか?満点になれなかった理由っていうのは。

武田:
文法の押さえが甘かったです。

吉永:
穴だったってこと?どこらへんが穴だったんですか?

武田:
えっと文法。ぼくの合格のすごいイメージなんですけれど、使える、読める文法っていうのと、その文法書に載ってる文法っていうのがあって。まず、文法書に載ってる文法がわからないと駄目なんですけど、あの使える文法ってのがあって、それはその、例えば推量の「む」ってあるじゃないですか

吉永:
助動詞の

武田:はい。あれって実は推量って書いてあるんですけれど、たしかに推量なんですけれど、あたりまえなんですけれど、そうやって見て未来を見ているんです。で、「らん」だと、現在の「ら」が入ってるんで、現在のことなんですけど、現在の推量なんで、いま、自分らがいる場所と違う場所を推測しているんだ。「けん」は過去なんで、過去のことに追想知るんだってことで、もし、「けう」があれば、ここの文章だけは過去のものだから、別のものとして捉えなければならないよとか、なんかそういう、その、現代文だったら当たり前かもしれないですけど、古文だとそれが当たり前じゃなくなっちゃうんですよ。

吉永:
用語だけ習っていても、なんていうんですかね、意味とリンクしてないってことかな。

武田:
そうですね。あのニュアンスがまだ入りきってないっていう

吉永:
英語で言ったら、未来のことなのに現在形時制で言っちゃうとか。

武田:
そうです。そうです。

吉永:
そういう、感覚で落とし込めてないところでも、理屈では知っていたわけですよね。もともと文法書に書いてあったわけですから。あまり気づかなかったってことですかね。全然気づかなくて。

吉永:
英語の場合には気づいてたわけですよね。

武田:
英語の場合はやっぱり、音読量の差かなとか、あとやる量の差

吉永:
そこまでやり込んでない。少し労力少なめで仕上げようっていうのがあったんですかね。英数はもう基礎だから。やり込んで仕上げるっていうアプローチで。

武田:
誰にも負けないってくらいにしたかったんですよ

吉永:
そりゃ英数?

武田:
はい。英数は

吉永:
国語はちょっと、このままだと仕上げるために労力かかり過ぎちゃうなっていう判断ですかね。

武田:
そうなんです。あとそこまで労力をかけなくても行けるっていうふうに結構みたんで、だったんですけど、でもその個人塾の先生は、あんた受験はそんなに甘くないよって、女の先生だったんですけど

吉永:
甘くない系。ちょっとなんかそろばんの先生になんとなく似てますね。

武田:
笑。でも、もっと合理的に、あなたはどこが足りないからこうしたほうがいいって、すごく厳しいんですけど、的確に言ってってくれて、

吉永:
診断が適切なんですね

武田:
はい。

吉永:
やっぱり、さっきみたいな話とか。単語とか熟語とかもそこで補ってた感じですか?

武田:
そうですね。単語テストがあって、できなかったら、怒られはしないんですけど、ま、なんていうんですかね、もっとやりなさいよって言われるんで、ちょっと単語もちゃんと覚えていったりとか。あと、時間とかもきられて

吉永:
じゃあ、動機づけも与えてくれていたんですね。

武田:
はい

吉永:
ここもね後回しになることがあって、自分でやっているとね。あったわけで、やればできると思うんですけど、能力的には。ついね、その時間英語やっちゃうとかね。

武田:
そうですね。不安になって、英語やってしまうようにとか

吉永:
なるほどね、それで国語できるようになって。文学史とかやりました?

武田:
文学史は、やったと思います

吉永:
あー、でも日本史やってるから結構わかっちゃうのかな?

武田:
そうなんですよ。日本史でやりました。

吉永:
文化史に入ってます?

武田:
入ってます

吉永:
あ、そっか。漢文はどういうふうにしてやったんですか?

武田:
漢文は、結構英語に近くて、そのパラグラフとか対比が結構はっきりとしているんで、まず全体として読む方法をマスターした後に、つぎは漢文をぜんぶもう白文で読めるようにして

吉永:
素材は何を使ったんですか?

武田:
えっと、すみません。はっきりとは、わからないんですけれど、塾の先生が用意してくれたプリントがあって。

吉永:
それは同じ塾?

武田:
はい、同じ塾で。

吉永:
古文と漢文は両方とったんですね

武田:
はい。で、あとは学校で配られるテスト勉強用のテキストをコピーして、ぜんぶ白文にして一旦まず問題といてみて、で、次は送り仮名とか、いろいろありで読んでみて、また解いてみて、丸付けして、で、だんだんその時点では結構東大の問題とかの解答の質ってものに照準を合わせていたんで、ちょっと問題集に解答が少ないかなって思って、訳をちゃんと読んでみて、自分の思っていたものと訳が一緒なのかなって対照しあわせて、で、解答としては、ここ1番、ここ2番、ここ3番で、ここ、こういう組み合わせで書いたら、解答として一番適切だよね、みたいな。

吉永:
まー、それ、自分で作っていたわけだよね。

武田:
はい、自分でもう、解答全部作って

吉永:
東大用に

武田:
はい

吉永:
ちょっとアレンジしながら、それでちょっと手応えがあった感じですか?

武田:
はい。で、定期テストでもそれで書いて、ぜんぶ丸だったんで、なんかその、学校の先生に見てもらっても丸だし・・みたいな。

吉永:
その漢字はどうやって増やしました?漢文用の漢字?現国のとはまたちょっと違いますよね。漢字が。

武田:
えっと、そうですね。えっと、それは、もう一回漢和辞典がそこで出てきます。

吉永:
おー、懐かしの

武田:
はい、あの、すごく萎びてたんですけど。

吉永:
同じものを使ったんですか?

武田:
はい、同じものを使いました

吉永:
それはすごいですね。笑 相当懐かしいね、それは。

武田:
その分愛着が、で、なんか、あの結構それで、愛着があったんで、結構調べるのが楽しくて、


吉永:
そうですよね。そんな小さいときのがまだあるのが素晴らしい。大事にとってあって

武田:
そうなんですよ。あとは、あれですね。その、熟語じゃなくて、動詞とかでも結構、重要なものがあるんでそれを覚えていったりとか、

吉永:
それはなにかプリントとかあったんですか?

武田:
えっと1問、1冊その、学校で配られた参考書があったんでそれだけでもう

吉永:
あ、それを覚えてたら大丈夫かな。理系だしって感じ?じゃあまだ聞いてないのは日本史ですかね?日本史は歴史漫画を読んでいたんですか?伝記だけ?

武田:
あ、そうですね。歴史漫画もたぶん5周〜10周くらいしたかなって

吉永:
それは何歳くらいですか?

武田:
小さい頃とか小学生くらいまでとか

吉永:
歴史漫画とか長いタイプのやつ?

武田:
20巻のやつです

吉永:
20巻のとかじゃ、もうそれだけで、意外と知識量がつきますよね。あの、文字で書いてあるコーナーとかもあるタイプの漫画ですか?漫画だけじゃなく解説とかも。

武田:
あ、はい、そうですね。文字コーナーはあんま読まなかったですけど、小学生の時は

吉永:
漫画だけで?

武田:
はい

吉永:
けど相当大きいですよね、それ。ぐるぐる回してたら。
武田:
そうですね。あと小学生の時に、四谷大塚で日本史を好きだった、日本史だけちゃんとやって


吉永:
あ、そっか、四谷大塚に行く前に漫画で基礎的な流れは入ってたんですか

武田:
はい、はいってました。

吉永:
それは、素晴らしい。

武田:
そのあと、中学校でもまぁ日本史っていうものをやって、高校でも日本史Bだったんで、

吉永:
日本史Bはどういうふうにしてやりました?

武田:
あ、えっと学校の授業で、学校の先生が、その、これ結構恵まれてたんですけど、考古学の結構優秀な先生で、

吉永:
学校素晴らしいね

武田:
あ、でも、その先生結構なんかこう、なかなか入ってこられない先生だったんで、結構もう6年で僕らと同じ年に卒業されたんですけど、なんか、そうなんです。結構ありがたくて、その先生のなにがすごいかって言うと、質問すると、自分の考古学の知識を使って答えてくれたりとか、歴史学会とかにもよく足を運んでらっしゃるんで、その最新の歴史情勢を

吉永:
答えがロジカルなんだ。比較的。四谷大塚の先生よりも。

武田:
はい。めちゃめちゃロジカル。

吉永:
それはいいです。納得するもんね。

武田:
はい、そうなんです。で、なんかぼく結構仲良くさせていただいて、授業中に手あげて、先生が書き終わったときに手を上げて、「あの先生すみません。そこって、なんでこうなったんですか。普通に考えたらこうなりそうやけど、なんでこういう結果になったんですか」みたいなところをきいたら、「実はこういう小さい事件があってね。教科書には出てこないけど、覚えとって損はないよ」みたいなことを色々教えていただいて、で、ぼくそれ、ぜんぶノートに書いていたんで、なんか日本史だけは結構、実は高3のときに趣味で東大の過去問解いてました。

吉永:
文系の。あ、また東大の日本史はまた変わってますからね。

武田:
そうですね。また記述で解いて、その先生に採点してもらって、「まだ全然理解してないよ」みたいなめっちゃ厳しいこと言われて、文系の高レベル・・

吉永:
あ、じゃあ、その先生が見たら、東大の過去問の解説、模範解答の解説も全然理解できてないよみたいなのなってるんじゃないですかね。

武田:
あ、もしかしたら、そうだったかもしれない。さらにそれよりも低いレベルにいたんで。駄目だよって言って、で最後はやっぱかなり高いレベルまで持っていってくださって

吉永:
ほんといい先生ですね。さの記述式答案を見るとか結構面倒くさくなって、でも、やる気ない先生だったら、なんだ面倒くさいなこいつってなりますよね。それを見てくれて、導いてくれるなんて。なんとやる気のある

武田:
めっちゃありがたかったです。ほんとに

吉永:
すごいですね。じゃセンター対策とかはしなくても、だいたい知識あるからって感じですか?

武田:
あとは過去問は10年分あって

吉永:
何時頃ときました?

武田:
12月からですね

吉永:
高3の?

武田:
はい

吉永:
高2のときもセンターも解いてたんでしたっけ?その一回くらい本番の

武田:
本番だけだった。そのとき805点だったんですけど、そんとき日本史78点とかで、

吉永:
演習は必要だなって感じ?

武田:
そうですね。だんだん高3で80、85、87。でもまた下がって80とか。

吉永:
でも、まぁ基礎知識はあるから演習したら上がってっちゃいますよね?

武田:
はい、80くらいをまぁ推移、80プラスを推移して、最後やっぱり直前80では不安やから、っていって、年号を197個、語呂で全部覚えて、一日前に・・

吉永:
それが1月?じゃあ

武田:
1月の16日頃ですね。1日前に

吉永:
覚えるための準備だけしておいて、バっと入るようにしておいて

武田:
はい。そうなんです

吉永:
その前に過去問解いてるから、あとこれ年号覚えれば。点上がるぞ、みたいな

武田:
そうですね。不安やなと思うものが1問や2問少なくなるかなってところまでもっていって、結局本番で2問、2択で迷ってしまって、1問正解、1問間違いだったんですけど

吉永:
あー、じゃあ、まぁまぁな感じ?予定通りっていうか

武田:
予定・・そうですね。センター実は模試とかよりも過去最高がでてくれたんで、なんかやっぱり、最後の最後に詰めてよかったって。

吉永:
そうですね。それで点が動くレベルの出題ですもんね。

武田:
そうなんです。3点って結構大きいじゃないですか。

吉永:
おっきいです

武田:
なんで、ちょっとそこはよかったなと思ったり

吉永:
素晴らしいですね。あれ?ぼく、もうこれで、一通り聞きました?あとセンター対策くらいかな?センター対策って理数教科はないようなもんですよね?

武田:
そうですね、ほぼなんもしてない

吉永:
ちょっと一応過去問をなんかで解いて、

武田:
そうですね、はい

吉永:
まぁ、こんなもんかくらい?

武田:
そうですね。なんか、中でも難しいと言われる問題があるのをちょっと学校の先生に伺って

吉永:
難しいって言っても、東大理系受験者だから、難しいって言ってもね・・とかになりますよね。センターの中の難しいに過ぎないですもんね。

武田:
まぁ、でも、そうでしたね。結局なんかそこで時間取られても、他で稼げる、あの別に回収できるんで、総量としては難しくなかったりとか。

吉永:
東大の理系の数学とか理科はどうだったんですか?記述とかの対策とか

武田:
えーと、そうですね。自分のタイプとかにも合わせたんですけど、自分はあの結構ゆっくり着実に解きたいタイプで、その解答用紙を真っ黒にするのが好きだったんで、

吉永:
解答?

武田:
あ、解答用紙を真っ黒に記述で真っ黒に

吉永:
あー、文字たくさん各タイプ?あの短すぎるやつじゃなくて、あのきちんと丁寧にあの日本語とかも入れて書いてくタイプですか?

武田:
はい。めちゃくちゃ

吉永:
理科も?理科、物化でしたっけ?

武田:
理科もたぶん他の子に比べたら多いほうだと思います。

吉永:
そっか、物化とかだともう化学とかって答えだけって人も多いですよね

武田:
あ、そうですね、すいません。化学はそうでした。なんか間に合わないんで

吉永:


武田:
物理は自分がケアレスミスを防ぐために結構書いてて、数学はたぶんドン引れるくらい真っ黒でって感じ

吉永:
ちっちゃい文字?縦線引いて倍行にしちゃうタイプですか?

武田:
そうですね、たぶん。あ、そうです。

吉永:
笑。あ、じゃ、文字ちっちゃいね。

武田:
めっちゃ小さくかいて、その文字でもB5だと入り切らないことがあるくらい、きっちり書くんですけど

吉永:
じゃあかなり、丁寧に書いてますね

武田:
そうですね、あの論述も、あの、なんていうんですかね、力に関しては結構自信があって、あのすごくこう、「どこから突っ込まれても大丈夫ってくらいにしてね」って学校の先生の

吉永:
もともと公式の導出とかもやっているわけですもんね。ここはどうなってどうなってって言われたらもっと細かく、いうわけで、さっきの日本史の先生のみたいに。ここちょっとロジックが飛んでるんじゃないかみたいな話を言うと、日本史の先生は「実はこうだからこうだから」ってのと一緒で、ここは?っていうと、「ここは実はこうでこうで」って

武田:
そうです、はい。

吉永:
細かいこといえちゃうみたいな感じですもんね。

武田:
そうなんです。で、それができるメリットとしては、普段は細かく書くんですけれど、ちょっとど忘れしちゃったとか、結果覚えてるけどみたいなのときに、多少結果だけ書いても、ほかがきっちりしてるんで、結構マルくれる

吉永:
ここもほんとはわかってるだろうなっていう

武田:
ちょっと時間がないから飛ばしたんだろうなって

吉永:
プラスの推測をしてもらえる

武田:
はい。ていうメリットは結構今まで。模試って言うとちょっと信憑性低いと思うんですけれど、あの、実は慶応も受けていて

吉永:
医学部?

武田:
はい、医学部をなんですけど、そうなんです。あの、その採点とかも点数、なんか実は特待で合格させていただいたんで、たぶん数学がめちゃめちゃ良かったんですけど、記述のやつが最後に大問の1、2、3があって、ほかはなんていうんですかね、単問。一問一答なんですけど、そのとこにめちゃめちゃ書いたんですけど、たぶん、結構高得点くれないと、特待ってもらえないんで、そこですごく高得点もらえたのかなっていう意味でちょっと自信になってたりとか、あと数学も、実はちょっとお恥ずかしい話、あんま、全然解けてないんですけど、その、論理構成はちゃんとできてたんで、実際の感触よりいい点数が。

吉永:
なるほど、解けてはいないけど、部分点もらえたってこと

武田:
70後半かってくらい、はい。だったんで、はい。予想よりもやっぱり、自分の手応えよりはある程度、その部分点はちょっとずつもらえたのかなって。

吉永:
素晴らしいですね。まぁ白紙で出したら部分点、絶対来ないですからね。

武田:
そうなんです。そのぶんはパニクってても、そこはちゃんと理性が働いていてよかったっていう

吉永:
素晴らしい。特待合格。面接はどんな感じでした?慶応は。

武田:
面接は、学校生活どうでしたかとか

吉永:
高校のこと?

武田:
はい。それかあとは、えっと、あれですね。ぼくは医者としてこういう物を持っていたらいいなっていう軸をお話させていただいたときに、ひとつあの、倫理観について、あのやっぱり、医者が倫理観を持ってないと、なんていうんですかね、法律に則った治療をしないとけない、でも患者さんのために最大限を尽くしたいっていう、そこの折半をちゃんとしないと、たとえば患者さんのことを思いすぎて、安楽死を手伝ってしまうとか、なんかそういうことがあってはいけない

吉永:
それを聞いてきたんですか?

武田:
っていう話を聞かれて。

吉永:
結構突っ込んだ質問を聞いてきますね。それはね。

武田:
はい。安楽死の話は法律で禁止されてることは知ってるとか、あの、なんていうんですかね、その、自分は正直医学についての知識は当時あんまなかったので、あ、自分が知ってる知識をちゃんと言うことと、医者として、あの、やっぱり法律の範囲内で、感じやさんのために最大限尽くしたいっていうことをお話した・・くらいが医療についての話で、それ以外は基本的に、部活動はどうでしたか、あの、えっと、勉強どうでしたか、友達関係どうでしたか

吉永:
基本的には正直に

武田:
はい、そうですね。なんも飾らずに話しても、すごく優しい方で。はい、そうなんですねって聞いてくださる方で。

吉永:
結構気持ちよく進んだ感じ?

武田:
はい。もうなんか、普通になんかあの優しい先生方とお話させていただいたくらいの感じでしたね。

吉永:
いい感じでしたね。感触としては受かったなって感じだったんですか?

武田:
いや、もう落ちたと思ってました

吉永:
それはペーパーの方で?思ったより、とれなかったなって感じ?

武田:
ペーパーの方で。物理がすごく難しくて

吉永:
じゃあ、周りが取れなかったってことですかね。特待になったってことは、難しすぎて

武田:
あ、そうですね。実は裏話なんですけど、帰りの際に予備校が解答を配ってたんですよね、最終科目以外。で、物理、全問間違えてました。予備校の先生も間違えるくらいってことで

吉永:
あ、配った答えが間違ってたって

武田:
配った答えが間違って、ぼくもその答え見て、「うわー」ってなって、ぜんぶ間違えてたんで、自分と。なんで、もうぼくは、ほぼゼロやと思っていたんですけれど、

吉永:
あー、じゃあこのときは全部間違えてなかった

武田:
ある程度あってたんでしょうね。たぶん。最後まで行かなかったんですけど、あの、たぶん、7割8割くらいは。で、化学がすごく簡単だったんで、ほぼ満点。で、数学も、あの、1問すごくあの、難しいっていうか、簡単なんですけど、時間がかかる問題以外は、全問満点だったんで、たぶんそれも、それぐらいで。英語は全然読めなくて、あの、点数が読めなくて。全部埋めたんですけど、何点くらいかはちょっとわかんなくて。

吉永:
じゃあ物理の失敗で、ちょっとやっちゃったかなっていう印象だったんですかね。蓋を開けてみたら合格っていう

武田:
そうですね、たぶん、他の人達に比べると多分。偏差値でいうと多分悪くなかったと思うんですけど、問題がすごく難しくて、手応えがあーってなっちやって。

吉永:
受かってよかったですよね。それじゃあ全部合格ってことですか?

武田:
そうですね。あの後期は東京医科歯科出してたんですけども、東大受かったんで。

吉永:
まぁ、それを受けずに。東大行くぞって感じで。

武田:
はい。

吉永:
この音声を聞いてる方は、家庭教師を探している方とか、あと、ま、そもそも東大受験に関心がある人とか、あと、まぁ別に東大じゃなくても勉強法とかに関心がある人だったりとか、東大理3受かってる人ってどういう人なのかとか、まぁ、色んな人がこの音声を聞いてると思うんですけれど、この音声を聞いている人に向かって、なにか伝えたいメッセージとか、あるいはその、「どうしようかな、武田先生に教わろうかな?どうしよう」とか迷ってる生徒さんとか、その親御さんとかもいると思うんですけれども、なにかメッセージなどはありますか?

武田:
実はまだ考えては来てなかったんですけど、なんかちょっとその宣伝とかってすごく自分、やったことなくて難しいんですけど、なんかここに、その生徒さんがいらっしゃると思ってお話させていただこうかなと思って

武田:
まずその最初に、ぼくが一番まず最初に、してほしいなと思うことは、一緒にさせていただくことがあれば一緒にさせていただきたいなと思うんですけれども、まず、成績が伸びない原因を一緒に探りたいなとおもいます。すべての現象には原因があると思うんで、その原因がまた、もともとの原因があると思うんですけど。その原因を突き詰めていくと、すごく解決しやすい原因に行き着くはずなんです。どこかで。で、その原因を一緒に見つけられたら

吉永:
変えられるのがいいね

武田:
あの、はい、成績を上げられる大元を変えられると、成績自ずと上がって

吉永:
原因が変わったから、結果が変わる

武田:
はい。結果がどんどん連鎖して変わっていって、これはぼくの経験では2ヶ月ぐらいで結構変わると

吉永:
結果が出るのが2ヶ月後

武田:
2ヶ月後。かなり頑張って2ヶ月後っていうのが経験上あるんですけど、ただ、逆に言うと、たった2ヶ月で、あの成績が上がると、すごく楽しいと思うんで、あの、その原因をまず見つけて、それを解決していく。それで自分にあった勉強法を見つけていくっていうのを、自分はちょっと受験本っていうのを、地方にいたので、吉永先生のも読ませていただいて

吉永:
ありがとうございます

武田:
はい、こちらこそありがとうございます。で、あの、いろいろ読ませていただいて、いろんな勉強法を試してきたんです。で、いっぱい失敗をしてきたんです。ぼく。なんか、東大を受けたときが最良だったのかといわれたら、そうではないんです。そうではないんですけど、いっぱい失敗してきたぶん、いろいろ、その、「こういう人にはこういう勉強法は合うかな?」とか「こういう人には、そういう勉強法は合わないけど、この勉強法ってこのところはいいかな」っていいところだけをとって、新しく勉強法をカスタマイズすることが、ぼくはどっちかというと得意だなと思ってるんで、なんか、そういう部分で、関わらせていただいて。で、一番の本職は、その勉強を教えるっていうところで、やっぱり今言った、原因を突いていくという。「なぜなのか」っていうところの質問に必ず答えて、で、生徒さん本人がやっぱり勉強するのが楽しいっていう、自分でもサイクルが回る、それのぼくがお手伝いをさせていただく。そういうふうなサイクルができていって、最後、合格まで一緒に駆け抜けられたらなと思っております。

吉永:
武田先生、今日はどうも、ありがとうございました。

武田:
こちらこそ、ありがとうございました。

吉永:
武田先生は、こちらまだ補足になるんですけれども、ご自身が地方出身ということもあって、徳島出身でしたっけ?それでSkypeで、Skypeって音声Skypeですかね?

武田:
はい

吉永:
その授業もやりますよってことで。これも実は結構問い合わせであるんですよ。

武田:
あ、そうなんですか

吉永:
やっぱり、まぁ、流行りっていうか、合格体験記読んでるとわかると思うんですけれど、鉄緑会さんが非常にパワフルで、たくさん合格しているんで、おまけに鉄緑会は素晴らしいと思うんですけどね、だから鉄緑の授業で受かりましたってパターンの人が結構多いから。じゃあ、地方で独学に近いんですけどって人は、どうしたらいいんだろうって

武田:
そうですよね

吉永:
最近多いんですね。ぼくも、自分の本でも、参考書リストとか載せてるんだけど、ぼく91年とかの受験ですからね。だいぶ何十年も立ってる感じで。武田先生は参考書も結構使ってたりするんですか?

武田:
はい、市販の参考書は、あの、結構買いました。ちょっと累計いくらかかるか怖くて計算しないくらい

吉永:
そうですか、ぼくも参考書は結構買いましたね。もう時効だと思うんですけど、ポーカーとかでお金を稼いで、

武田:
笑 なるほど

吉永:
参考書はすごくぼくもコストパフォーマンスが、ってか、当時は高校生で収入ぼく、ほとんどなかったんで

武田:
そうですよね

吉永:
参考書はね、高いったって、何千円どまりで、たまに大学範囲の本とかぼく買えなかったから、図書館で見るみたいなアプローチでしたけれども、大学に入ってバイトしてからは、そういう何万円の教科書とかも買えるようになりましたけれども、高校生の頃それ買っちゃうと、もう他が買えない。それより千いくらの問題集が十冊買えるじゃんって。

武田:
たしかに、そうですよね

吉永:
じゃあ地方で独学の人で、たとえば、毎回Skypeはできないけども、何時間かかるかわからないですけれどもね、じゃあ例えば一回2時間とか3時間とかで詳しくお話を聞いてもらって、先程おっしゃってた自分で勉強法とかを見てもらって、「この参考書やったらいいんじゃないの」とか、そういうちょっとスポット的なっていうか、そういったものも、お願いがあればっていうか。受けてくださいます?

武田:
そうですね、ぜひ。もちろんです。

吉永:
ほんとね、これ多いんですよ、地方の人

武田:
そうなんですね。自分もたしかにも、もし、そういう制度があるって知ってれば現役の大学生の人にちょっと聞いてみたいなと思っていた部分もあったので。

吉永:
そうですよね

武田:
はい。まさかそういうシステムがあるとは知らなくてまだ。

吉永:
ぼくもね、宣伝してないものですからね。笑

武田:
そうなんですね、はい。笑

吉永:
ピンポイントで検索してくれないと出てこないんですよ。東大医学部とか、家庭教師とか。数学とかでも対策しようかな。ほんとにそういう声があって、なかなかあと、受けてもらえないことも多いんですよね。その週1とか週2で長くかかる家庭教師をやりたいとかあったりとか、あとわかんないって人も多いんですよ。ほんとに自分は鉄緑でやってきたから、独学で度の本をって言われても、使ってないし。みたいなその、テキスト問題集は塾のをやってる人っていうと、わかんないですよね

武田:
そうですよね。たしかに

吉永:
だから、そういうものをもし武田先生がお時間あるときに受けてもらえるということであれば
、結構その、特に地方の人ですよね。なにやっていいかわからない。ぼくの頃もだから、そのそこまで鉄緑じゃなかったんで、合格体験記に参考書が載ってたんですよ。定番参考書。最近だから、定番参考書も載ってないですよね。「鉄緑行きました」みたいな

武田:
そうですね

吉永:
そうすると地方の人わかんないって感じなので

武田:
そうですね、あれは入らないと買えないんですよね、たしか、参考書

吉永:
今のところ多分そうじゃないですかね。あまり詳しく知らないけれど

武田:
ぼくが現役の頃はちょっと鉄緑会って名前に興味を持って調べたんですけれど、

吉永:
調べますよね。東大医学部行こうと思ったら。、名前出てきますもんね

武田:
はい。でも、一番近いのは徳島からだと大阪で、その行き帰りのロスだとか、その時間勉強できると考えるとちょっと

吉永:
参考書はじゃあ書店で見て選んだって感じ?

武田:
はい。書店で見て

吉永:
立ち読みはします?

武田:
あ、めっちゃします。

吉永:
めっちゃして選ぶタイプ?じゃあ結構書店に結構ずっといてみたいな感じ?

武田:
そうです、似てるやつを3つくらい見て、なんで、おんなじ項目見て、みたいな。

吉永:
どうしよっかな、これ買おっかなとか。しばらくしたら結局全部買ってるとかですか?終わっちゃったら。

武田:
あー、おんなじ、なんていうんですかね。専門科目の場合は、なんか1冊なんですけど

吉永:
よく選んで

武田:
はい

吉永:
ま、その選ぶ過程でまた頭使いますからね。

武田:
あ、そうですね。あと、範囲って自分の中で細かく結構区切っちゃうんで。確率だけとかで一冊買っちゃったりとか。

吉永:
なるほど、この本は確率がいいってこと?それが確率の本じゃなくても

武田:
そうですね。

吉永:
確率パートはこの本でやるのが良さそうだとか

武田:
あと基礎はこれ、標準これ、応用これ。超応用これとか。

吉永:
自分用のさきほどいろいろカリキュラムを作るってお話があったんですけれども、武田先生が自分のために市販の参考書集めていって、有機的にテキストを作っていっているような、ものですかね?

武田:
そうですね。はい。

吉永:
優秀なスポーツ選手とかでも、だいたい自分でメニュー工夫するって言いますもんね

武田:
なるほど。

吉永:
自分で習得したいテーマがあったら、それに応じてやっぱ練習法を組むっていうのは、できる人の特徴のひとつと言われてるんですけれども。自分が身に着けたいものを、自分で練習法を開発して、本人はわかってるわけですよね。なんのためにやるかが、わかっているから、微妙な調整ができる。たとえば、さっきお話に出てきた英文法の本でも、「英文を読んで日本語を言うんだよ」ってことなんだけど、やっぱりそれが、自分で今、「これを自分に入れたいから」ってわかってやってる人と、形だけ「じゃあ英語読んで日本語ですね」っていうのとぜんぜん違うんで

武田:
そうですね。見に入り方が全然

吉永:
何を自分が身につけたいのかの調整が入ってる。だから独学でできるようになる人はそこがないと

武田:
そうですね

吉永:
ただ繰り返すだけとかになっちゃうと、ただ丸暗記になっていっちゃうんで

武田:
はい。そうですね。やったけどみたいな。やったけど、ちょっと、成績が思うように伸びないとか。

吉永:
そう、だからそういうニュアンスを出来る人に、どっかで触れ合えるほうがいいから、できれば最初、方針をね。何時間か。例えば3時間とかを3回くらいやつたら、結構見えてくると思うんですけど

武田:
そうですね。かなり

吉永:
やって状態がわかるから、やったらいいんじゃないって言ったら、やっぱりまたちょっとしばらくしたら、できればでいいんですけどね、またお話したほうが

武田:
そうですね。定期的にもし可能であれば

吉永:
ちょっと方針が修正されるっていうんですかね。

武田:
そうですよね。なんかその時の状況とか、目標が変わったとかだと、その時のまぁ、方針も変えたほうがいいときも多いんで

吉永:
ぼくはやっぱ、ぼくが高校のときにも、ぼくはそういうの知らなかったっていうか、あったのかな?たとえば、たぶんまだぼくが高校の時って音声Skypeとかも、そもそもあんまないじゃないかなと思うんですけれども、まだだってパソコン通信の頃って知ってます?そういうのがあったんですよ。niftyとかの。そういう時代だったんで、あ、多分無理ですね。考えてみたら。だって、画像ファイル落とすのに一晩かかってたから。音声送るとかとんでもない・・、電話・・あ、確かにありました、電話で家庭教師みたいな会社が。でもちょっとぼくも調べたんだけど、その、そこにそんないい先生がいるなんてみたいなのは見つからなかった。あ、そういえば、やりました。電話で家庭教師。東大生じゃないんだけど。結局学校の先生と一緒じゃんとか思って、そういえば辞めた。だけど、まぁうちの会っていうかね、東大理三生と学部生がいますので、たぶんだから、ぼくがあんま宣伝してないもんだから、知らないんですよ、地方の人とか、この会の存在自体を。

武田:
たしかに

吉永:
ぼくも東大理3生とかに音声で相談できるんだったら、やった気がする。もし聞ければ、聞きたいことがあったんで。

武田:
たしかにそうですよね

吉永:
だから、ま、この音声を聞いてる人でね。もし地方で独学でとか、あるいはこれから、ま、わかんないけどね。これから、あるいは、東大に行きたいんだけれど、誰に相談したらいいかわかんないとかね。再受験とか、おとなになってからやる人もいますからね。そういう人なんかにも実は、うちの会っていうよりは、うちの会にいる先生がっていうことなんですけれど、実は社会に役立てると思うんですよ。

武田:
あ、たしかにそうですね

吉永:
本物の情報じゃないですか。なんか受験界もね偽物が多すぎて、ぼくホント嫌になっちゃって。結局、偽物。自分は解けないんだけれども、なんか偉そうに言うのがいっぱいいるなって印象なんですよ。ぼくも、ちょっと大学受験業界で十年以上くらいは働いてましたからね。けっこう嫌になっちゃてそれで。結構嫌になっちゃって、改革に行く人と、逃げる人がいて、ぼくは逃げる側ですよね。なんか嫌になっちゃって、辞めちゃったみたいな感じなんですけれど。それもあって、実際に受かってるわけだから、そういう先生とね、話を聞くっていうのは、ぼくは凄くいいと思うんで。だから、希望を言ってもらえればいいんですかね?例えば何時間か話ができますとか。

武田:
はい

吉永:
連絡手段はメールになりそうですか?

武田:
あ、はい、メールのほうが。

吉永:
じゃあ、それはちょっとサイトの方に武田先生のお好きなメディアを何でも、ぼくの方で載せますので。だから、この音声を聞いて。だから独学で、申し込む人も条件がよくわからないと、お願いするんだったら、じゃあ週に2回で1年間じゃないといけないのかなと思うと、ちょっとお話聞いてみたいんだけどなっていう人は申し込めないじゃないですか

武田:
でも、ぜんぜん話だけでも

吉永:
だから、そしたら、そういう場合にはいくらですよとか、そういう詳しく書いてあるほうがね、判断できるんですよ。ネットで買い物するときとかも

武田:
そのとおりですね。わかります。自分が買い物するときもそうなんで

吉永:
物買うときもサイズ書いてないだけでわかんないですからね、写真見ても。これはここにおけるのかどうかもわかんないんで、データが多いほうがいいから。だから、ぜひその、条件欄みたいなやつに、毎週だったらこうだし、じゃあ一回何時間で、まぁ何時間かやってみないとちょっと分かんないと思うけど

武田:
そうですね

吉永:
目安とかを、報酬体系とかも、作っていただいて

武田:
はい、わかりました。

吉永:
ぼく自身も群馬県で、地方出身で、周囲に理3受験している人がぜんぜんいなかったんで

武田:
あー、なるほど

吉永:
ぜんぜん、わかんなかったんですよ。ぼく自身もたぶんね。自分のそういう気持ちがあるからやっているって確実にあると思います。だってもう情報ある人は別にね、それこそただ鉄緑行けば、鉄緑行ったら当然理3の先生たちもいっぱい、ズラズラいるっていうか。笑 

武田:
そうですね、いっぱいいらっしゃる

吉永:
結構みんなそうっていうか、下手したら全員そうなのかな。ぼくは詳しくは知らないんだけれど。まぁね、ずらずらいることは、間違いないんで。普通に話聞けちゃうから、まぁ、それは当然有利だと思うんだけど

武田:
たしかに。でも。その分、こう一人ひとりにあった勉強法っていう意味では、結構自信をもって提供させていただきたいなっていうふうに

吉永:
あ、それはもう、もちろんすごい利点があると思いますよ。その自分でやって。ぼくもだから結局なんだこうだいって、いま直接大学受験業界ではやってないけど、勉強法の本出したりとか、そういう流れになったのは、地方で結局自分でやってた系からだと思うんですよ。

武田:
あ、なるほど

吉永:
だって、ぼくが鉄緑行って受かってたら、書けないじゃないですか、本ね。

武田:
そうですね。確かに

吉永:
「鉄緑に行ってました」で終わり。だから自分でいろいろやって、これはうまく行かなかったとか、ぼくもそうですよね。で、いろいろやった結果、こうやったら頭に入るなとか、試行錯誤があるから、こうするといいんだな。でも似ていると思います。ぼくの生徒さん見てても、やっぱ自分が試行錯誤してるから、パターンがね、その、自分が失敗してきた道のどれかに当てはまることが多いから、決めつけちゃいけないんんだけど、それをもとに見えるんで、それが大きいですね。

武田:
そうですね、いろいろ生徒さんの状況を伺って、もしちょっとやばい方向に行きそうだったら、ちょっと戻ってもらうとか。

吉永:
そうそう、やばい方向、自分がそこ通ったことがあるから。

武田:
そうですね、やっぱ自分が落ちたことがある。笑

吉永:
「そこは、こうなるな」みたいな先読みが出来るから、整えられた道だけ行ってる人は、そこができないんで、そういう意味で、臨床のお医者さんは色んな経験をしている方がいいよとかって言われたり、現場の話は。そういうのにちょっと似ているんじゃん、とは、思うんですけれど。

武田:
たしかに

吉永:
だから地方だからってバカにもしないですもんね。武田先生は。

武田:
むしろ、地方からどんどん行って、で、地方の風を吹かせて欲しいなっていうか

吉永:
日本のためにもぼくもいいと思いますよ。そのほうがもちろん。

武田:
なんか、多様性って意味でもやっぱりこう、ね。一つのところから来るっていうよりは、いろんな所から来たほうが、いいと思うんですけどね。そうですね、東大にとってもいいですし、あとはもうなんか、もちろん鉄緑から来てる方、首都圏の方で志高い方たくさんいらっしゃって、すごいんですけど、地方の方もそれに負けず劣らず、志は凄く高い方が多くいらっしゃって、そういう飲みていると、地方からもいっぱい、すごく優秀な人に来てほしいなっていうことがあったり。特に徳島だと、関西圏にとどまりたいなとか。っていう人も多いんですけど、人が集まったりするのは東京なんで。東大に来てほしいとか。あるいは、もともと明確な目標ないけど、有名だから京大だとか阪大だとか、あるねいは医学部だとか。有名大の有名な難関大学だとか、いうところに焦点を定めてても、そうじゃなくて、やっぱり自分で持ってる、東京で得られる情報を駆使して、目指してくれてる大学は、こんなにいいところなんだよとか、目指してる職業こんな良い職業なんだよっていいうことを、やっぱりこう、未来を見据えた長い視点でお伝えできたらな。ぼくももっとこう、そういった人たちとこれからももし、お仕事につながる機会とかあれば、それももう貴重な人脈になって、お互いに、なんていうか、助け合えるっていうか。

吉永:
インターネットとかが、そういうことが実際に可能になるものだと思う。昔だったらね、やり取り自体ができないけれど、今は簡単にできるわけだから、だから、うちのこの会もね、そういうこしとが出来る事自体が・・例えば都内の塾もね、すでにあるわけだから、それこそ鉄緑とかね。あることやっても、社会的意義もあんま無いんで。

武田:
そうですね、無いことを・・

吉永:
それこそ、地方の人とかが、中央の情報っていうか。受験でうまくいっている人とお話ができたりして、やる気がある人は上がっていけるというのは、活性化しますからね。

武田:
そうですね、はい

吉永:
地理的障壁が本来障壁にならない時代のはずなのに、受験界は結構そうなってないんで、そこのところをぼくもこれから貢献できればと思いますので、地方の人でね、武田先生に教わりたいって人は、ある意味遠慮なく、ま、礼儀さえ正していただければね、遠慮いらないっていうかね。遠慮なくっていっても、不躾なのは、ちょっと武田先生に迷惑だから・・

武田:
いやいやいや、もう

吉永:
ぜひね、武田先生に連絡していただければと思います。

武田:
はい!

吉永:
武田先生、重ねてどうも、ありがとうございました

武田:
こちらこそ、ありがとうございました。
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